チファジャ

こんにちは！ソウルナビです。今日はいろんな韓国料理が少しずつコースで味わえる韓定食、中でも朝鮮時代に王様が食べていた宮廷料理がいただけるお店「チファジャ」をご紹介しましょう！「チファジャ」といえば、以前からお馴染みの、名実ともに備わった宮廷料理の有名店！1991年に韓国初の朝鮮王朝宮中料理レストランとして国立劇場内にオープンし、2012年には伝統通りとして知られる仁寺洞（インサドン）に移転、そして今年（2015年）、移転準備のために２月から半年ほど休業し、９月２３日、いま人気のエリア、西村（ソチョン）に再オープン！ナビもさっそく移転先にうかがってきましたので、ご案内しましょう！

西村（ソチョン）エリアの一軒家に移転オープン！

お店があるのはここ数年どんどんお店が増えている町、西村（ソチョン）。西村とは朝鮮時代、景福宮（キョンボックン）の西側にある村という意味で、現在までその名前が残っています。いまでは北村（ブッチョン）に続き、景福宮周辺のお散歩コースとして人気のエリア。といっても「チファジャ」があるのは駅前のにぎやかな通りからはちょっと離れた、通り沿いにあるお庭つきの一軒屋。一般住宅を改造し、ゆっくりとお食事ができる雰囲気のお店になっています＾＾地下鉄駅からは歩くと約２０分とけっこう距離がありますが、町歩きの好きな方はお散歩がてら歩いて行ってもいいかも。駅前の世宗マウル飲食文化通りや大通り沿いから斜めに入る西村のお店通り、そして通仁市場を越えると、小学校や消防署、住民センターなどがあり、まさに地元の町並みが広がっています。

宮廷料理専門店「チファジャ」

冒頭でもふれたように、こちらは韓定食の中でも朝鮮王朝時代の宮廷料理専門店。1971年、国家重要無形文化財第38号に指定された「朝鮮王朝宮廷料理」。朝鮮時代の王に仕えた最後の尚宮から黄彗性（ファン・ヘソン）さんが伝統の宮廷料理を引き継ぎ、1991年にオープンさせたのがここ「チファジャ」。「チファジャ」でいただける料理は化学調味料や添加物を一切使用していないため、素材本来の味が楽しめる健康料理なんです。
（アレルギー食材などは予約時に伝えれば料理の変更も可能だそう）。

朝鮮時代の王様もいただいていた宮廷料理、いかがでしたか？辛～い韓国料理を食べなれている方だと「チファジャ」の食事ってあれ！？味がちょっと薄い？と思われるかも。しかし、こちらは化学調味料などを使っていない自然本来の味で、伝統ある朝鮮王朝の食事を忠実に再現したもの！朝鮮時代にタイムスリップして王様になった気分で味わってみてはいかがですか？！また、宮廷料理は準備するのにも時間がかかります。お店にお越しの際には前日までに予約しておいてくださいね☆　以上、西村にある「チファジャ」からソウルナビでした。