地元人に混じって、ピマッコルで一杯!

激安おつまみも豊富!節約旅行の方にオススメ!

皆さんこんばんは!韓国って外食が安いイメージだったのに、民俗酒店(いわゆる居酒屋)へ行ってみたら、意外と高くてビックリ!なんて経験はありませんでしたか?最近は店頭の看板などに値段を書いて安さをアピールしている所もありますが、それ以外の普通の民俗酒店は結構なお値段。メニューにある値段を見てから出るのも恥ずかしいし・・・そんな時の心強い味方がピマッコルです!でもピマッコルまで行ったものの「店内がオヤジだらけで入りづらかった・・・」「不衛生な感じがどうも・・・」と敗退した皆さん、リベンジです!もちろんビギナーの皆さんにもオススメしたいのですが、やはり決してキレイとは言えない飲み屋たち・・・。なので「それでも気にしないわ!」という方のみチャレンジしましょう~
ピマッコル自体は光化門の教保ビルディング裏の鍾路1街から続いていますが、今回私がオススメするのは仁寺洞ギルからちょっと入った裏路地。仁寺洞ギルを鍾路側から入っていくと、すぐ左手にその入口があるのですが、あまりに地味すぎて見落としてしまいがち。その目立たないわき道に入って少し行った所を、さらに右に入っていきます。光化門側は仕事帰りの会社員ばかりで、なんとなく入りづらいのですが、この一角だけは学生や女性客のグループが多いんです。以前は路地の両脇に激安居酒屋がびっしりと並んでいて、呼び込みもすごかったのですが、現在は片側が全面工事中で、お店は片側だけとなっています。
この一角、以前に比べてちょっと淋しくなってしまいましたが、安さは相変わらず。そして安い上に、お店同士のサービス競争が。"3種類タダ"、"破格セール"などなどが張り紙に書かれています。 "3種類タダ"なのは、メニューがタダになるのではなく、何か1つ料理を注文すると、自動的に3種類のつまみもついてくる、というもの。なーんだ・・・と思いきや、ワカメスープやチヂミだったりと、サービスのわりには結構いいものが出てきたりします。そしてまるでスーパーのチラシのような「破格セール」というのは、なぜかいろいろな料理(通常5、6種類)がちょっとずつ食べられちゃうスペシャルセットのこと。それでは気になるサービスがどんな感じなのか見てみましょう。
「3種類タダですって」まるで他人事のように書いてあります。呼び込みの女の子もやる気なさそうですね。こちらは比較的新しく店内はきれいなのですが、この路地にある店の中ではちょっとお高め。
上は「3種類セット+生ビール12000ウォン」、下には「6種類スペシャル+焼酎orドンドン酒15000ウォン」。誰が見ても、下の15000ウォンにつられるはず・・・
どこを指しているのか、わからない張り紙。でもこの盛りだくさんな内容を見逃すわけには・・・貝の和え物+トンカツ+トッポッキ+キムチチゲ+卵焼き+フルーツ缶+フルーツサラダ+焼酎1本で15000ウォン。この矢印の先は~~~~
張り紙から離れて、冷静に矢印の先を見てみると、すぐ向かいでした。スペシャルセットの下にはさらに"3種類、無限リフィール"サービスのおかずを無限におかわり・・・。あっさりこちらのお店を選択。もちろんスペシャルセット15000ウォンを注文です。決して美味しそうには見えない、「ただのっけてる」というに相応しい盛り付けですね。でも無限リフィール可能な3種類も出てきて、このお値段でこの盛り沢山な内容なら納得です。

と、このような感じで、それぞれお店ごとにサービスの内容を変えているようです。ですがはっきり言って、どのお店も似たり寄ったりのメニュー^^; しかも韓国語のみで、これじゃあお店に入るにも入れませんよね。お店を選ぶ時のポイントは、まずは路地をゆっくり歩きながらお店の中をチェック。耐えられるインテリアか、お客さんが入っているかどうかを確かめます。いくら雰囲気が気に入っても客が一人もいなければ高いか激まずのどちらかです。せっかくここまで来たら激安価格で飲まなければ意味がないっ!
そうそう忘れちゃいけない、ピマッコルといえば"コカルビチッ(ワサドゥン)"。洗面器に入って出てくるマッコリと焼き魚で有名な、看板のないお店。そのコカルビチッ(ワサドゥン)もこの路地にあります。いつ行っても若者から会社員まで大にぎわい。ちなみにこちらは破格セールはやってませんのであしからず。
観光地ということでちょっとお高めの仁寺洞。一本入っただけでこんな所があったのかーーーとその激安価格に驚くことでしょう。ただ、安いので質的にはそれなりです。ショッピングにお金を使い過ぎてしまった方や貧乏旅行の方々、そしてディープな場所が好きな皆さんに、是非一度は行っていただきたいピマッコルのご紹介でした!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-11-29

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