パダッカジェカリビ

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大きな生きたロブスターを韓国式にまるごと一匹、余すところなく豪快に味わおう!

こんにちは!ソウルナビです。今日ご紹介するのはずばり、ロブスターの専門店!え、ロブスター?なんで韓国でロブスター??っと、思われた方もたくさんいらっしゃるのでは。ロブスターは欧米の食材ということもあり、日本でも普通は洋風のレストランで洋風にいただくことが多いですよね。それは韓国においても同じ。ワインと一緒に洋風のコース料理になったロブスターをいただけるお店はソウルでも時々みかけます。しかし!今日ご紹介する「パダカッジェカリビ」はそんなロブスター料理とは一味違ったものが味わえるお店。気取ったレストランではなく庶民的な雰囲気の中で、ワインではなく韓国焼酎やビールと一緒に、洋風に味付けされたものではなく刺身と蒸しただけでロブスター本来の味をそのまま楽しめるお店!しかもお値段は比較的リーズナブル!これは日本にもなかなかないタイプのロブスター専門店かも!?さっそく、ご案内しましょう!

中心地からちょっと離れていても、ロブスターのためなら?!

場所は地下鉄7号線ポラメ駅から歩いて7分ほどのところ。お店は赤、青、緑のネオンが“韓国の食堂!”といった感じのかなり庶民的な店構え!この4階まであるビルがすべてお店になっています。ところでポラメって言っても聞きなれない方も多いのではないかと思いますが、放送局の集まる汝矣島(ヨイド)や大きな水産市場のある鷺梁津(ノリャンジン)の少し南側、ソウルの南西部に位置します。中心部からは離れているけれど、ソウルでも数少ないロブスターの専門店、しかも韓国式なのはココだけということで「ぜひロブスターが食べたい!」という方には遠い距離ではないはず!?^^また汝矣島から近いということもあり、芸能人やテレビ局関係の業界人たちもよく来るそうですョ。女優のイ・ヨンエやキム・ヘスもときどき訪れるとか!
お店の前には、もちろんロブスターの入った水槽も。大きなロブスターは水槽の中にいるのを見るだけでもかなりの迫力!またこちら、ロブスターだけでなくタラバガニも扱っています。タラバもかなりの大きさ!ちなみに韓国語でタラバガニはキンクレッ(キングクラブ)。
お店の周辺をちょっぴり紹介。お店は「デバン(大方)市場」という在来市場の中にあります。駅からまっすぐ大通りを歩いてきて、この「デバン市場」の入口アーチから入るとお店はすぐに見つかります。
中へ入ってみると・・・ん、やっぱり庶民的な食堂の雰囲気~。ワンフロアは広くないけれど、4階まであるのでお店の規模としては小さくないですね。1階には2人ほど座れるテーブルを3つつなげた長いテーブルが3つと、水槽からロブスターを捕まえるコーナーがあります。テーブルはすべて靴を脱いで座る座敷席。2階以上は個室になっているそうですョ。

まるごと一匹を余すところなく、新鮮なロブスターの味をそのまま味わう!

ではお待ちかね、ロブスターの登場!!まずはどうやって注文するのか?!こちらでは水槽の中で生きているロブスターを一匹単位で注文するようになっています。価格は1キロ当たりになっていて、注文するロブスターの重量に合わせてテーブルごとのお値段が決まる仕組み。ちなみに普通、一人分の量は800gくらいだそうで、たくさん食べる(食べたい)人は1kgだとおなかがはちきれそうなほどいただけます。なので、例えば二人なら1.6~2kgがちょうどいいくらい。注文するときは「○kg分ください」と言えばOK。すると、スタッフが水槽から希望の大きさの生きたロブスターを捕まえてきてくれます。写真のロブスターは2kg!お盆からはみだすくらいの大きさです!
(※価格について詳しくはメニューページをご覧ください。)
ロブスターの重量は、水槽横のはかりできちんと量られます。 ロブスターの重量は、水槽横のはかりできちんと量られます。 ロブスターの重量は、水槽横のはかりできちんと量られます。

ロブスターの重量は、水槽横のはかりできちんと量られます。

お店のロブスターはカナダから生きたまま空輸されたもの。お値段はけっして安いとはいえないけれど、ロブスターの価格の相場をナビなりにいろいろ調べたところでは、こんなに大きな生きたロブスターをこのお値段でいただけるのは日本でも韓国でもかなりリーズナブル。しかもロブスターを注文すると、このロブスターだけじゃなくコース料理のように他にもいろいろ出てきます。まずは付け合せのおかずからチェック!!
茹でたタコの足、うずら卵、野菜スティックなど。コチュジャン(唐辛子味噌)ソースにつけてどうぞ。

茹でたタコの足、うずら卵、野菜スティックなど。コチュジャン(唐辛子味噌)ソースにつけてどうぞ。

ホタテの殻つき刺身!韓国式に青唐辛子+生ニンニク+チョコチュジャン(酢入り唐辛子味噌)添え。

ホタテの殻つき刺身!韓国式に青唐辛子+生ニンニク+チョコチュジャン(酢入り唐辛子味噌)添え。

豆もやしスープ

豆もやしスープ

サラダや豆腐、昆布などの冷菜

サラダや豆腐、昆布などの冷菜

ミニサイズのチヂミ

ミニサイズのチヂミ

そういえばこちらは「パダッカジェ・カリビ」というお店で、その名のとおりパダッカジェ(ロブスター)とカリビ(ほたて)の専門店。ロブスターを注文してもサービスでホタテのお刺身が1人1個ずつ付きます!もやしスープも1人一つずつ。

■まずは刺身で!
ロブスターはまず胴の部分が刺身になって出てきます。一切れはかなり大ぶり!醤油をちょっとだけつけて、甘くプリプリの身をおもいっきりほおばってください!!

残りは全部蒸して!
お刺身を食べ終わった頃、次に出てくるのは頭と爪、それから胴部分に残った身を蒸したもの!そうなんです、胴からは刺身を取ってもまだ殻についた身が残っているので、この部分までも蒸していただけるんです。大きな頭や爪から取れる身はかなりボリューミー!
細い足の一本までスタッフが丁寧にハサミで切ってくれます。次々と出てくる身をそのままいただけばいいだけなので楽々!^^ お刺身とはまた違った味わい。焼酎も進みます。
かなりの量!

かなりの量!

胴部分の身

胴部分の身

頭部分にはミソがたっぷり。このミソを身に絡ませていただくのもおススメ!こうやってロブスターそのままの味を余すところなく丸ごといただけます!!

シメはカリビ(ほたて)カルグクス!
そして最後のシメは、お店のもう一つの名物、カリビ(ほたて)の入ったカルグクス(麺)。これは別途注文しなくても、ロブスターを注文したお客様に無料でサービスされます。(※昼食時などは単品注文も可能。)真っ赤なスープですが、意外と見た目ほど辛くはありません。麺はお店で作ったものだそうで風味が良くモチモチ!ちょっとピリ辛のホタテスープと絡めていただくと、お腹がいっぱいでもツルツル止まりません~。
もちもち麺!

もちもち麺!

意外と辛くないんですよ。

意外と辛くないんですよ。

ちゃんとカリビもありました。

ちゃんとカリビもありました。

こちらが「パダッカジェカリビ」の社長さん!とっても明るくフレンドリーな方で、お客さんのテーブルを回りながら楽しそうにお話されている姿が印象的。元気な笑い声もトレードマーク!そんな社長さんにお店のことをもう少しうかがってみると、お店はオープンしてからもう今年(2011年)で20年以上にもなるそう。最初はホタテの専門店だったそうですが、他のお店にないものをということと、旦那様の知り合いにロブスターの流通にかかわる仕事をされている方がいたという理由でロブスターも扱うように。他にはあまりないロブスターの味をそのままに美味しく豪快にいただけるお店として、ソウルの食ツウの間にその噂が広まっていったそう。さきほどもご紹介しましたが、放送局のたくさん集まる汝矣島に近いこともあり、お客さんには芸能人も多いほか、美味しいものに詳しい記者たち、首相など政治家の方々、それから日本からも某有名カメラ会社の社長さんも来韓のたびに訪れているとか!?

韓国にもロブスターを洋風のコースでいただけるお店はいくつかありますが、このように「刺身+蒸し物」だけと自然の味をそのままに気取らずいただけるところは滅多にないのではないでしょうか。こちらのお店では、ロブスターに韓国焼酎!そして付け合せは韓国式!そんなここでしか味わえないロブスター、気になる方はぜひ一度行ってみてくださいネ!サランヘヨ、ロブスター!以上、シーフード専門のソウルナビが「パダッカジェカリビ」からお伝えしました。

記事登録日:2011-12-15

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主なメニュー

単位:ウォン

イチオシ

パダッカジェ

ロブスター

바닷가재

カリビフェ(ホタテ刺身)、カリビカルグクス(ホタテ麺)ほかいろいろ付け合せ付き
※ホタテは入荷状況により他のものに変わることもあり
img (1kg)80000

イチオシ

カリビカルグクス

ホタテカルグクス

가리비칼국수

※単品注文時。
img 7000

キンクレッ

タラバガニ

킹크랩

カリビフェ(ホタテ刺身)、カリビカルグクス(ホタテ麺)ほかいろいろ付け合せ付き
※ホタテは入荷状況により他のものに変わることもあり
時価

カリビ

韓国式ホタテ貝刺身

가리비

(1皿)20000

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2011-12-15

チェックイン日
宿泊数
部屋数 部屋1 大人 子供