西大門独立公園(西大門刑務所歴史館)+独立門

ソデムントンニッコンウォン(ソデムンヒョンムソヨクサグァン)トンニッムン 서대문독립공원(서대문형무소역사관)+독립문

韓国の受難の歴史に触れる、西大門刑務所跡と独立門

西大門独立公園(ソデムントンニッコンウォン)はソウルの西の郊外に位置する歴史公園です。以前ここには西大門刑務所がありましたが他の地区に移転し、1992年、刑務所の跡地が独立公園として造成されました。現在、ここには西大門刑務所の跡である西大門刑務所歴史館(ソデムンヒョンムソヨクサグァン)や史跡32号の独立門(トンニッムン)などがあります。
◆西大門刑務所歴史館(ソデムンヒョンムソヨクサグァン)
<西大門刑務所とは>
大韓帝国末期の1908年、日本政府により建設された「京城監獄」が最初。1912年、麻浦(マポ)にもう1つ刑務所ができたことで「西大門監獄」に改称。「西大門刑務所」という名称になったのは1923年。以来、この地は約80年に渡り、韓国の近代および現代の激動の歴史を象徴する、民族の受難の現場となりました。特に戦前、「西大門」といえば抗日独立運動に対する日本政府の弾圧を象徴する地名でもありました。戦後も刑務所として使用されていましたが、ソウル郊外に移転し、跡地が「西大門独立公園」として歴史的に保存されることになりました。
歴史館(旧保安課庁舎)
1階
日本の支配に抵抗した独立運動家(愛国烈士)たちを投獄した西大門刑務所を先端映像システムで紹介し、彼らの足跡をたどってその志を偲ぶために設けられました。

映像室:西大門刑務所の設立と背景とその歴史的な変遷の過程が大型スクリーンで上映されます。(ただし韓国語のみ)

案内室:西大門刑務所に対する情報を、観覧客が直接検索できるようにタッチスクリーンが設置されています。

企画展示室:祖国の独立(光復)のために日本の支配に抵抗して亡くなった独立運動家(烈士)たちの様々な企画展示や、西大門刑務所に関連した展示が行われています。

資料室:韓国の歴史に関する書物を収集、所蔵し、観覧者も閲覧できるようになっています。
2階
愛国心に燃える独立運動家(烈士)たちが、拷問と抑圧に耐えぬいた歴史の現場を振り返るために設けられました。

民族抵抗室:西大門刑務所が建設された歴史的な背景と、韓国の人々が日本の支配に抵抗した歴史が、時代、事件別に展示されています。
刑務所歴史室:西大門刑務所の歴史的な変遷と、全国の刑務所の現状が一目でわかるようになっています。
獄中生活室:日本の拷問と弾圧に関する獄中生活の実態が展示されています。
地下1階
臨時監禁室:独立運動家(愛国烈士)たちに対して日本が行った残虐な各種の拷問の様子が、文献と考証を通じて再現されています。
拷問室:日本の刑事が韓国の独立運動家(愛国烈士)たちに尋問の過程で行った残虐な拷問の様子が再現されています。
◆地下獄舎(チハオクサ)
地下の独房は特に影響力のある独立運動家(烈士)だけを収容し、過酷な拷問をするところとして利用されました。ここは特に、女性の独立運動家として有名な柳寛順(ユ・グァンスン)が日本の過酷な拷問を受けた末に亡くなった場所。別名「柳寛順窟(ユグァンスンクル)」とも言われています。
獄舎(オクサ)
現在保存されているのは、第9.10.11.12.13獄舎、中央舎、ハンセン病舎。建物の配置は中央から全体を見張れるように「T字型」になっています。ここは、昼間でも日が当たらず薄暗く、特に第13獄舎は強制労働の場所でした。
◆死刑場(サジョンジャン)
1923年に日本によって建設された木造の建物。西大門刑務所をはじめ、全国から死刑宣告を受けた人々の死刑が行われた場所です。
◆屍躯門(シグムン)
遺体を刑務所の外にある共同墓地に捨てるための秘密の通路がありました。解放後、日本政府による事実隠蔽のため一時封鎖されましたが、1992年、独立公園を造成する際に入口から40mが復元されました。
◆追悼碑(チュモビ)
祖国独立のために日本の侵略に立ち向かい、西大門刑務所に投獄され亡くなった人々の追悼碑。
◆塀、望楼(タンジャン、マンル)
投獄者の脱獄を防ぎ、監視するためにつくられた塀と望楼の一部が原型どおり保存されています。
旧刑務所施設の説明
保安課庁舎 拷問および取り調べ(地下1階、地上2階建)→保存、歴史館 に
第1獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第2獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第3獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第4獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第5獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第6獄舎 未決囚を収容(地上2階建) →撤去
第7獄舎 →撤去
第8獄舎 →撤去
第9獄舎 受刑者(男)を収容(地上2階建)→保存
第10獄舎 受刑者(男)を収容(地上2階建)→保存
第11獄舎 受刑者(男)を収容(地上2階建)→保存
第12獄舎 受刑者(男)を収容(地上2階建)→保存
第13獄舎 強制労働
女1獄舎 受刑者(女)収容(地上平屋建) →復元
女2獄舎 受刑者(女)収容(地上平屋建) →復元
女工場
死刑場 死刑の執行(地上平屋建) →保存
隔壁場 →撤去
中央舎 収監者の監視(地上2階建) →保存
炊事場 →撤去
工場 →撤去
病舎 →撤去
工作舎 地上2階建) →保存
ハンセン病舎 患者の隔離収容(地上平屋建) →保存
地下獄舎 取り調べ、拷問
塀、望楼 警戒施設(1階) →一部保存

◆殉国烈士追悼塔(スンクッソニョルチュニョムタッ)
祖国独立のために日本の侵略に立ち向かい、独立のために亡くなった独立運動家(愛国烈士)たちを追悼するために建てられました。
追悼塔には長さ40mに渡って独立闘争の歴史的な活動がレリーフになっていて、すぐ下に殉国烈士追悼塔記がかかれています。
◆3・1独立宣言記念塔
(3・1トンニプソノンキニョムタッ)
1963年8月15日、タプコル公園に建てられましたが、タプコル公園の整備事業のために1979年に撤去されました。しかし各界から復元を望む声が高まり、1992年、抗日(日本に抵抗する)独立運動の象徴である西大門独立公園に復元されました。
塔の裏には3・1独立宣言文が刻まれ、独立万歳運動を導いた民族の代表33人の名前が彫られています。
◆独立門(トンニッムン)(史跡32号)
1897年、韓国が中国や日本、ロシアとその他の西欧列強と同じ自主独立国家であることを国内外に宣布するために建てられました。韓国初の西洋式建物で、フランスの凱旋門をモデルにし、約1,850個の白い花崗岩でできています。
◆独立館(トンニックァン)
李氏朝鮮時代の中国の使者に対する歓送の儀式を行う場所として使われ、1898年末まで開化運動と愛国啓蒙運動の中心となったところです。自主、民権、自強の思想と民族意識を高揚する集会の場所でもありましたが、日本政府によって撤去されました。
独立館は、現在の場所に韓国式木造建物として復元され、独立のために亡くなった運動家(殉国烈士)の位牌を奉安、展示室として利用されています。

記事登録日:2000-05-14

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基本情報

住所 ソウル市 西大門区(ソデムング) 峴底洞(ヒョンジョドン) 101
住所(韓国語) 서울시 서대문구 현저동 101
電話番号 02-363-9750〜1
営業時間
9:30〜18:00(夏季・3−10月)
9:30〜17:00(冬季・11−2月)
休業日 毎週月曜日(公休日の場合はその翌日)、1/1、旧正月、秋夕(韓国の旧盆)
日本語 ※日本語ボランティアガイドを希望の方は事前に予約して下さい。
料金 19-64歳:1,500ウォン
13-18歳:1000ウォン
7-12歳:500ウォン
※6歳以下、65歳以上、障害者(手帳所持者)無料
ホームページ www.sscmc.or.kr (韓国語)
その他の情報 ※日本語ガイド:要事前予約(電話、FAX、HP)

*入場料を更新しました<2006.9.21>
行き方 地下鉄3号線トンニンムン(独立門・Dongnimmun・326)駅4番出口を出てすぐ。

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スポット登録日:2000-05-14

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