韓国8回目、マサティの2泊3日ソウルの旅(8/17~19)

ソウルも数えること8回目、今回はお盆の休みを利用してソウルへ。

-名前 : マサティ -年齢 : 30目前(笑) -出身地 : 福岡県(育ちは神戸、今は東京) -在韓歴 : 旅行全部あわせたら1ヶ月くらい?(今回で8回目)) -コメント : 大学卒業旅行で初韓国、ハングルが読めず話せず酔ってしまったのをきっかけに独学を始め、少々言葉が分かる程度にまでなりました。持ち前のコミュニケーション能力?を駆使して、さらにどっぷり韓国の魅力にはまりたい今日この頃です。 -

みなさん、アンニョンハセヨ!ソウルも数えること8回目の訪問になりまして、やっとプチリピーターが板についてきた感じのマサティです。今回はお盆の休みを利用してソウルへ足を伸ばしてみました。
8月17日(金)
マイルがたまると決まって向かう先がソウル。1年に1回以上訪れないと頭がおかしくなりそうになってきました(笑)。ここ最近は早朝の羽田発金浦行きに乗ることが多かったマサティですが、今回は朝10時の成田発仁川行きに搭乗、割り当てていただいたのは普段ビジネスクラスで使用しているシートということで非常に快適なフライトでした(もっとも、早朝から成田に出向く為に徹夜したので半分以上寝てましたが…)。

仁川国際空港には10分ほど早く着陸…入国審査場は結構混んでましたが、係員のアジョシから「こっちに並んだらいいよ」と韓国人用のゲートを通してくれたのでスムーズに出ることが出来ました、ラッキー☆

今回、仁川国際空港を利用したのは理由がありまして…実はどうしてもAREXに乗りたかったんです。今年の3月に金浦空港まで開通した空港鉄道、本当はソウル駅まで開通してから乗ろうと思っていたのですが、新しい物好きなので我慢できず(汗)。1F到着ロビーから地下へ降り、ちょっと離れた仁川国際空港駅へ。離れているとはいえ、掲示されている看板の通り進むだけなので安心ですよ。ひとまず自動券売機で切符購入。どうやらT-moneyも使えるみたいですね(直通列車は無理みたいですが…)。直通列車にも乗ってみたかったけどうまく時間が合わないので一般列車に乗ることにしました。
天井が高く開放感のあるホームへ降り立つとスクリーンドアの向こうに金浦空港行きの列車が待っていて、乗り込むや否やすぐ発車。自分乗った車両にお客さんは…マサティ一人でした…(涙)。せっかくだから恥ずかしげも無く車内撮影。路線図には未開通区間とは書いてあるもののソウル駅までの案内が既に掲載されていて、多分、ソウル駅まで伸びれば盛況なんだろうなと期待が高まりました。また、車内LED表示や車内放送もハングルはもちろん、英語、中国語、そして日本語の4ヶ国語対応で外国人から見ても非常に心強いものがありました。そうこうしているうちに金浦空港に到着、改札を抜けそのまま地下鉄5号線に乗り換えて今日の宿泊地、鍾路3街(チョンノサムガ)へ(実は寝過ごして青丘まで行ってしまったのは内緒です…)。
1日目は目いっぱい遊びたかったので安い旅館を宿に決めて荷物を置いたらすぐ街へ飛び出しました。楽園商街の前を通り、仁寺洞を散策した後、タプコル公園前のトースト屋でハムチーズトーストをたどたどしいハングル(汗)で注文し、頬張りながらピマッコルを一人歩き鍾路タワー、普信閣(ポシンガッ)を眺めたり、清渓川(チョンゲチョン)のほとりを歩いたりと夢中になっているうちに乙支路に到着。いつ見てもにぎわっているロッテ百貨店を横目に見つつ明洞を散策…新宿では約2時間並ぶクリスピークリームで買い食い、ごちゃごちゃした賑わいにテンションUPで歩き回っている中、楽しみにしてた明洞衣料が工事中で閉店してて非常に寂しかったり…そんなことに一喜一憂しながら気がつけば南大門市場…ここまで歩いたならせっかくだからソウル駅まで歩いてしまえ!とやけになっておなかいっぱい街の景色を楽しみました。
結構な距離を歩いた気がしますが…旅行は疲れを忘れさせてくれるもの。そのままロッテマートでお土産の海苔だったり、自宅で使う用の調味料やマッコリなどをしこたま買い漁り、10キロほどある荷物を持って上り下りの激しい地下鉄で鍾路3街まで戻りました(しかも通勤ラッシュに巻き込まれて泣きそうでした)。後で考えれば何で地上で捕まえられるバスを使わなかったのかと後悔したのは言うまでもありません。その後、YMCA前で女友達と19時半に待ち合わせ。もちろんお決まりの「パンモゴッソ?(ご飯食べた?)」と挨拶を交わしてトッサムシデへ向かったのですが、1時間待ちということで致し方なく近所のキムチサムギョプサル屋で乾杯。
日本でも今では簡単に食べられるようになったサムギョプサルですが、やっぱり本場で食うと味が違うなぁ…なんて会話をしながらソジュコンベの嵐(笑)。4本ほど空けました…。それでは足りないということで、行きつけの伝統酒場でさらにマッコリをあびるほど…恐るべし、韓国女性(笑)。でも、酒を飲むと気持ちが大きくなるのか、堂々とめちゃくちゃなハングルを話すことが出来るようになるので(汗)楽しくて仕方ないんですよ。結局かなりいい感じに飲んで余裕で24時を回り…金曜の夜名物、命がけタクシー拾い大会に参加しました(彼女を乗せるために)。結局鍾路では乗せてもらえず、安国あたりまで歩いてようやくゲット、帰り際に明日は韓国民俗村へ行こう!という話になり、11時半に地下鉄3号線の良才(ヤンジェ)駅で待ち合わせをしてお別れ。宿に帰ってアジョシにPC房の場所を教えてもらい、酔い覚ましも兼ねて一人で遊んでから床に就きました。
8月18日
あんまり寝てないので酒も十分抜けきらない状態でチェックアウト。今回、普通の旅館とムグンファの多いホテルの2種類に泊まろうと決めていたマサティ、5号線で1駅先の乙支路4街にあるベストウェスタンプレミアホテル国都に荷物を移動。どうしても貧乏性なのか、階段の上り下りの激しい地下鉄を選んでしまいさすがにブルーに。荷物が多いときはできることならタクシーやバスを使うほうがいいですね、やっぱり。言葉が分からなくても行き先が言えれば優しく対応してくれますよ。
チェックインの時間までまだまだ時間があるのでクロークで荷物を預かってもらい、約束の良才駅へ。隣の乙支路3街まで歩いて3号線に揺られること約30分で到着。初めて降り立つ良才駅周辺。初めて行くところって、なんだかワクワクしますね。程なくして友人到着。どうやらここから韓国民俗村行きのバスが出るらしいという情報だけ2人とも知っているけど、何番かまでは調べてなくて、駅前のバス路線図をくまなく調べたり、運転手さんに「ミンソッチョン カヨ?(民俗村行きますか?)」と聞いたりしているうちに5001-1番というのが行ってくれるらしいことが分かり、バスが見えたと同時に乗りますアピール&ダッシュ(笑)。韓国でバスに乗る為には本気を出さなきゃいけない…慣れると一種のゲーム感覚です。ちなみに、T-moneyを使っているので、バスの値段を覚えていません…。
バスに乗車、座席バスなので非常に快適…だけど冷房ガンガンなので、寒がりの人は上着を一つ持っておくと便利かも(マサティは暑がりですので問題ありませんでしたが…)。良才周辺にいくつか停車して初体験の京釜高速道路に突入。水を得た魚のごとく爆走する赤いバス…当日は土曜日ということもあって、ソウル料金所を越えて水原ICを下りるまで延々と一般車両で渋滞…だけど、さすがバス大国(?)だけあって、高速道路にも専用レーンがあり、スイスイと高速道路を抜け、龍仁市街へ向けて一路ひた走る。50分程度で韓国民俗村に到着。自由利用券(16000W)を購入して村内へ。起きてから何も食べてない二人が一目散に向かったのは食堂。石焼ビビンバをかき込んで村内散策開始。韓屋(ハノク)もたくさんみれたし、アジョシが絶妙のバランスで綱渡りするチュルタギや、木下大サーカスもびっくりのアクロバティックなマサンムイェ(馬上武芸)に終始感動しきりでした。でも、なんたって一番気に入ったのは村の一番奥にあるジャント(市場)。韓屋だらけのフードコートって感じで、いいにおいが漂う最高の場所!さっき飯食ってばっかりなのに…お腹がすいて昼間っから緑豆ピンデトクとトンドン酒で乾杯…。
一通り見終って、バスに乗って良才まで戻る…が、さすがに疲れもあってか二人とも爆睡してしまい、気がついたら良才を越えて江南駅に到着(泣)。そのままもう一度良才に戻ってぶらぶらしているとまたお腹が空く…。「教大(キョデ)にコッチャンを食べに行こうよ!」という話になり、キョデコッチャンの前に行ったのですが混んでいた為、隣のコボクコッチャンに行きました。6時過ぎにもかかわらずこの店も大繁盛。目の前でプツンプツン鋏で切ってくれるコッチャングイ、今日はあえてソジュではなくメクチュでコンベ大会です(笑)。コッチャンのお店って、例えばタバコの吸殻なんかも全部床に落とすだけだし、清潔感が大事っていう人には全く向かない感じですが、なれるとなぜか非常に心地よい、これぞ韓国って感じの雰囲気に酔いしれました。もちろん、ちゃんとポックンパッまできっちり食べて終了。ここで、翌日会う約束をして友達と別れて3号線に乗って乙支路3街からホテルまで歩いて帰りました。
荷物を受け取りフロントで完璧な日本語で対応してくれるホテルクッドのスタッフの皆さん。これならハングルダメでも全く問題ないから安心ですね。エレベーターに乗り、部屋に戻って、改めてその設備のよさに唖然。ダブルの部屋に設置してあるベッドは一人では寂しすぎるくらいの広さ、部屋は全体的に白とダークブラウンを基調としたセンスの良いインテリアに囲まれているし、シャワールームも十分な広さ。非常に心地よい…のですが、あまりに寂しくなって夜の東大門市場に出かけることに(笑)。
ホテルの前には空港リムジン605-1の停留所があり、さらに少し歩くと市内バスの乙支路4街バス停が。ここから東大門を経由するバスを探して乗り込む。さすがに初心者には難しいといわれるバス、アナウンスは全部ハングルだし大変だけど、実際には停留所のアナウンスも非常に丁寧で毎回次の停留所と、その次の停留所を2つアナウンスしていたりして…逆に混乱するかもしれないですね。ひとまずバスを降りて雑踏の中、屋台を冷やかしてみたり、doota!なんかをぐるっと回ってみたものの、特にほしいものも無く、東大門運動場駅から誰もいない地下道を延々歩いて乙支路4街まで戻りました。せっかくのいいホテルなので、ホテルでの時間を楽しみながら夢の中へ…。
8月19日(日)
今日はもう最終日、ギリギリまでホテルでダラダラして11時に明洞ミリオレで待ち合わせ。最終日にしてもう一人の友達も合流し3人で街歩き。他愛もない会話を繰り広げながら歩く歩く。最後にサムゲタンが食べたくて、明洞の栄養センターへ。時間的に早いのもあってあまりお客さんはいなかったけど、普段は人でにぎわってるこの店。目の前にサムゲタンが出てきたら3人とも「美味しい」以外の言葉を発さなくなった。おいしい食べ物ってすごいね…。その後、韓国に来て初めてプリクラを撮ったりして、最後に行きつけの喫茶店ポエムへ。
階段を上がって店に入るや否や「シウォネ~(涼しい)」を連発する3人。案内された席に座って飲み物を頼む…としばらくして飲み物より先に頼んでないケーキが登場。喫茶店で飲み物頼むと勝手にケーキがついてくるなんて日本では考えられないけど、これぞ韓国流のサービス。喫茶店であれやこれや話すこと2時間あまり…楽しい時間ってすぐに過ぎてしまうんですね…特に韓国に来るとそう思います。結局ヤングプラザ前から市内バスに乗ってホテルに戻り、荷物を受け取った後ホテル前から仁川国際空港行きのバスに乗って帰国の途に着きました。
ちなみに、空港リムジンバスでもT-moneyが使えると聞いたのですが、運転手さんにもしかしたらダメかもしれないと言われ…ダメもとでカードリーダーにあてましたが、使えませんでした(涙)。道も混雑せず約50分で市内から空港に到着!名残惜しみながら搭乗手続きを済ませ、成田行きの最終で帰国しました。
せめてもう1日いたかったけど2泊3日の旅行にしては、まぁまぁ濃い感じで楽しむことが出来たような気がします。今度は冬の寒い時期に来て、あったかくて美味しい食べ物を食べることを目標に楽しみたいと思います。ではみなさま、ト マンナヨ~♪


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-09-14

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