見所体験レポート「ソウルランド」
ソウルランド!それは想像以上に楽しい遊園地だった…
こんにちは!おにぎりです。皆さん、ソウルやその近郊にある遊園地といえば、まずどこを思い浮かばれますか?やっぱり有名なロッテワールド?それとも、韓国最大規模といわれているエバーランド?おにぎりも、何回かロッテワールドには行ったことがあって、さすが大きい遊園地だな~なんて感激していたのですが、今回、ひょんなことからソウルのお隣り果川(カチョン)市にある「ソウルランド」という屋外遊園地に行くことになりました。こちらはあまり、「すっごく楽しい!」っていうウワサはさほど聞いていなかったので、いったいどうなることかと思っていましたが…ふふふっ♪それがとってもアンビリーバボーなことばかりだったのです!
いざ、しゅぱ~っつ!
9月のある日曜日、同じ下宿に住んでいるヨンリちゃんと一緒に地下鉄2号線シンチョン(新村)駅からいざ出発!ソウルランドのある地下鉄4号線テグォンウォン(大公園)駅までは、途中乗換えも含めて約1時間程度の小旅行。ヨンリちゃんは実はもうじき日本へ帰ってしまうので、今日がおにぎりとまったりできる最後の1日かも…そう考えると一緒に下宿で過ごした3ヶ月間の思い出が走馬灯のように思い出されてきて、思わず涙ぐんでしまいそうになりました。よ~し!ヨンリちゃんのためにも今日はおもいっきりはしゃいで遊んじゃうぞぉ~っ!!!!
ソウルランドへ到着!
ソウルランドが含まれているテグォンウォン(大公園)駅は遊園地のほかに美術館、動物園、昆虫館などもあるまさに「大」な「公園」な場所。駅からソウルランドまでは四方を山に囲まれた壮大な景色を眺めながらゆっくりお散歩するもよし、または「コッキリ(象)号」というかわいらしいぞうさんの形をしたシャトルバス風の乗物(乗車料金−大人500ウォン、青少年400ウォン)に揺られていくもよし。それにしてもソウルから少し離れただけなのに緑がまぶすぃ~い!入口で料金(乗物が自由に乗れる自由券は大人24000ウォン 青少年19000ウォンです)を支払い、水に濡れても切れづらいリストバンド風のパスを腕に巻いてもらい、いざ園内へ!!
すっご~い開放感と青い空!
中に入るとまず目に入るのがワールドプラザ、と呼ばれるカメラや帽子、ちょっとした食べ物を売っているお店。またその周りには噴水や色とりどりの花が咲き誇っていて、ここは不思議の国?とかメルヘンの国?って思ってしまうほど。青い空と白い雲がこの風景にマッチしていて気分も最高!ちゃ~(さあ~)どんどん乗り物に乗るどぉ~っ!!
日曜日なのに、乗り放題っ!?
広い園内は「未来の国」、「三千里の国」、「冒険の国」、そして「幻想の国」に分かれていて、それぞれの世界で、さまざまなアトラクションが用意されています。まず遊園地久しぶりのおにぎり一行が選んだのは「クレイジーマウス」とかいうかわいらしいねずみの形をした小さ目のジェットコースター。これ、中学2年の時に富士急ハイランドで乗ったなぁ~…それにしても、このような乗物に乗ること自体がけっこうひさびさなため、このお子ちゃまジェットコースターでも興奮してしまいました!しか~し、お楽しみはまだまだこ・れ・か・ら♪ 同じく未来の国にある「ダブルループコースター」や「ブラックホール2000」と呼ばれる大型のジェットコースターへ。こちら、傾斜角度はそれなりだけれど、スピード感あふれる爽快なすべりはなかなか。またそれ以上に日曜日だっていうのに待ち時間10分程度で乗れるというなんとも「自分の庭」的な楽しみ方ができるのですっ!これまで行ったロッテワールドやはたまた日本のディズニーランドなどとはえらい違いだ…。もっとも、日によって異なるのでしょうが。おかげでおにぎりとヨンリちゃんも、「トライアゲイン!」って何度も言っては乗り放題してきました。ふふっシアワセぇ~っ♪おにぎりもおおはしゃぎ!あははっ!
あれ?なにやら軽快なメロディーが…
そうなんです!こちらソウルランドでは休日に限り、パレードがあるのです。まずは金管楽器の鼓笛隊を先頭に、ソウルランドのイメージキャラであるカメさんのキャラなどが繰り広げる夢とロマンあふれるパレード…。おにぎりもすこ~しだけ日本でフルートをやっていて吹奏楽団に所属していたので、このような生演奏は大好き!ロッテワールドでのパレードなどでも感じることですが、「いつかわたしもあの仲間に入りた~い」なんて。それにしても普段の生活から離れ、このような楽しい空間に来ると本当に子どもごころに戻れますね!
食事の施設もちゃんとありましゅ。
こちらソウルランドの園内にはロッテリアやダンキンドーナツなど、ファーストフード系のお店はもちろんのこと、せっかく韓国に来たのだから、ビビンパッやスジェビなどが食べた~い!っていう要望にももちろん応えてくれます。中には、韓国の民俗酒場をイメージした作りのお店もあって、しかも値段もリーズナブル。だって、遊園地だっていうのにソウルの街中とさほど変わらない値段で食事をすることができるのです。頼もしいぞっ!ソウルランド!
ごはんのあとはゆったりと…
さっきまで何度も何度もジェットコースターに乗ってきたおにぎり一行ですが、ごはんのあとはまずは休憩。胃をこなしてから次のアトラクションへと行きましょう。ちょうどこの日は「エリザベスアーデンバラ展覧会」っていう催しがあり、なんともスウィーティなかほりが一面に。ふはぁ~…極楽だわぁ~ん。まわりには池や噴水もあり、のんびりできて本当に「理想の休日」といった感じ。また園内では、結婚式の事前撮影をしているカップルが何組もいて、この光景がまたうらやましさを誘う!ええのぉ~っ…。そうそう、ソウルランドでは2002年11月3日まで「秋の花祭り」というイベントもあるそうです。天高く馬肥ゆる秋の一日、ぜひ秋の花々を愛でられてはいかがでしょうか?
その他のアトラクションもまた楽しい!
さて、ごはん休憩を終えたおにぎりとヨンリちゃんが次に向ったのは、またもや「まわる系」の乗物!でも、まわる系の乗物は遠心力が働いて、いつも右に座ったヨンリちゃんは、すぐにおにぎりにピタッと…あははっ!想像できない密着加減もなにげに楽しい!
実は今回のメインはこれでした~
ソウルランドでの1日、なんといってもいちばんのメインと、そして運命的?な出会いといえばこちらでしょう!その名も、「キシントングル(鬼神洞窟)」。いわゆる、お化け屋敷なのですが、怖いものみたさのおにぎりとヨンリちゃん、最初は「いったいどんなのだろ~」程度に、韓国でのお化け屋敷初体験!と乗り込んでみたのですが、意外や意外、すっかりはまってしまいました。
洞窟に入ると突然現れる「善の使者(チョウンサジャ)」。この登場にまず度肝を抜かれるのですが、この使者のかぶっているおどろおどろしい仮面と持参している鈴と扇子。そして、場内を徒歩でめぐりながらも、その使者のとる行動にその都度びっくりさせられる観客。なんといっても仮面が不気味だし、また鈴や扇子をあおぐ音も大きくて、けっこうびびります。中には泣き出す子ども達も。なんてことのないお化け屋敷だけれど、10分ごとに変わる使者によって動きやストーリー展開?が微妙に異なるのが魅力のひとつ。最後に使者が仮面を取って観客を見送るのですが、はあんなに怖かった使者が、仮面を取ると、実はこ~んなにきゃわゆい男の子だったぁ~っ!!。
思わず次にこの彼が門の外まで出てくるまで外で待ちつづけるおにぎりとヨンリちゃん。「次に出てきたら、絶対に一緒に写真を撮ろうね!」と。だってなんていってもあんなにかわいらしい男ん子が、あんな仮面とマントを身につけて、ああいう動きをするなんて~…意外性があるというのにもほどがあります!ホレる5秒前!!(笑)で、再度あの男の子に会いたいべく、またもや列に並ぶ我々一行。ミーハ−です。かなりの。入口にある「警告文」によると、「どんなに怖いからといって、1日に2回以上足を運ばないこと」と書かれていたのですが、そんなこったあ知りません。どうやら係りの人に聞いたところ、善の使者は何人かいてローテーションされているとのこと。じゃあ次はもしかしたらあの彼ではないかもしれない…。と思ったのですが、運命は私たちの味方をしてくれたのか、またもやあの彼に出会うことができました!!なんてラッキーなのっ!そして、最後にこの彼の名前と電話番号までしっかりと聞いてきましたヨ♪このキム君は、なんと19歳!(ひょえ~若っ)そして月曜日がお休みだそうです。このジャニーズばりのかわいらしくて純情なキム君に是非「鬼神洞窟」を案内してもらってはいかがでしょうか?おにぎりもこれからしばらく通ってしまうかもしれません☆
ソウルランドのショーもまたステキ。
夜のとばりも降りはじめた18時半には、丸いボールが印象的な「噴水舞台」で、ソウルランドの木キャラクターや、諸外国から来たダンサーさんたちによる、リズミカルなステージ。途中、舞台から降りてまわりのお客さんとの交流もあったりと、ソウルランドの思い出のラストを飾るひとときになることはまちがいないでしょう。ショーの時間は、この他にも11時半、15時、16時半が予定されています(日によって若干の変動があるかもしれません)
すっかり魅力にとりつかれてしましました!
ソウルランド、最初は「まだ行ったことないし、とりあえず行ってみるかな~」程度にしか考えていなかったのですが、いざ行ってみると、広々としていて清潔感あふれているし、さらに休みの日にもかかわらずあまりごみごみとしていなくて、まさに「ゆっくりと楽しく休日を過ごす場所」にふさわしいところだと思いました。またなんといっても今回の収穫?は、あの「鬼神洞窟」のキム君… 意外なところに意外な人がいるもんですね~…。これからも、もっと多くの場所に足を運び、老若男女問わずさまざまな人に出会っていける楽しみが無限大に広がっていきそうな予感がしたおにぎりが、初めてのソウルランド体験記をお伝えしました!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2002-09-27
ページTOPへ