みっこのソウル旅行3泊4日の旅(2007年8月)+全州旅行5月日帰り+7月1泊の旅

入隊後100日目の休暇でソウルに出てくる彼に会いに行って来ました!

-名前 : みっこ -年齢 : 28歳 -在韓歴 : 韓国訪問22回目 -趣味 : 韓国語の勉強(簡単な基本的、初歩的な韓国語で意思疎通が出来るので、もっと高度な韓国語を使いたいと、日々勉強中) -コメント : 7年前から韓国に興味を持ちました。韓国の方とお付き合いをしたい!!っと願っていたところ、2002年の日韓ワールドカップの頃、日本に留学へ来た男性と付き合うことに。彼は今年大学を卒業。5月に全州の部隊へ入隊。除隊の日を心待ちにしている今日この頃です。 (現在、会社員) -

ソウルナビを見ている日本在住の日本人の中で、付き合っている彼が軍隊へ行き、除隊を心待ちにしている方はどの位いらっしゃるでしょうか?
韓国旅行は22回目。何度も旅行をしているけれど、今回は特別な旅行です。
彼が軍隊へ入ってから100日目の特別休暇でソウルへ帰ってくるので会いに行って来ました!

~1日目~
早く会いたくて朝一番のフライトで韓国へ行きましたが、彼がいる部隊は全州のため、ソウルまでかなりの時間がかかり、待つこと2時間…。
ようやく会え、そのまま彼の家へと向かいました。
その途中、家の近くにある有名なドーナツ(日本で言えば揚げパン)屋さんに寄りました。
その場で作っていて、販売もしているので出来立てが食べられます。
マスコミの取材も受けた事があり、中国・カナダへも輸出をしているんだそうです。
また、観光客が空港へ買える途中にこのお店に寄り買って帰る方も多いんだそうですよ。
(パンは少し時間が経ってしまったので、少し縮んでしまっていますが・・・)
●場所;元西大門刑務所近くにある独立門を正面にして左に少し歩くとバス停があり、そのすぐ近くにあります。
家で、食事をした後、南大門へ行きちょっとショッピング。
軍服で町を歩くことが憧れだったので、そのまま軍服で出かけてもらいました。

びっくりすることに、彼が軍服を着て歩いていると、私まで韓国人だと思うみたいで、日本語で話しかけてくるお店の人は誰もいませんでした。
お盆?なのか、8月10日は市場でも休業しているお店が多く、いつもよりちょっぴり淋しい感じがしました。
そして、家に帰り2人共バタンキューでそのまま朝まで寝てしまいました・・・。




~2日目~
この日のお昼は、ソウルナビにも載っている江南の「キョボトンカルビ」へ行きました。
軍手の上に、さらにビニールの手袋をはめて・・・、なんて面白い発想ですよね。
お肉もおいしく、テンジャンチゲが最高に美味しかったです☆
その後、暑いのにもかかわらずブラブラ歩いていたら・・・「ice berry」だ!
ビルの2Fにあるので、さほど混んでいないだろう。と思ったけれど、ものすごい人人人!
広いので、座れないことは無いと思いますが、なにしろ人の多さにびっくりしてしまいました。
頼んだものは、夏に欠かせないパッピンス☆ タルギ ピンス(いちごカキ氷)を頼みました。
サイズは1サイズで、2人でも十分な大きさですが、韓国の人って、もっと大きいサイズをペロリと食べてしまうんですよね。
缶詰のイチゴ?らしきものがまわりに沢山敷き詰められていて、果肉が多く、ソフトクリームも大きいし、混ぜるとイチゴミルクになって美味しかったです。

その後、江南駅地下街をブラブラ歩き、アクセサリー店やコスメショップ、洋服屋さんが沢山ありましたが、何しろ円安のなので日本円に換算すると激安・・・とまではいかないんですよね。
昔はよく衝動買いをしていましたが、今ではほとんど買わなくなってしまいました・・・(涙)。

一旦家に戻り、少し休憩。
夜に韓国の友達夫婦とご飯を食べにイルサンへ行きました。
友達夫婦は、今年まで3年間日本で留学をしていましたので、日本語はバッチリです。
日本に来た当初は、スタイルが韓国人そのものでしたが、帰国する頃にはすっかり日本人風に変化してしまいました。
奥さんは整形をしていないのに、とっても美人(写真写りは良くないけど・・・)。実家(浦項)のミス桃(ポクスンア)に選ばれたお金持ちのお嬢さんで、私の自慢のオンニです。 イルサンは初めて行くので、どんな所だろう?とワクワク!!
ソウルから車で30分位?
美味しいお店やカフェが多く並ぶ場所がありました!ちょっと高そうなフランス料理屋さん、イタリアン、韓定食屋さんなどなど・・・。このあたりでは、麦のご飯かな?が有名で、麦ご飯のお料理を提供するお店が多いんだそうです。
週末と言う事もあり車の渋滞がひどく、お店へ入るのに結構時間がかかってしまいましたが、やっとお目当てのお店に到着~。
コンセプトは韓国の田舎の家だそうです。
高級感があり、ちょっと高いんじゃ・・・。と思わせる雰囲気が漂ってました。
部屋がいくつかあり、いきなり「空いている場所に座ってください。」とのこと。
“テーブルがないんだけど・・・?”
「まあ、いいから座ってて。」と友達に言われ、しばし待つこと10分ほど。
なんと机ごと料理を運んできたー!
そうだ!ドラマによく、こんなシーンが出てくるもの。
机上いっぱいに並べられたおかずの数々(4人分)。ほんとうに驚きました。
お会計の計算書は、この棒で精算します。
ちなみに料金は一人9000ウォンでした。
食後、お部屋の縁側?で記念撮影。(ちょっと暗いですね)
食後はイルサンのショッピングセンターへ行き、観光。
ショッピングセンター以外でも、通りには飲食店がぎっしりとひしめきあってます。
わざわざソウルへ行かなくても、すべてここで用を済ませることができるので、住み始める人が最近多いんだそうです。
イルサンの街並は、ちょっとお台場のような雰囲気が漂ってました。
~3日目~
お昼は、彼のお母さんと3人でメミルスジェビ(そば粉で作ったすいとん)を食べに、三清洞ある有名なお店「ソンブッドン メミルスジェビ」へ行きました。
お昼時間を過ぎているのに、結構人が多かったです。
待つ場合には、白いボードに名前・人数・メニューを書きます。日本ではメニューまでは書き込まないですよね。
このお店で一番人気は、「メミルスジェビ」と、名前はわからないですが鶏を1羽蒸したものだそうです。
3人とも、それほどお腹が空いていなかったので、鶏は次回・・・。ということに。
私たちが注文をしたのは、これ。
麦ご飯のビビンパ。身体にとっても良さそう。

麦ご飯のビビンパ。身体にとっても良さそう。

メミルで作ったチヂミ。味は、フランスのお菓子として有名な、ガレットのような
味がほのかにしました。注文した料理の中で一番美味しかったかも。 

メミルで作ったチヂミ。味は、フランスのお菓子として有名な、ガレットのような 味がほのかにしました。注文した料理の中で一番美味しかったかも。 

なんとも言えない味。スープが少しドロドロ・ザラザラしていて、ゴマの葉の風味がしました。すごく美味しい!とは言えないけれど、これもウェルビーンです。

なんとも言えない味。スープが少しドロドロ・ザラザラしていて、ゴマの葉の風味がしました。すごく美味しい!とは言えないけれど、これもウェルビーンです。

スジェビスープ?さっぱりとした味で、しょうゆベースのような感じ。次回は頼まないと思います・・・。メミルスジェビは、見た目牛肉のような色をしています。沢山食べても太らないので安心ですね。 

スジェビスープ?さっぱりとした味で、しょうゆベースのような感じ。次回は頼まないと思います・・・。メミルスジェビは、見た目牛肉のような色をしています。沢山食べても太らないので安心ですね。 

食後は、レジ前にあるコーヒーの自販機で一服(無料)。
韓国の飲食店には、こういった無料のコーヒー自販機があるからいいですよね。
そんなサービスの良さが好きです。
食後、お母さんはロッテデパートへ。私たちはコリアナホテルへ。
コリアナホテル前に、ソウルシティバスツアー(夜景コース)のチケットを販売していて、2階席を取るためにわざわざ買いに行きました。
19:30と20:30のコースがあり、私たちは19:30コースを選びました。
座席番号は9・10。やっぱりこんな時間じゃ、一番前の席なんて取れないよね。とガッカリ。
その後三清洞へ戻り、行ってみたかった三清閣へ。
市内からは、無料シャトルバスが出ていました。(ロッテホテル明洞、教保ビル、仁寺洞、永豊文庫など)
大きな坂を上り、一気に別世界へ来たような感じです。緑が多くて、すごく静か。
三清閣にある素敵なカフェ「タソニ」に行く事が目的でした。
一和堂の2階にあるラウンジで、韓国の伝統茶を味わえるお店で、伝統と現代が調和した空間です。
日曜日だったため、テラス席は満席。室内側のラウンジに座って(注文をして)、テラス席が空けば、移動させてくれるというシステムです。
30分位待ちました。
タソニの値段は結構高い・・・。お茶も7000~8000ウォンで、サービス税も10%別途徴収。
お茶のメニューはいくつかありましたが、身体にはいいけど味はちょっと・・・。という種類が多く、「タソニ」というカクテルを頼む事にしました。
「タソニ」は、“愛する人”という意味らしく、これを頼むと2人分が出てくるので、なんだかお得な気がします。
やっと、テラス席が空きました!テラスからの眺めです。
高台にあるので風通しがとてもよく、夏なのにちょっと寒く感じたほどです。
緑と市内が眺望でき、夜に来たら夜景がきれいなんだろうなぁ。と思いました。
今度は平日の夜に行きたいですね。

カフェをあとに、市内行きバスの発車まで少し時間があったので辺りを散策。
とてもソウルにいるとは思えません!緑の多さと、川の流れ。
市内へ戻り、鍾路(チョンノ)をブラブラしていたら、「COLD STONE」を発見。
日本では、並ばなければ食べられないので機会を失っていましたが、ここでは空いていました!
お店の人の話だと、このチョンノ店では、他のお店よりトッピングが多いんだとか。(普通は3種類だけれど、5種類)
ちょっとお得な気がしました。
ようやく19:30近くになり、コリアナホテル前へ。
2階建てバスをパチリ。
一番前の席ではないので、全く期待をしていませんでしたが、実はこの席は階段を挟んだ一番前となるため、前に座席が無いので開放感があるので気に入りました!
もうすぐ出発という時に雨が降ってきて、バスが走行していてもフロントガラスのワイパーはほとんど動いてくれません。
そのため、一番前の席は景色が良く見えず、特権は意味なし。 この席で良かった~!
この夜景コースでは、日本人は誰もいませんでした。
ソウル初旅行者向けではないと思います。本当に夜景のみですから。
夜景のみ鑑賞のため、韓国人カップルが多いような気がしました。
その後、彼の友達と待ち合わせをして、焼肉屋さんへ。
今更かもしれませんが、このお店で提供している豚肉が“ハンジョンサル”といったお肉でした。(どこの部位が不明)
少しコリコリした感じで、脂も乗っていて本当においしい!!!
今までなんで知らなかったんだろう?と後悔するほど。
このお店は、行き当たりばったりで入ったのですが、とても親切でおいしかったです。
あまりお客さんが入っていなかったのですが、お客さんがいない間には、懸命に掃除をしていて、好感が持てました。
~4日目~
今日はとうとう帰国の日。夕方のフライトなので、出発までゆっくりです。
お母さんが作ってくださった朝ごはんをいただき、家でくつろいでお昼に家を出ました。
お母さんは調理師の免許を持っているので、料理は最高です!
化学調味料などは一切入れず、田舎から塩やしょうゆ、ゴマ油などを取り寄せるので、体にやさしく、しかもおいしく出来上がります。
KCATで先にチェックインを済ませ、その後は市内でブラブラするのが私流です。
KCATまでちょっと遠いけれど、好きな席を事前に確保できるし、搭乗の1時間前を切って空港へ到着してもOK。手続きは全て終えているので、混雑していてもスイスイ。楽チンです。
チェックイン後、ソウルナビに載っていた「ナムクヌル」へ。
ヒールを常に履くため、足の角質が気になっていました。
ドクターフィッシュは日本にもあるけれども、ここのカフェと比べるとやっぱり高いですよね。
格安でドクターフィッシュを体験出来るなんて嬉しくて、とっても期待していました☆
カフェはかわいい雰囲気で、高校生・大学生向きな感じです。
食べ放題のパンはおいしいとは言えないけれど、安い金額で食べられるのなら良しだと思います。
やっと順番が来て、いざ!
本当にくすぐったい!! お魚がいるので、足を動かすことが出来ずがまんがまん・・・。
あまりにくすぐったくて、顔がひきつっちゃう程でした。
結果は・・・ちょっとつるん。となったかな?
厚い角質までは食べてもらえませんでした(^・^)
時間が刻々と迫り、空港へ。
別れを惜しみながら日本へ帰国しました。
今度会えるのは、10月の連休かな?当分彼は休暇がもらえないそうなので、私が面会に行くしかないようです。彼の部隊がある全州へは、入隊するまで一度も旅行をしたことがありませんでしたが、何かの縁でしょうか、これから全州へ行く機会が多くなりそうです。
そこで!今回の旅行ではないけれど、5月と7月に行った全州での旅と、軍隊制度について少し紹介したいと思います。
全州は、ビビンパがもちろん有名ですが、多くのおかずを提供してくれることでも有名です。全州で、おいしいビビンパのお店はどこですか?と質問すると、必ず返ってくる名前は、「家族会館」。
ビビンパを頼むとこのように、こんなに沢山のおかずが付いてきます。

ビビンパを頼むとこのように、こんなに沢山のおかずが付いてきます。

盛り付けからして食欲をそそるビビンパは、味も最高でした。

盛り付けからして食欲をそそるビビンパは、味も最高でした。

みっこのソウル旅行3泊4日の旅(2007年8月)+全州旅行5月日帰り+7月1泊の旅
全州を観光し、少しお腹が空いてきたので、ソウルにいる知人に全州でおいしい焼肉屋を教えてもらい、車で40分ほど走り郊外へ行きました。
緑に囲まれた大きい焼肉屋さんで、ここでも沢山のおかずを提供していただきました。
注文したのは、中央のお肉のみ。その他は無料です。
ちなみに全州のホテルは、モーテルがほとんどです。
きちんとしたホテルはあまりなく、あるとしてもクラスは星3つ程のレベルです。
(ネットでは、星4つと書いてある場合がありますが、とてもそうだとは思えません)
「全州コアホテル」と「全州リベラホテル」があり、ソウル発全州行きの高速バスは「コアホテル」停まるので大変便利ですが、女性ならリベラホテルをオススメします。
全州はソウル高速ターミナル、仁川空港からバスが出ています。
優等バスは、飛行機のビジネスクラスのようなシートでゆったり。運が良ければ、フットレスも完備されているバスに乗れるかもしれません。
全州には、見所が多いわけでは無いけれど、ソウル観光に飽きて、おいしい食事が食べたければ全州に行かれるといいと思います。

【韓国の軍隊事情】
彼が日本留学時代には、毎日のように会っていたのに、今年5月から軍隊へ入る事になり、週1回の電話と手紙だけになってしまって、なんだか寂しい気がしますが、軍隊へ入って男らしく帰ってくるのが楽しみです。
軍隊へ入隊すると、5週間の訓練期間があり、その間は、電話が出来ません。手紙は書けても1通ほど。時間が無いんだそうです。5月の暑い時期、飲めるのはお水ではなく、お湯。食中毒を起こさないように。との考えらしいです。信じられないですよね。

入隊10日程過ぎると、手紙が送られてきます。ただし、国際郵便は出来ないため、彼のお母さん経由で届きました。部隊の住所がそれでわかるので、私もやっと手紙を書くことができます。軍隊で生活をしている姿を見たい!という家族や恋人の希望に応えてか分かりませんが、軍隊生活を追ったビデオを部隊のHPで見ることができます。

韓国のドラマ「雪だるま」のバックミュージックが流れ、みんな一生懸命、軍隊でのつらい生活を過ごしている姿を見ると本当に涙が出てきます。とても強くたくましく、そして(坊主頭だけれど)かっこよく見えるんです。不思議ですねぇ。

そして、5週間の訓練が終わり配置が決定して、電話が解禁されます!
彼が配置されたのは、今まで訓練した部隊に残り、これから何度も入ってくる訓練生の教育担当(教官)になりました。配置が決まるまで、特殊部隊に入るかもしれない。北の最前線に配置されるかもしれない。面会に行きづらいド田舎の部隊に置されるかもしれない・・・。と色々心配してきましたが、全州からタクシーでちょっとの場所なので、ひと安心でした。

ただ、訓練では、本物の銃や爆弾を使うので、いつも心配です。
訓練生が爆弾を誤って使い、爆発をして2人程亡くなった事もあるそうなので、恐ろしいです。20代の青春真っ只中に1年11ヶ月の時間を軍隊に費やすのは、たやすい事ではないと思います。
普通の生活から離れ、自由の無い生活。付き合っている彼女と別れる人が多いようです。
彼女に別れを切り出されてしまった人は、自殺をしてしまう可能性もあり、その時だけは厳しい先輩もその人には優しく接し、自殺や銃乱射などしないように、監視するんだそうです。

ソウル旅行をしていると、町で軍服を着た男の人を見かけることがあると思いますが、彼らは厳しい辛い訓練に耐え、大変な思いをして、やっと休暇をもらった人達です。
ガンバレ!って思ってあげてください。
韓国の軍隊制度には賛否両論があると思いますが、軍隊を経験するからこそ、家族を大切に思う気持ちや忍耐力、男らしさが出来上がるような気がします。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-08-21

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