江華島 / カンファド

きょう江華島へ行きました。朝はひどい降りの雨でしたが、９時に新村バスターミナルに着いたころは、やんでいました。番号のところが赤い3000という数字が大きく見えるバスがちょうど停まっていて、９時10分出発。途中で雨がまた強く降り出し、不安なきもちでしたが、10時20分に江華島バスターミナルに着いたときにはやんでいて、以降、雨にあわずにすみました。
ナビを見ていたので、ハングルが読めなくても大丈夫だろうと楽観して行ったのですが、伝燈寺（チョンドゥンサ）に向かうバス乗り場は、近くの人に聞いてわかったものの、バスの時刻表もルートもターミナルになく、観光案内所には日本語のわかる人はおらず、で、しばらく待ってもバスが来なかったので、バスを使うのはあきらめました。
そこでタクシー乗り場に行って、草芝鎮（チョジジン）、伝燈寺をまわって外浦（ウェポ）までいくらかと聞いたら、メーターだという。そこをなんとか、大体でいいからいくらかと迫ると、頭の中で計算をしばらくして８万ウォンというので、ＯＫと答え、出発しました。
すると、運転しながら携帯で話し始め、しばらくしたら携帯を渡してくるのです。相手は、日本語の通訳でした。運転手と決めたコース、価格の確認をしたあと、なぜ外浦までかと聞くので、フェリーに乗って普門寺（プモンサ）に行こうと思ってると答えたら、フェリーに乗ってさらにバスに乗って、見学も入れると往復３時間ぐらいかかるとのこと。そうすると、６時までに新村に戻ってこれそうもないので、外浦はやめると言うと、それでは伝燈寺の近くで昼食を食べて、江華支石墓（コインドル）を見て、バスターミナルに戻ったらどうか、と言うのでＯＫしました。
運転手さんは、はにかみの表情を見せる親切な人でした。ポイントごとに私のカメラで私たちを撮影してくれます。通じないけれど、いいポイントに案内してくれました。
お勧めは龍頭ドン台（ヨンドゥトンデ）らしく、しきりに勧めるので連れて行ってもらいました。鎖国からの開国を迫る英米軍艦に砲撃を加えたところです。いまは、北朝鮮からの攻撃を防ぐために両岸には鉄条網が設置され、韓国軍の哨戒がされている、昔からの要衝で、見る価値のあるところでした。
お昼は運転手さんのおすすめで、アサリや小さなホヤや、シイタケや葱、カボチャなどがはいり、コショウで味付けした手打ちうどんを食べました。いいスープの味でおいしくおかわりをしました。１人前6000ウォン。
江華支石墓に行く途中、高麗宮址にも寄ってくれました。江華支石墓は、石舞台を連想させます。古代の人たちの世界観、人生観は共通だったのでしょう。
江華島バスターミナルに戻ったのは３時。４時間ちょっとの案内でした。メータはちょうど10万ウォンになっていました。
韓国語がわからない者にとってバスでの観光は無謀で、はやくあきらめ、親切な運転手さんに案内してもらってタクシーでいろいろまわれて正解でした。
そのあと、ナビにあった、バスターミナル近くの高麗人参センター、マーケットを覗いて４時発のバスで新村に５時半に戻ってきました。