慶煕宮

キョンヒグン 경희궁

自然に囲まれたソウルの散歩道!

こんにちは!ソウルナビです。今日は西大門(ソデムン)と光化門(クァンファムン)の中間あたりにあるソウルの古宮、慶煕宮(キョンヒグン)が復元工事を終えたというウワサを聞いてやってきました。ここはすぐ横には出来たばかりのソウル歴史博物館があり、門をくぐるとすぐに広場もあり!自然に囲まれたソウルの人々が自由に出入りできる憩いの場にもなっているそうです。では、さっそく行って見ましょう!
慶煕宮とは
慶煕宮(キョンヒグン)の地には元々、李氏朝鮮の太祖・李成桂の家があったといわれるところで、塞門安大闕、あるいは塞闕と呼ばれていました。その後は王族の私邸として利用されてきましたが、光海君8年(1616)、ここに王気(王が生まれる兆し)があるということで、これをなくすために別宮を建て慶徳宮(キョンドックン)としたんだそう。その後光海君は追放され、英祖36年(1760)に宮の名前を慶煕宮と改称、 東闕である昌徳宮(チャンドングン)に対して西闕と呼ばれました。純祖29年(1829)に火事で大部分が焼失し、1831年に再建されましが、日本の植民地時代に王宮の建物はなくなり、その場所に1908年、京城中学校(今のソウル高等学校)ができました。正門、興化門は博文寺、のちに新羅ホテル正門に移設され、崇政殿は東国(トングッ)大の構内に、その他の建物もあちこちに移設され、現在の復元工事が始まる前には王宮の姿は完全にありませんでした。1987年に学校が移転した後、復元作業が始まり、現在に至っています。
それではそれぞれの建物を見ていきましょう。
*興化門(フンファムン・ソウル特別市有形文化財第19号)
慶煕宮の正門。1932年に現在の救世軍ビルのある位置から移築され、植民地時代には伊藤博文を奉った博文寺(現在のホテル新羅の位置)の正門として使われていました。1988年から始まった慶煕宮復元事業により現在の場所に移転。ということはここに移動してまだ15年しか経ってないんですよね。
興化門をくぐると、右側にはソウル市民の憩いのスペースあり!木陰のベンチでのんびりと涼んでいる人々を見ながらさらに進むともう岩山を背にして横に長い門がまたまた登場!その門の後ろには慶煕宮の正殿である崇政殿があります。
*崇政殿(スンジョンジョン)
慶煕宮の正殿。李氏朝鮮第15代、光海君(クァンヘグン)10年(1618年)頃に建てられ、国王と臣下の朝会、宮中での宴会、使臣の接待など国家的な公式行事が行われたところ。歴代王の中3人の王の即位式もここで行われたんだそう。1926年には日本の宗派である曹渓寺が買取り法堂に改造したりしましたが、1985年から行われた発掘調査をもとに、約6年の月日をかけて現在の姿に復元されました。
*資政殿(チャジョンジョン)
慶煕宮の便殿で、李氏朝鮮第15代王、光海君(クァンヘグン)9~12年(1617~1620年)の間に建てられ、国王が臣下と会議をしたり、講義を聞くなど日常的な業務が行われた殿。1908年取り壊されましたが、その後ソウル市の慶煕宮復元事業によって現在の姿になりました。
*泰寧殿(テニョンジョン)
李氏朝鮮第21代王、英祖(ヨンジョ)の肖像画を安置した場所。もともと特別に用途が決まっていない建物でしたが英祖20年(1744年)、英祖の肖像画を安置したということです。ここも取り壊されていましたが、正面5間、側面2間という現在の姿に復元されました。
*瑞巌(ソオン)
泰寧殿の後ろに回って見ると、全体岩がむき出しになっていてそのてっぺん辺りにぽかりと穴の開いた部分があります。今はちょっと雨水が少しだけ溜まっていましたが、その昔は巌泉という泉があったことで有名な場所。光海君がここに慶煕宮を建てたのもこの泉のためだと言われてもいるそうです。もともとは王巌(ワンオン)といわれていましたが、李氏朝鮮代19代王、粛宗34年(1708年)に名称を瑞巌に変更したそうです。
皆さん、いかがでしたか?他の古宮と比べるとかなりこじんまりした古宮ですが、復元工事をして間もないため、古宮とはちょっと言いがたい?とっても新しいお宮のある公園という感じでした。振り返ると古宮の伝統建築の門の後ろにはガラス張りの建物や工事中のビルなんかも見えて、改めて現代建築と古宮のコントラストに驚かされます。青空と岩山を背景にそびえ立つ古宮、慶煕宮、NANTA劇場にも近いし、歴史博物館と合わせて一度遊びに行って見てくださいね!以上、ソウルナビでした。

記事登録日:2002-10-08

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基本情報

住所 ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 新門路(シンムンロ)1-126
住所(韓国語) 서울시 종로구 신문로 1-126
電話番号 02-731-0808(管理事務所)
営業時間 (平日)9:00~18:00、(公休日)10:00~18:00
休業日 1月1日、毎週月曜日
料金 観覧料:無料
その他の情報 <テコンドー公演&体験イベント>
期間:2010年4月3日~12月4日
毎週水土14:00~15:00師範+文化公演。
また外国人向けに体験イベントも開催予定(泰寧殿前にて毎日3回)。
※国技院、旅行社などにて要予約。
<2010.6.22>
※基本情報を一部更新しました。<2010.11.10>
行き方 1)地下鉄5号線ソデムン(西大門・Seodaemun・532)駅4番出口を出てまっすぐ、登り道を上がり病院を過ぎ再び下り坂をしばらくいくと左手にある。徒歩約10分。 2)地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Gwanghwamun・533)駅7番出口を出て大きな交差点を右へ、ゆるやかな坂を上ると右手に見える。徒歩約10分。

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2000-05-14

スポット更新日:2002-10-08

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