奉恩寺

ポンウンサ봉은사

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ソウルの都心にある古寺、悠久の歴史を伝える蓮の香り漂うお寺〜!

こんにちは!ソウルナビです。たくさんの人が宗教を持つ韓国。ナビの知り合いの中にも、教会や聖堂に足しげく通う人が多くいますが、そういった西洋宗教に負けず劣らず、東洋の宗教、仏教徒の人も数多くいます。そこで今日は、たくさんの信者を抱えるソウルは江南の中心地にある「奉恩寺」という有名な古寺をご紹介したいと思います。ナビも訪ねてみて驚いたのですが、高層ビルの立ち並ぶ江南エリアのど真ん中にあり、あの「COEX」から徒歩の距離にあるんです。敷地も広いので、気軽にお散歩気分で訪ねることのできるステキなお寺です。それではさっそく「奉恩寺」について、ナビが詳しくご紹介していきましょう~!
奉恩寺の歴史
奉恩寺は、新羅時代の高僧緑会国師によって、李氏朝鮮王朝第9代君主・成宗(ソンジョン)の墓陵(宣陵)を守護する奉陵寺院(ポンヌンサウォン)として1498年に創建されました。このとき見性寺(キョンソンサ)から名称を「奉恩寺」に改め、墓陵の陵寺とし殿閣を造営しました。その後1562年(明宗17)には、今の江南区三成洞修道山に移転、現在まで約1200年の歴史を培ってきました。
主な「奉恩寺」の行い・歴史としては、禅宗最高の寺院として、過去には僧侶の科挙試験ともいえる僧科を実施。また全国の寺院の風紀と規律を監督する5箇所の規定所の一つとして、江原道と京畿道の一部の寺を管轄しました。さらに、ずっと以前には31の本寺の一つとしてソウルと京畿道一帯の寺を掌握した仏教行政の中心寺院でもありました。 つねに朝鮮仏教の発展のために精進し続ける「奉恩寺」、現在もソウル市民の禅宗信仰の中心地として不動の地位を占めています。

敷地内をご紹介

「奉恩寺」の広い敷地内には、大雄殿・板殿・選仏殿・霊山殿・北極宝殿・碑閣・雲霞堂・弥勒大仏などの古寺・石仏などで構成されています。それぞれ意味のあるものばかりで、どこへ行っても信者たちが祈祷しているようすをうかがうことが出来ます。また緑が豊かに茂る公園のような「奉恩寺」なら、観光地に足を伸ばす感覚でたずねることもOK!実際、韓国仏教文化の体験スポットとして外国人も多く訪れるそうですヨ。
OK!実際、韓国仏教文化の体験スポットとして外国人も多く訪れるそうですヨ。
○ 大雄殿
1982年に創建。法堂内には、三相の天蓋を立てて、中央に釈迦牟尼を主仏として奉安し、左側には阿弥陀仏を、右側には薬師如来を奉安しています。後仏幀画としては、三如来会上図を奉安しています。
○ 板殿
毘盧遮那仏を奉安しています。1855年に版刻された華厳経疎抄80券と金剛経・維摩経・寒山詩・初発心自警文・仏足印等15種総3438枚の木板本を保存しています。板殿では、このような木版本を保存する目的で1856年に創建されました。現在「奉恩寺」に残っている殿閣の中で最も古い歴史を持っている建物です。板殿は経板を保存するため、建物の壁がなく、門と板だけ。ソウル市有形文化財84号に指定されています。
○ 選仏殿
に入るように引導する場所です。創建年代は明らかではありませんが、「奉恩寺」が朝鮮時代中期ごろに、禅宗首寺刹であったことから推測するとそれ以前に建てられたといえます。1941年に重創されました。現在ソウル市有形文化財64号に指定されています。
○ 霊山殿
釈迦牟尼を主仏とし奉安しています。ここは羅漢を奉安しているところで、羅漢の霊験を得るために多くの信者たちが熱心に祈祷しています。現在の殿閣は1942年に重創されたものです。
○ 法王楼
法王楼の機能は、出入り口の通路と仏前四物の奉安場所および大法会のとき、仏前行事を準備する場所であり、祈祷としても利用されています。
○ 北極宝殿
1942年重創されました。山神・七星・独聖が奉安されています。民間信仰と仏教が自然に接木されたものであると同時に、民間信仰に対する仏教の寛容精神が深く染み出ています。
○ 弥勒大仏
1996年に完工した、「奉恩寺」では新しい聖宝であります。高さ23m、国内最大の弥勒です。現在、弥勒殿と弥勒仏を奉安した広場は、奉祝行事・公演等の文化行事が行われています。この広場にも、弥勒仏の霊験を得るために、多くの信者たちが集まっています。
○ 弥勒殿

○ 弥勒殿

○ 梵鐘閣

○ 梵鐘閣

○ 茶来軒

○ 茶来軒

○ 影閣

○ 影閣

○ 冥府殿(地蔵殿)

○ 冥府殿(地蔵殿)

○ 雲霞堂

○ 雲霞堂

いかがですか?!韓国のお金持ちが多く住むという江南にあるためか、お寺自体も手入れが行き届いているうえ、建物も多く、豪華な感じがしました。きっと信者さんがたくさん寄付しているのかな?!な~んて勝手な想像してしまいました^^。またここ「奉恩寺」では、外国人の皆さんのために、寺院巡礼・座禅・茶道などを体験するテンプルステイというプログラムがあるのだそう。こういったプランに参加するのも面白そうですネ!お寺を訪れるのが好きなナビ、今年の釈迦誕生の日には、地元のお寺に訪れましたが、来年はぜひ「奉恩寺」に行ってみたいと思います。きっと盛大に盛り上がるのでは!以上、韓国仏教文化を体験できる「奉恩寺」よりソウルナビがお伝えしました。

記事登録日:2006-06-20

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2000-05-14

スポット更新日:2013-05-31

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