オデンシクタン(議政府)

오뎅식당

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ウィジョンブ(議政府)の元祖ブテチゲ専門店!

こんにちは!ソウルナビです。今日はソウルから電車に乗ること約1時間、京畿道(キョンギド)はウィジョンブ(議政府)まで来ておりますぅ。ここは昔から米軍の駐屯地として栄え、以前は街のあちこちに米軍部隊がったところ。今でも一部が残っていますが、再開発も進んで新しいビルやお店もたくさん!10年前に来たという友達はこの街の変わりようにびっくりしていました。また2007年にはこの街の米軍は空軍を除いてすべて国内の別にエリアに移動するそうで、これからも街はどんどん変わっていきそうですよね。
米軍部隊から生まれたウィジョンブの名物料理!
どんどん米軍が消えていくなか、米軍があったゆえに生まれたウィジョンブの名物料理があるんです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、そう"ブデチゲ"という鍋料理!これは、ブテ(部隊)+チゲ(鍋)からも分かるとおり、朝鮮戦争の時に米軍部隊から流れてきたソーセージやハム、ベーコンなどの肉加工製品を材料に、キムチや唐辛子を入れて韓国式に煮た辛い鍋のこと。ソウル市内にもこのブデチゲの専門店がたくさんあるので食べたことのある方もいると思いますが、やっぱり本場の有名店で1回食べてみたい!ということで今日はそのブテチゲの生まれた地、ウィジョンブの元祖ブデチゲ専門店「オデンチッ」に行ってみましょう。
ブデチゲ通り!
「オデンシクタン(おでん食堂)」は60年代、ウィジョンブで初めてブデチゲのお店を始めた元祖ブデチゲ専門店。長い間同じ場所で頑張ってきたその人気のお店は、地下鉄1号線ウィジョンブ(議政府・Uijeongbu・111)駅から徒歩約10分、10軒余りのブデチゲ専門店が軒を連ねているブデチゲ通りにあるということで、さっそく駅からテクテク歩いて行くことに。あっ!あれかな??大通り沿いに地下商店街入口風のアーチ型の看板「ミョンムルウィジョンブチゲコリ(名物・議政府チゲ通り)」が!ここがつまりブデチゲ通りのようです。
老舗の貫禄
思ったよりは規模が小さいけれど、通り沿いに並ぶお店を見ると、テレビで紹介されたお店やキレイで規模の大きい大型店もたくさん。その中で、「オデンシクタン」は老舗の貫禄を感じる昔のままの店構え。看板ばかりはさすがに新しく、ソウルでも名物通りなどでよく見かける社長の写真入り。ここ、ここだ~!さっそくお店の中に入って見ると、中もまさに昔ながらの食堂。昼どきはもちろん、午後も2~3時過ぎまでお客さんの足は絶えず。老舗の貫禄ですね。
"おでん"が食べれるお店??
このお店の名前"おでん"とは、日本人にもかなり親しみ深い名前ではあるけれど、ブデチゲ専門店なのに何故?!とお思いの方も多いはず。ナビも気になって伺って見たところ、今から約45年前、初めてこのお店をオープンした時は"オデン"を売っていたんだとか。オープンしてまもなくおでん屋からブデチゲ専門店に変更、しかし、今まで地元の人たちに親しまれてきた"オデンシクタン"という名前はそのまま残した、ということなんですよね。
メニューは"ブデチゲ"と酒!
メニューを見ると、ブデチゲの他は追加のラーメン、ハム、ソーセージ、そしてお酒とソフトドリンクだけ。こういう場合、韓国だと何も注文していないのにブデチゲが出てきそうですが、ここはちゃんと注文を取りに来てくれました。追加メニューの確認が必要だからですね。とりあえずナビはベーシックなブデチゲを注文。おかずはキムチとトンチミ?!風のもの。テーブルの上に置かれたホース付きのガスコンロに材料の入った鍋を置き、その場で火をつけて大きなヤカンに入ったスープを鍋に注いでくれます。その後ラーメンをほぐし入れてセッティング終了。後は煮えるのを待って各々好きなように食べればOK!このと~き!1 つ注意して欲しいこと、それはめずらしさのあまりコンロに顔を近づけないように!おばちゃんが点火してくれるんですが、無言のまま突然火がぼぉっときます。
そこで、元祖だからここが違う!
グルメなナビ社長も、ブデチゲと行ったら迷わずここ、「オデンシクタン」と叫んだほどとっても有名店のようなんですが、どこが違うのか?ナビ的にチェックしてみました。

1. 飯の器が上に広がっているデカイ版・・・普通、ソウルのブデチゲのお店で食べる時、どこの食堂でも使っている円筒形の容器にご飯が入って出てきますよね。でもでも、ここ「オデンシクタン」のは上に広がり全体的にビックサイズ。これはラーメンや具をご飯の上にのっけて食べれるようになっているとか。

2. 鍋は年季のはいった手製鍋・・・この店の鍋、かなり年季が入ってますよね。形も均等じゃなくていかにも長年使ってきましたっ!という感じの鍋。この鍋があってこそ昔ながらの変わらない味が出るという人も多いらしいんですが、実はこのお鍋、お店をオープンする時にハンドメイドで作ったものなんだそう。1つ1つ心を込めて作った鍋だから、ずっと大事にしていきたい歴史の刻まれたお鍋なんです。

3. 元祖だからというか、老舗だからというか、サービスしてくれるおばちゃんが下町チックですごい迫力!鍋を運んでいる時にお客さんが入ってきたら、「ピキョ、ピキョ!(どけどけ!)」。それから、注文するのにもたもたしていたら、「パリ・シキジクレョ~!(早く頼んでよ~)」。たぶん、常連さんなんでしょう。でもこのおばちゃんとのやりとりがまた魅力なのかも。でもちゃんとナビたちにはちょっと大雑把だけど親切に対応してくれましたョ。
ぐつぐつ煮えたら、食べましょう!
さ~て、さっそくいただきましょう。え~、中に入ってる具はスパム、ソーセージ、春雨、キムチ、豆腐、ミンチ、ラーメンなどでいつもと特に変わったところはなし。次にお味の方ですが、やっぱり元祖だけに1番ベーシックなブデチゲのという感じ。他のお店だとスープが白濁スープだったり、トマトビーンズが入っていたりしますが、やっぱりここのブデチゲが正統派だという主張が感じられる、飾りのないまっすぐなお味でした。
元祖の味!
ナビはさらに元祖の味を極めてみることに。ブデチゲツーの方に聞いてみると、他店と違うところは、"キムチ"。ただのキムチではなく"2年漬けのキムチ" を使っているから臭いが少なく、ハムやスパムなどの肉の油っこさを取り除いてくれるんだそう。つまり、グツグツ煮ている間に肉のダシが出てこってり気味になったスープに2年モノのキムチを入れることで、辛さと酸味が加わってキレのある味になるというわけですね。ほぉ~。ナビはいまいちよく分からなかったのですが、地元の人に聞くとかなり味が違うと言ってました。
は~、もうお中いっぱい。食べ終わって周りを覗いてみると、ソウルのお店とはお客さんの年齢層が違う感じ。ソウルではお客さんのほとんどが若者で、まさに若者に人気の料理ですが、ここはお年寄りもちらほら。これは、昔のたいへんだった時代を思い出す懐かしの味を味わいにやってくるよう。ブデチゲファンの皆さん、一度本場プデチゲの味、元祖ブデチゲの専門店「オデンシクタン」、食べに行って味の違いをチェックしてみて下さいね。以上、ウィジョンブ(議政府)からソウルナビでした。

記事登録日:2004-02-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2004-02-23

スポット更新日:2012-05-31

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