大相撲韓国公演

2004年2月、韓国に初めて相撲がやってくる!

。。。どどん、どどどん、ソウルの空にどこからとなくふれ太鼓の音が聞こえてきませんか?そ、そうなんです!あの日本の大相撲が、ついに韓国でおこなわれることになりました!冒頭からさっそく大変取り乱しておりますが、こんにちは、ソウルナビです。実は大相撲ソウル場所、ナビの長年?の夢でした。それがこんなにあっさりナビの夢がかなっちゃって、いいものなんでしょうか?ではさっそく今回の公演についてお伝えしましょう。
今回の公演は?
今回の公演は日韓共催で行われた2002年ワールドカップの成功を祝って行われるもの。タイトルも「日韓共同未来プロジェクト」。実は当初、昨年(2003年)の6月に開催される予定でしたが、SARSなどの事情により延期、、、ナビはどれだけがっかりしたことでしょうか。そして年も改まった今回、あらためて開催されることになったというわけです。なお昨年の段階では公演はソウルだけの予定でしたが、新たにプサンでも公演が行われることになりました。ソウルでは2/14と15の2回、プサンでは2/18の1回、合計3回の公演が行われます。ちなみに韓国で公演が行われるのは初めて(日本統治時代には巡業があったようですが)、アジアでの公演も30年ぶりだそうです!また幕内以上ほぼ全員の関取が今回の公演に参加する予定です。
展示会も開催
今回の公演にあたり、日本広報文化院では2/4と5の両日、大相撲についての展示会「大相撲展」が行われました。その模様をお伝えしましょう。
文化院の入口には相撲文字ののぼりが!すでに雰囲気満点です。
まずは3人ののぼりがお出迎え~
でました!先場所15戦全勝の横綱、朝青龍のお出迎え。 両脇に貴ノ浪、魁皇ののぼりというぜいたくさ!モンゴル出身の朝青龍にとってもソウルは今までで一番故郷に近い場所。燃えてくれることでしょう。
このハングル、なんか不思議な気がしませんか?そうです。あの相撲文字でかかれたハングルなんです。なかなかおつな字体ですよね。
関取・春日王コーナー。彼は韓国のシルム(韓国相撲)出身の相撲力士。まさに今回の主役の一人といっても過言ではありません。おそらく会場では彼が相撲について韓国語でくわしく説明をしてくれるでしょう。実は今回、彼は十両で本来参加する資格はないのですが、特別に参加認められました。これを機に本場所でも奮起して欲しいです。
大相撲韓国公演 大相撲韓国公演
<日韓の旗と漢字、ハングルで名前のある春日王の化粧回し>

<日韓の旗と漢字、ハングルで名前のある春日王の化粧回し>

<春日王の開荷(あけに)>

<春日王の開荷(あけに)>

各大関の写真パネル。
会場にも各幕内力士ののぼりが。
壁にはこれまでの数々の取り組みが写真パネルで。
TVでも説明が。
各力士の説明があります
相撲の文化を紹介するコーナー
<行司>

<行司>

<呼び出し>

<呼び出し>

<古墳時代の相撲>

<古墳時代の相撲>

<優勝パレード>

<優勝パレード>

<髪結い>

<髪結い>

<番付を書く>

<番付を書く>

<番付>

<番付>

<美しい化粧回し>

<美しい化粧回し>

<伝達式>

<伝達式>

<土俵入り>

<土俵入り>

<相撲絵>

<相撲絵>

<軍配>

<軍配>

<ポスター>

<ポスター>

<行司の着物>

<行司の着物>

<横綱>

<横綱>

相撲カレンダー。ほしい、、、、
ちなみにこの日は近くの老人会の皆さんがやってきて、熱心にみていったそうです。みんなNHKの衛星放送で大相撲を観戦しているそう。
今回の公演で韓国の人が大相撲を直に見ることで大相撲の魅力が少しでも伝わったら、また日本文化の魅力が一部でも伝わったら、とってもうれしいことですよね。実は相撲もシルム(韓国の相撲)も同じユーラシア大陸にあるモンゴルの方から伝わったものと言われています。シルムは日本の相撲とも似ているところもありますし、相撲は韓国の人にもなじみやすいと思います。これを機に将来、韓国から朝青龍レベルの力士が大相撲にやってくるかもしれませんね。
今回の公演、韓国に在住する日本人の皆さんだけでなく、旅行者の皆さんも旅の合間に見にいらっしゃいませんか?この「歴史的」イベント、見ておいてソンはないと思います。大きな体の力士が鬢付けの香りをただよわせながら明洞(ミョンドン)や東大門(トンデムン)を闊歩する、、、、(実現するかわかりませんが)想像しただけでも楽しい光景です。それでは今回の公演をこころまちにしているソウルナビがお伝えしました。 <公演>

日韓共同未来プロジェクト・大相撲韓国公演

主催:財団法人日本相撲協会
実行機関:JTB、アジア太平洋オセアニアスポーツ競技会、NHK、JAL
後援:韓日議員連盟、日韓議員連盟、韓国観光公社
日韓共同未来プロジェクト日本側 外務省、文部科学省他

<日程>
−ソウル場所
日時 : 2004年2月14日(土) 15:00~
2004年2月15日(日) 13:00~
場所 : 奨忠(チャンチュン)体育館
行き方 : 地下鉄3号線トンデイック(東大入口・Dongguk. Univ.332)駅5番出口をでてすぐ。
入場料金
(ウォン) : タマリ150,000(1名)/マス520000(4名)/2F自由30000/3F自由15000

−プサン場所
日時 : 2004年2月18日(水) 18:30~
場所 : 社稷(サジク)体育館
行き方 : 地下鉄1号線キョデアッ(教育大学・PusanN.Univ.Edu)駅からタクシーで約8分。
入場料金
(ウォン) : タマリ143,000(1名)/マス440000(4名)/2F自由7000

<お問い合わせ>
大相撲韓国公演実行委員会事務局
日本:03-3257-8741
韓国:02-545-1606
www.sumo.or.kr
韓国国内チケット購入先−TicketLink
電話:02-1588-7890(日本語は1番を押してください)
www.ticketlink.co.kr
韓国国内チケット購入に関するお問い合わせ
02-797-9322(日本語可)
<参加力士>
横綱 − 朝青龍
大関 − 栃東、魁皇
関脇 − 土佐ノ海、玉之島、小結−栃之洋、若の里
前頭 − 闘牙、北勝力、岩木山、旭鷲山、高見盛、旭天鵬、時津海、琴光喜、垣添、春日錦、出島、豪風、霜鳥、雅山、安美錦、十文字、琴龍、金開山、貴ノ浪、黒海、よう(火華)司、栃栄、朝赤龍、若兎馬、琴ノ若、隆乃若、潮丸、武雄山、北桜、海鵬、朝乃若、玉春日、追風海
十両 − 春日王※韓国出身につき特別参加

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-02-10

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