陥没乳頭

韓国女性の３％ほどが「陥没乳頭」に悩まされていると言われています。１９歳から２６歳まで約１６００人余りを対象に調べたところ、全体対象者の３．２６％にあたる５３人が陷沒乳頭だったという調査結果もあります。

乳首が逆に乳房中方へ埋没している、いわゆる「陷沒乳頭」は外見の美しさを損なうのと同時に清潔上の問題や授乳にも差し支えがある一種の疾病といえます。

●陷沒乳頭には下記の３通りのパターンがあるといわれています。
１型:ときたま埋没する乳頭
２型:普段は突出しているが、ときどき埋没する乳頭
３型:常に埋没している乳頭
特に、２型と３型は、外科的な手術が必要といわれています。

●手術方法
陥没乳頭の手術は局所痲酔による短時間の手術です。手術法のひとつである「最小切開乳管保存法」は組職を活かすことができ、なおかつ授乳に影響を与えない最新の手術方法といわれています。これは胸の下を３mm程度切開したのち、乳管組職を伸ばし、乳頭を下に引っぱる堅い結締組職をほどいたあと縫合する方法です。
これまでの手術では切断する方法を使っていましたが、最近には最先端の技術を利用した、乳管を損傷させなくても授乳ができるようにする方法が一般的。昼休みなどのわずかな時間を利用して手術を行うだけで効果があり、すぐに日常生活に復帰することができます。

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