【※近くに移転】サムソングクス

「COEX」のすぐ近く！

お店の場所はソウルの南側に位置する三成（サムソン）洞はCOEX（コエックス）のすぐ近く。COEXといえばショッピングやレジャーがいろいろ楽しめる大型レジャー施設COEXモールや、貿易センター、コンベンション会場、そしてたくさんのオフィスが入った大きな複合施設。そんな立地もあり、お客さんは平日には特にビジネスマンが多いとか。また周辺にはCOEXインターコンチネンタルやグランドインターコンチネンタルなどのホテルもあり、ビジネスなどで外国から訪れたお客さんもよく来られるそう。お店のすぐ近くには、古い歴史を持つ仏教寺院「奉恩寺（ポンウンサ）」もあります。地下鉄９号線ポンウンサ（奉恩寺）駅からもすぐ！
※近くに移転しました。記事内の写真は移転前のものです。

店内はシンプルだけど、韓国伝統の雰囲気も取り入れながら、照明やインテリアなど、どこかモダンさを感じさせるテイスト。テーブル席が４０席と、１０人用座敷が２つ、４０人まで座れる広い座敷が１つあり広々としています。座敷は引き戸付きで個室になっているので会食にもぴったり。実際に周辺の会社員たちがよく会食をしているとか。

お昼時には近所のサラリーマンやOLたちでいっぱいに！平日のお昼時は常に満席状態で少し待たなくてはいけないので、ゆっくりお食事をするならこの時間は避けたほうがいいかも。でもお店の一番忙しい時間帯でもお店のスタッフが気持ちよく食事ができるようにいろいろ気を使っています。

人気メニューは？

■カルグクス

お店の一番人気＆看板メニューはカルグクス！韓国風うどんとも言われるカルグクスのスープはアサリやミョルチ（煮干）などの海鮮系、また牛や鶏など様々なダシを使いますが、こちらは牛サゴル（足の骨）ベース。あっさりしていてやさしい味わいのこのスープ、８時間もかけてサゴルを煮て作られるんですって。そしてお店ができた１５年前から、残ったスープに少しずつ注ぎ足して毎日スープを作っているとか。なるほど、たしかにすごくシンプルなんだけど、何だか奥深さが感じられるお味です！そして麺はコシが強めの自家製麺でスープとよく合う～！

このシンプルなお味をそのまま楽しむのも良いけれど、お好みでテーブルの塩、コショウ、粉唐辛子や醤油入り唐辛子で自分好みの味付けにしてみても。

付け合わせは白菜キムチとニラの和え物。甘酸っぱ辛く味付けられたこのニラの和え物が美味！キムチは時々麺と一緒に食べるとグー＾＾。カルグクスに直接入れてしまう人もいるそうですョ。

■タッチェンバングクス

こちらのお店のもう一つのオススメメニューは「タッチェンバングクス」。麺とタッ（鶏）、そして野菜などを甘酸っぱくて辛い薬味ソースで絡めた、冷やしていただく麺料理で、もともとは北朝鮮の料理とか。真っ赤なソースに絡められた麺は、見た目とっても辛そうだな～、と思ったのですが、食べてみると不思議！？ほとんど辛くない！もちろんこの赤さは唐辛子のものなんですが、辛さよりも唐辛子の香ばしい香りや奥深い甘みが引き立っているカンジ！柔らかい蒸し鶏もたくさん入っていて、この鶏にもコシのある麺にもソースが合っていて美味しい～＾＾。ちなみに、もし辛いものが食べたい！というときには、辛くしてもらうことも、また辛いのが苦手な人はもっと辛くなくもしてもらえるそう。

こちらのタッチェンバングクスを注文すると、カルグクスと同じ白菜キムチとニラの和え物、そしてカルグクスのスープのベースになっているサゴルスープが一緒に出されます。汁無しの麺だけど、このスープがいただけるなんて、何だかウレシイですネ。また、こちらのメニューは一つ２人前から注文できます。

■コングクス

夏限定メニュー「コングクス」。こちらもお店の人気メニューで、韓国のブログなどにもよく登場しているんです！冷たい豆乳ベースのスープに麺が入ったコングクスですが、普通、スープは大豆を使って作られるところ、こちらのコングクスは黒豆で作られているとか。黒豆の外の黒い皮の部分を取り除き、豆の中身だけを取り出して豆乳を絞ったものを使ったスープ。なので、普通のコングクスよりもスープの色がほんの少し緑色がかっていて、よ～く見ると少し残った皮の黒い部分がポツポツと残っているのがみえます。黒豆から作ったコングクスはとてもさっぱり味。身体にも良いそう！塩味がついていないので、テーブルのお塩を加えたり付け合せのキムチを入れたりして味を調節してくださいネ。

■ピンデトッ

麺料理以外にもいろいろメニューのあるこちらのお店、中でも緑豆で作ったチヂミ「ピンデトッ」がオススメ！表面はサクッと焼かれているのに中はふんわり！細かく切った豚肉、キノコ、トドッ（ツル人参）など具もいろいろ入っています。タマネギや青唐辛子を漬け込んだ醤油につけていただくと美味～。お酒のおつまみにもぴったりのピンデトッですが、カルグクスと一緒に、マンドゥの代わりにこちらを注文されるお客さんも多いとか。