北倉洞

こんにちは。ソウルナビです。みなさんは「北倉洞（プッチャンドン）」という名前を聞いたことがありますか？韓国の人たち、特に会社勤めの男性陣にとってはよ～く知られているエリア。彼らにとって北倉洞といえば、ビジネスルーム（会社員を相手にしたクラブまたはサロン）、そして毎日のランチや一杯やる庶民的な食堂街としてとっても有名な所です。みなさん北倉洞には行ったことありますか？行ったこと、ないかな…と思っても、知らないうちにそこで食事をしたり、通り過ぎたりしているかもしれません。なぜって、ここはソウルでも有名なグルメ店が集まっていて、ホテルや観光地が集まる市内中心部にあるから！また最近はプッチャンドンプンニュゴリ（北倉洞風流通り）として、エリアの入口を示すポールも立っていますよ！ではさっそく、北倉洞へナビと一緒にレッツゴー！(^^)

市庁、明洞、南大門、西小門に囲まれたグルメ街、北倉洞！

北倉洞（プッチャンドン）は小公路（ソゴンノ）と南大門路（ナンデムンノ）、太平路（テピョンノ）の３つの大通りに囲まれた台形の地域で、北は市庁、南は南大門、西は西小門、東は明洞に囲まれたところ。プラザホテルの後ろ側から南大門までといえば、分かりやすいかもしれませんね。ここを南北に通っている５００ｍほどの一方通行の2本の道を中心に、さらに細かく走っている路地に沿って飲食店がずらりと並んでいます。この道数十年、という老舗から最近出来た新しいお店までびっしりと並び、ここは「モクチャコルモッ（食い倒れ通り）」として昔から有名なんです。市庁、西小門のビジネス街からも、南大門市場、明洞の観光地からも徒歩５～１０分と行きやすく、ランチ・ディナー・一杯タイムにはいつも地元の人たちで賑わっているんですよ！

明洞・南大門と肩を並べる観光スポット？！

2000年３月、梨泰院（イテウォン）地域に続いてソウル市内で２番目の観光特区（全国的で２０ヵ所）に指定されたのが明洞・南大門・北倉洞地域！明洞（ミョンドン）は先端ファッションと高級ショッピング通り地域として、韓国内最大の在来市場である南大門市場（ナンデムンシジャン）は在来市場として韓国ならではのショッピング地域として、また北倉洞（プッチャンドン）一帯は高級ホテルと飲食それに歓楽地域として特に発展させていこうというのがここを観光特区に指定した主な理由だそう。中でも明洞と南大門に比べて名前があまり知られていない北倉洞（プッチャンドン）が観光特区として指定されたのは、北倉洞がグルメ街として名前が通っていたことが大きな理由だと付け加えられていたんですって。(^^)そのため、エリアの入口に立つポールのところには、有名グルメ店の地図がハングル、英語、日本語付で表示されていますよ！お目当てのお店がある方は、こちらの地図をチェックしてから行ってくださいね！

さっそく、北倉洞を歩いてみよう！

北倉洞（プッチャンドン）は、狭い路地の間に伝統を誇る飲食店が今なお韓国の味を誇っているところ。景気のいい時代に、近隣の大型ビルに勤める会社員の影響で飲食店が少なからず消え、ビジネスルームをはじめとする成人ナイトクラブ、カラオケボックスなどの遊興施設に変わったところもあるそうですが、数十年の伝統を誇る名店もまだまだ健在。(^^)カルビ屋さん、韓食店、参鶏湯屋さん、中華料理屋さん、日本料理屋さんなど昔から有名な飲食店が数々軒を並べています。では今回はお店も入れ替わりがあるので、さらっと有名店を中心にチェックしてみましょう！どんなお店があるのかな？！

庶民的な雰囲気がぷんと漂って来るところとしても有名な北倉洞（プッチャンドン）。ここは仕事帰りに焼酎１杯でその日の疲れを癒す、都会に暮らすサラリーマンのオアシスみたいなところでもあるとか。歩いていると、チヂミやパジョンなどをおつまみにマッコリ（どぶろく）や焼酎を飲む伝統居酒屋や、軽くビールを飲めるチキン屋さんの大型店舗、そして朝まで飲んで食べられる２４時間営業のお店があるほか、ギラギラとネオンが光るクラブなども夜になるとにぎやかに。