映画の舞台挨拶を見に行こう!

~ビョン様主演の『甘い人生』&チェ・ミンシク主演の『こぶしが泣く』!~

こんにちは!ソウルナビです。最近韓国に旅行に来て、韓国映画を日本公開より一足お先に観る!という人も増えているそうですが、日本と同じく韓国でも映画の公開に合わせてよく"舞台挨拶"が行われるんです。"舞台挨拶"とは監督と出演俳優がソウルや釜山などのメインシアターに足を運び、映画の上映前後に簡単な挨拶をすること。全ての映画で行われる訳ではないのですが、やはり有名な俳優が出る期待作の場合ほど舞台挨拶がつきもの。その映画のチケットさえゲットすれば映画も観れて&人気俳優も会えちゃう!というファンにはとってもうれしいイベント!そこで今日は今月(2005年4月)の初めに公開された2作品、日本でもすぐ公開が予定されているビョン様ことイ・ビョンホン主演の「タルコマンインセン(甘い人生)」と、兄のリュ・スンワンが監督、弟のリュ・スンボムと「オールドボーイ」のチェ・ミンシクが主演の「チュモギ ウンダ(こぶしが泣く)」の舞台挨拶に行ってきましたぁ。さっそくご案内ぃ~!
「タルコマンインセン(甘い人生)」の舞台挨拶 in CGV空港
この映画の主役がイ・ビョンホンということで、今回は海外からもたくさんの人が来ていたよう。何やら舞台挨拶のあるこの映画のチケットが日本では数十万円まで上がったとかいう噂もありましたが、公開前から日本のツアーが組まれていて700人もの日本のファンがやってくる!と話題に。映画のホームページには映画公開日の4月1日からソウルにあるメガバックスやソウル劇場などの主要シアターや釜山の映画館をまわり、最後の4月5日は仁川、富川、金浦などのシアターを回るというお知らせが。さらにもう一度チェックしてみると公開日の前日の3月31日の夜、"アポ無しイベント"という形で舞台挨拶が行われたとも。ソウルはすごい混雑が予想されたので、ナビは5日のCGV空港の舞台挨拶へ。
もしや当日のチケットが劇場に行ってからでは取れないやも?!と思い、4時間前にインターネットでチケット予約。地下鉄5号線に乗ってソウル市内から約1時間、金浦空港にあるCGV空港へ。こちらはソウルの劇場とは違ってとっても静か。ほんとに今日ビョン様は挨拶に来るのか?!という不安を振り切り、入場開始時間である上映開始20分前に入場。映画館の中はほとんどが地元の人、でしたがやっぱり後から日本のファンが花束を持って入ってきてました。
さっそく舞台挨拶。監督、俳優の2人が後ろのドアから登場!ナビの目の前をビョン様が~!舞台挨拶スタートと共に舞台の方に下りていき、写真をパチリッ。監督が簡単に挨拶をした後、ヒロイン役のシン・ミナが挨拶、そして最後にイ・ビョンホンが「この映画はすごく感動して涙を流す映画ではないですが、自分なりに一所懸命撮った映画なので、楽しんで見て下さい」と低~い渋~い声で挨拶。舞台では日本からやってきたおばさまファンが持ってきた花束を渡してました。皆さん飛行機に乗って来たようで、すごい熱心ぶり!映画の方は、ナビも舞台挨拶のあとに見たのですが、イ・ビョンホンのアクションシーンと、刺されても撃たれてもなかなか死なない不死身な男ぶり、それから悲しい瞳、+最後の結末?がポイント。ネタバレになるのでこの辺にしておきましょう。関心のある方は日本で是非ご覧ください。
「チュモギ ウンダ(こぶしが泣く)」の舞台挨拶 in ノクセク劇場
新村の老舗映画館『ノクセククッチャン(緑色劇場)』での舞台挨拶。1週間ほど前から劇場の前に"4月3日は舞台挨拶"という紙が貼ってあったのでチェックしていたんですよね~。こちらは前日の土曜日に劇場で直接チケットを予約。早めの窓口予約だったからか、座席も前の方(ラッキー)。さっそく当日劇場に行ってみると、さすが学生街の新村、若い人がた~くさん。ミーハー的なノリではないですが、かなり盛り上がってました。監督と主演の2俳優が舞台横の入口から登場し、予定通り舞台挨拶がスタート!
ナビは目の前にいる優しそうなおじさん?!チェ・ミンシクの写真を撮ろうと挨拶もそっちのけでよく聞いてなかったのですが、リュ・スンボムは"ソウルの中でも新村周辺が一番好きな街で、今回もこの劇場に集まった観客の盛り上がり、ノリがとってもうれしい。一所懸命撮ったので映画を楽しんで下さい"というコメントだったかな。ちなみにその後映画を見たナビの感想は、ストーリー的にはありふれたというか、終わりが予想のつく内容でしたが、ナビは一人で感動してましたぁ(最近涙腺が弱くて・・・)。でもリュ・スンボムがなかなかよかったかも。この映画は5月11日から開かれる第58回カンヌ国際映画祭の監督週間『The Directors Fortnight』にも招待されているとか。日本での上映は未確認ですが、皆さんも良かったら是非ご覧ください。
皆さんもソウルに来た際には、ちょっと劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?チケット購入も難しそうだし、映画も韓国語オンリーだし・・・と思われる方もいると思いますが、ちょっとでも韓国語を勉強している方なら大丈夫!特に舞台挨拶のある日に行けば映画&俳優や監督にも直接会えるビックチャンス!皆さんの旅をよりスペシャルな旅にしてくださいね。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-04-14

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