チャジャンミョン食べ歩き!

究極のチャジャンミョンを求めて「国民食」チャジャン食べまくり!ブラックデーに向け心もお腹も真っ黒け!

こんにちは。ソウルナビです。ブラックデーという日をご存じですか?韓国では2月14日のバレンタインデー、3月14日のホワイトデーに続き、4月14日のブラックデーと言う日があります。この日はバレンタインデーにチョコをもらえず&あげず、ホワイトデーにも何もなかった男女が黒い服を着て黒いジャジャンミョンを食べる・・・というとってもブラックブラックな日。かくしてナビも今年はバレンタインデー、ホワイトデーどちらも縁がなく、ひたすらブラックデーに向け真っ黒街道まっしぐら!ここぞとばかり4月14日に向けチャジャンミョンを食べ歩いて参りました。それは心もお腹もすっかりブラックになってしまったナビが食べ歩いたチャジャミョンをご紹介しましょう。
ところで、チャジャンミョンとは・・・
豚肉、タマネギ、ねぎ、にんにく、しょうがなどを細かく刻んで油で炒め、チュンジャン(黒味噌)で炒めた黒っぽいソースを麺の上にかけて食べる料理。味はまったく辛くなく甘め。材料や作り方によって大きく5つの種類に分かれ、一番ポピュラーなのはノーマルなチャジャンミョンとタマネギが多いカンチャジャン。日本にもあるジャージャー麺の肉を少なめにして甘だれにした感じでしょうか?値段は2007年現在で4000ウォン前後。甘いため子供も、そして子供のときから食べてきた大人も大好きな韓国オリジナルの中華料理で、出前でも定番、まさに日本人のカレーに匹敵する「国民食」。ドラマや映画でもチャジャンミョンを食べるシーンがないものはなく、中華料理店でメニューにチャジャミョンがないところはないといっても過言ではないほど!また麺以外にも「チャジャンパッ(ご飯)」「チャパゲティ(スパゲティ)」などのバリエーションもあり。通常は箸しか出てこないので麺とソースをうまくかきまぜるのがコツ。
<箸でかきまぜていただきます。>

<箸でかきまぜていただきます。>

<タマネギがいっぱい、カンチャジャン。>

<タマネギがいっぱい、カンチャジャン。>

<からいチャジャンミョンも。>

<からいチャジャンミョンも。>

<チャジャンミョンのご飯版、チャジャンパッ。>

<チャジャンミョンのご飯版、チャジャンパッ。>

<ブラックデーの張り紙。>

<ブラックデーの張り紙。>

<生の玉ねぎとチュンジャン(黒味噌)、たくわんがついてきます。>

<生の玉ねぎとチュンジャン(黒味噌)、たくわんがついてきます。>

それでは、さっそくチャジャミョン食べ歩きに出発!

1. チャジャミョン~忠武路編
手打ちのチャジャンミョンにはまるきっかけになったのがこちらのスタチャジャン。最初は「スタ」の意味が分からず「星?」と思っていたのですが、実は「手打(スタ)」でした。麺はまさに手打ちそのもの。ソースは麺にあうちょうど良い濃さで肉味もしっかり。またスプーンがテーブルにあるのでソースもすくっていただけます。こちらは人気店らしく、日曜日でも老若男女、客がひっきりなしでやってきます。映画館「大韓劇場」や南山コル韓屋村、コリアハウスからも近いです。
「東会楼(トンフェル)」
地下鉄3・4号線チュンムロ(忠武路・Chungmuro・331/423)駅3番出口を出てすぐ。徒歩約1分。

2. 手打ちチャジャミョン~鍾路編その1
最近、旧シネコアの近くにできた手打ちチャジャンのお店。しかもなんと24時間営業。新しい店らしい?意気込みが感じられます。真夜中に食べたくなったらいつでも食べられるチャジャミョン。器も5角形とちょっと変わっていて凝っている感じ。店内でばしーん、ばしーんとときこえてくるのは手打ちの音。外からも手打ちの姿が見られます。手打ちチャンポンというのも気になります。
「ノルブソンチャジャンソンチャンポン」
地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣・Jonggak・130)駅4番出口を出てまっすぐ、タプコル公園のある次の大きな十字路で道を渡って右に曲がり、映画館スポンジハウス(旧シネコア)の前を通り過ぎると左手にある。徒歩約7分。
3. 手打ちチャジャミョン~鍾路編その2
鍾路の繁華街、ピアノコリ(ピアノ通り)にも手打ちチャジャンの店を見つけました。こちらも手打ちの姿が外からながめられます。店内は雰囲気はとっても庶民的で、セットメニューもいろいろあり。 味はソースがかなり甘めで、色も黒々としています。
「ワンソンスタチャジャン」
地下鉄1号線チョンガッ(鐘閣・Jonggak・130)駅4番出口を出てまっすぐ、1つめの角を右に曲がり、ピアノコリをまっすぐ行くと右手にある。「シンソンソルロンタン鍾路店」の向かい側。徒歩約3分。

4. 手打ちチャジャミョン~江南編
こちらは芸能人も訪れるというウワサの手打ちチャジャンのお店。気になって行ってみました。日曜日というのに小さな店はいっぱい。壁には芸能人のサインがいっぱい。味の方は?確かにおいしい方だと思うのですが、わざわざ江南まで食べに行くほどではないかも・・・でもあの芸能人と一緒のチャジャミョンを食べた!という満足感があるかも。値段も5000ウォンなのにはびっくり。
「スタソンチャジャン・フェイジュン」
地下鉄2号線カンナム(江南・Gangnam・222)駅7番出口を出てまっすぐ、左手に赤い教保タワービルのある1つ目の大きな交差点で横断歩道を渡り、右に曲がって坂を上ると左手にある。徒歩約10分。リッツカールトンの向かい。

5. 中華街のチャジャンミョン
チャジャンミョンといえば中華料理。ということはやっぱり本場のチャジャンミョンも食べておきたい、明洞にある中華街へ。こちらのチャジャンソースのうまみが他の店とまったく違います。麺は手打ちではないと思われますが、そんなことは関係なし。肉の味も「好」でした。箸でかきまぜていたらおばちゃんがお皿の下にティッシュを引いてくれました。
「開花」
地下鉄2号線ウルチロイック(乙支路入口・Euljiro 1(il)-ga・202)駅6番出口を出てロッテデパートの向かい側を道なりに進み、アバタの前を通り過ぎてさらに道になりに進み、工事中の中央郵便局の手前の道を左に曲がり、少し行くと左手にある。徒歩約7分。

6. ショッピングモールのチャジャミョン
ショッピングモールにも新しい中華料理があり。竜山駅の上にあるショッピングモール「I Park Mall」にある中華料理店に行ってみました。こちらのチャジャミョンはネギが多めのいわゆる「カンチャジャン」系。カンチャジャンは少しナビは苦手。器が丼型のため量は多めでした。またこちらのポイントは中国茶。チャジャンと中国茶を一緒に。
「多成」
地下鉄1号線ヨンサン(竜山・Yongsan・135)駅内・アイパークモール4F

7.フードコートのチャジャミョン※なくなりました。
最後はフードコートでもチャジャミョンを。東大門市場はdootaの9Fにあるフードコートへ。こちらのチャジャミョン、フードコートながらソースにうまみあり。意外とあなどれないチャジャミョンでした。
「DOOTAフードコート」
地下鉄2・4・5号線トンデムンウンドンジャン(東大門運動場・Dongadaemun Stadium・205/422/536)駅14番出口を出てまっすぐ、徒歩約6分。
ニュースによると今年はヨコハマのデパートでも4月14日にチャジャミョンを発売するとか?日本でもチャジャミョンの人気、出るでしょうか?ソウルの街中にあふれている大人も子供も大好きなチャジャミョン、ブラックデーにはもちろん、韓国にいらしたら是非一度食べてみてください。究極のチャジャンミョンを求めて今後もチャジャン道を邁進したいと思います。以上、すっかりブラックモードのソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-13

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