ソウルのキャラ看板研究!-豚編ー【2003年】

豚肉が好き!茶目っ気たっぷりな?豚の看板を集めちゃいました!

こんにちは、ソウルナビです。韓国に行ったら必ず食べたいもの、それは網の上に置かれた骨付きカルビ!豪快にはさみで切り分けて・・・そんな焼肉のイメージでたぶんいっぱいですよね?韓国では毎日あんな焼肉を焼酎を飲みながら食べてるんだろうなあ、いいなあって思われるかもしれませんが、牛肉は韓国人にとってもなかなか高嶺の花。いつもってわけにはいきません。韓国に来られて気がつかれた方も多いと思うのですが、実は豚肉の焼肉屋さんがとっても多いんです。日本でも知られつつあるサムギョッサル、つまり豚の三枚肉は、韓国人のあいだでもいつも人気のあるメニュー。またテジカルビ(豚のカルビ)、豚の味付け焼肉(ヤンニョムカルビ)も人気です。
ナビも初めて韓国に来たとき、牛より豚の焼肉のほうが人気があってよく食べると知ってかなりびっくりしました。そしてサムギョッサルを初めて食べたときはカルチャーショックでした。だって日本で豚の焼肉なんてしたことがなかったから、、、と前置きが長くなりましたが、これだけ豚肉の焼肉屋さんがいっぱいあれば、その看板もバラエティ豊かなんじゃ?と思い、町に出て集めてみました。やっぱり看板には個性が出ていて面白い!それでは一緒に見てみましょう。

コック姿の豚
よくお肉屋さんで見かける、ご存知の方はご存知の、豚といったらやっぱりコックさんの姿!これ、韓国でもそういうイメージあるんですね。世界共通なのかしら?
これは欲ばりなイラストですね!ワインに肉を漬け込んだワインサムギョッサル屋です。肉はよく竹筒に入って出てきます。そのイメージをこのイラスト一つで。ちなみにワインサムギョッサルは臭みがなく、まろやかな味になので、豚の匂いが・・という方にもオススメです。
イノシシと豚の違いは・・??
韓国では十二支(えと)の一番最後、「亥年」をなんというか、ご存じですか?そう、「テジ(豚)」なんです。韓国人に干支をきいたとき、「テジ」というからあれ?テジってたしか豚のことでは・・??と不思議に思ったナビ。あれ、イノシシじゃないの??ちなみにイノシシは韓国語で「メッテジ」といいます。どうも彼らの中ではイノシシと豚の境界線はあまり明確に引かれていないようです。たとえば日本人は「タコの足は8本、イカは10本」とすぐ思い浮かびますが、韓国人に聞いても正確な答えは返ってきません(笑)。そんなところに文化の違いがあらわれるのですね。なので、豚の焼肉屋でもこんな絵が。これは豚?どうみてもイノシシなのですが・・イノシシと豚って肉の味、違いますよね?

博士豚
豚が博士のかぶる帽子を。この博士帽は豚以外にもいろいろな店で使われています。店の名前にもよく使われています(例:キンパブ(のりまき)博士、アンギョン(眼鏡)博士)。「博士」という単語はその道にくわしい、いろいろ知っている、そんなイメージを呼び起こすのでしょう、このへんも日本と似ていますよね。

ぺこちゃん系
やっぱりペロリとした顔はいいですよね。ちなみに右の看板のお店「9292」は韓国語でクイクイと読み、焼き(クイ)とかけています。ひっくり返せば、日本語でもニクニクと読めて、どっちにしろ焼肉のイメージが伝わりますね!

かわいくない系
このフォークは小さな悪魔がもっていそうですよねえ・・ 

ほのぼの系
なごみますね、みていると。一番右の豚はダイエットが必要ですね。ちょっと太りすぎ。

仕事してます??
サービング、案内嬢、幸せを分ける豚。

神様系
済州島の守り神ハラボンと一緒。

いかがでしたか?豚肉のお店って本当にいっぱいあって、看板もそれぞれ趣向があって面白いでしょう?ここでナビが一番気に入った看板豚を最後にお見せして、結びとしましょう!みなさん、韓国にいらしたらぜひぜひ豚の焼肉を食べてみてくださいね!ソウルナビでした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-09-04

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