いろんな焼肉食べまくり!~ノビチブ編~

ビギナーさん必見!焼肉屋さんでいろんなお肉と料理を食べまくってきました!

こんにちは!ソウルナビです。韓国グルメの中で王道と言ったらやっぱり!焼肉~!韓国で何を食べたいかって聞かれたら、そりゃもう肉、肉、肉に尽きる~!って感じですよね!?ソウルで絶対食べたいそんな焼肉ですが、意気込んでお店に行ったはいいけどイマイチわかりづらいのがお肉の種類。注文の時に「すいません、焼肉お願いします」と頼むわけにもいきませんよね^^;韓国肉はおいしいけれどお値段もなかなか・・・というプライス事情もあり、失敗せずにウマイ焼肉を食べるため、今回ナビの食いしん坊記者おたみさん・てんちゃん・ソリちゃんがお店に行っていろんなお肉を注文して食べてきました~。お肉の味や食感といった感想もいつものように直球ストレート勝負!さっそくその模様をお届けしたいと思います。さ、いってみよ~!
高級焼肉の有名店、「ノビチブ」にGO!
3人がやってきたのはソウル一の繁華街とされる明洞(ミョンドン)。人がたくさん集まるこのエリアには飲食店もいっぱい!海外からの観光客もたくさん訪れる御用達エリアですが、そんななかで地元の人や旅行客から人気を集めている高級焼肉店が今回訪れた「ノビチブ」です。地下鉄2号線ウルチロイック(乙支路入口・Euljiro 1(il)-ga・202)駅を出てすぐにあるというアクセス便利なロケーションもあり、日本人のお客さんも多いこちらのお店。入口付近のお肉の写真にはちゃんと日本語表記もあったし、日本の芸能人の来店記念写真もありました~。
いろんなメニューを頼んでみよう!
メニューを渡されるとしばらくの間じぃ~っと考え込む3人。おいしそうなものもいろいろあるし、食べたことのないものもあるなぁ・・・。えぇい、食い倒れ覚悟!ということで、気になったものを少しずつ&いろいろ食べまくることにしましたっ!
おかずがズラ~り!
ではさっそくお肉を!・・・の前に、テーブルに並べられたのがパンチャン(おかず)の数々!韓国の焼肉屋では普通の食堂と同じように、こうして付け合せのおかずが何品か出されるんですよね。日本と違って「お通し料」のような別料金が取られないし、お替わりだってOK!お肉を包むためのサンチュも登場し、ここでは生野菜のサラダもついてきました~。どうしても油っこくなる肉料理には、こういうサッパリしたお供があるとウレシイ!おなかが空いていた3人はお肉が出てくる前におかずをパクパク。焼肉のタレも用意されて準備万端です!
■ウソル
最初に挑戦したのがこの「ウソル」。これは牛の舌、つまり日本で言う「牛タン」~!日本ではビールで乾杯しながら牛タンをつまむ・・・っていうのがナビの焼肉スタートの定番でした。でも韓国では牛タンを食べる習慣はあまりなく、扱っていないお店もけっこうあるんです。そんなわけで頼んだ牛タン。薄くてペラペラしているのかと思いきや、結構な大きさと厚み!焼き加減によっておいしさも大きく変わってくるので、スタッフが絶妙のタイミングを逃さないように焼いてくれます^^
おたみさん「ちょっとちょっとこれいい感じなんじゃないのぉ~!?」
ソリちゃん「うわ、めっちゃおいしそう!なんかプルプルしてません!?待ちきれないっ」
てんちゃん「おいしそうだわ~。身がしっかりしてる!」
(レモンの入ったタレにつけてパクッ)
「これ厚みもけっこうあるね。なのにやわらかいよ!」
「いや~ペラペラの牛タンとは全然ちがうわ。大きさもかなりあるね!?」
「牛タンなのに食べ甲斐があるなぁ。これだけでおなかにたまりそう!」
■コットゥンシム(特選ロース)
お次に登場したのが「コットゥンシム」と呼ばれる特選のロース牛!「コッ」とは韓国語で「花」という意味で、霜降りの脂の模様がまるで花のようなところからついた名前だそう。その名が示すとおり、見るからにおいしそうな霜降り具合~!炭火で焼くとだんだん焼き色がついてくるにしたがって、肉の中からジュワジュワジュワ~っと脂が出てきます!
スタッフ 「このお肉は塩をつけて食べてくださいね」
3人 「ん?なんかこの塩普通のものと違いますね」
スタッフ 「これはお店特製の塩なんですよ~。おみやげに買って行けるし人気なんですよ。魚料理なんかにも使うといいですよ。」
(食べてみて) 「ん、これハーブ入ってますよね?」
スタッフ「はい。他にもいろいろ入っていますがそれは企業秘密で^^」
ということで無心になって食べる3人。
3人 「おいしい~!」
「これ、何にもヤンニョム(タレ)つけてないんですよね?」
スタッフ「はい、そのままの味です」
「うわ、それなのに甘い味がするわ~!柔らかいし!」
「それに肉の味がしっかりしていて旨みを感じられる!」
焼きすぎに注意!

焼きすぎに注意!

おいしいものを食べると顔もほころぶ~

おいしいものを食べると顔もほころぶ~

「なぁ、この塩つけすぎたみたい。しょっぱくなったわ^^;」
「粒が大きくて味がしっかりしてるから、ちょっとつけるのがいいみたいね。一粒でもいいかな??塩もおいしいけど、つけないで食べてみるのもいいんじゃ?」
「うん、そのまま食べたほうが肉の甘味を感じられますね」

■ユッケ
お次は焼肉屋でぜひとも食べたいユッケ!生肉、つまりお肉のお刺身ユッケは新鮮さが勝負!ごま油の香りがほんのり漂うお肉を生卵と一緒に混ぜ混ぜ~。ナシと一緒にパクッといきましょう!
「辛っ。ニンニクのスライス思いっきり食べちゃったわよ^^;。う~ん、これはナシのシャキシャキ感と肉がよく合ってるね。オイシイ!」
「冷凍モノのシャリシャリしたユッケが出てくるところもあるけど、ここのはちゃんと肉の新鮮な味が残ってるな~」
「ユッケっておいしいとついバクバク食べちゃう。他のお肉も食べたいし調節しないとな・・・」
■センワンカルビ
次にいただくのはこの「センワンカルビ」。日本ではロース牛を好む人も多いですが、韓国で牛肉を食べるといったらやっぱりこのカルビが基本!人気メニューでありお店のオススメでもある「ノビチブ」のこのカルビは一人前300gと多め。お値段もなかなかはるので、高級焼肉の醍醐味を味わうぞ~っと3人ともヤル気、いや食う気マンマン!
肉が登場すると・・・
3人「うわぁぁデカッ!!」
「これ何人分ですか?」
スタッフ「一人前です」
3人「えぇっ、ホントですか!?大きいっ」
「骨の部分もあるけど、15cm×30cmはあるんじゃない!?」
「お肉の中でいちばん高いメニューだし、もっと小さいのかと思ってた!」
・・・と3人とも大きさにビックリ。
「値段がはるように思うけどさ、ステーキハウスに行ったら小さな肉でもけっこうな値段するじゃない?焼肉って一見高いけど、その値段でこれだけのおかずが出てきてお店の人がいろいろサービスしてくれるし、そういうことを考えて食べたらそんなに高すぎるものじゃないかもね。」
「うんうん、そうだね・・・」
「さっきのコットゥンシムと比べると、あっちにあった甘さみたいなのはないね。でも別の旨みを感じる。」
「ちょっとこってりしてるけどおいしいよね。いや~これほんと柔らかいわ~」
「脂がけっこうのってるから、少し食べただけでもけっこうおなかいっぱいなるね?」
「うんうん!」

■メウンヤンニョムカルビ (辛口ヤンニョムカルビ)
お店特製のヤンニョム(タレ)に漬け込んで作られた「ヤンニョムカルビ」。今回トライしたのはそんなヤンニョムカルビの辛口バージョン。甘めの味付けがされていることが多い一般のヤンニョムカルビに比べ、これはどんな味なのかな!?
「大きい!幅こんなにあるよ」
スタッフ「これはヤンニョムだし、野菜を巻いて食べてくださいね」
「大口開けていきま~す!ん、辛口とあるけれど、そんなに辛みは感じな・・・あっ、これ最後にピリッと来た!」
「柔らかくてちょっとこってりしているから、辛さがあった方が食べやすいかも。個人的には。・・・でもその分たくさん食べちゃいそう。」
■ヤンニョムウソル
ここで3人はとても珍しいメニューを発見!その名も「ヤンニョムウソル(味付け牛タン)」。
「さっきメニューの写真見てたときにさ、カルビの写真と間違ってるんじゃ?って思ってたんですよ。でもこれやっぱり牛タンだったんだ~!」
「ほんとに!これ牛の舌って感じがしないよ~。」
「厚いしね。切り込みもちゃんと入ってるんだぁ」
3人「珍しい!」
−食べる−
「ちょっとコリコリしているような感じかな?」
「味は"味付けカルビ"風だね^^」

■ヤンニョムケジャン
お肉を食べている合間に楽しみたいのがケジャン(カニ)!コチュジャンベースのタレで作られたヤンニョムケジャンは真っ赤な色だけど、驚くほどの辛さはないのでご心配なく^^
■メウンカルビチム
肉は肉でも今度は焼肉ではなくカルビ蒸し!「メウンカルビチム」と言うこの辛口のカルビ蒸しはランチメニューとのことで、お昼に訪れた3人はこれにトライすることに!注文するとカルビやタマネギなどの野菜が入った鍋が登場し、お店の人が火を入れてくれます。もともと赤~い色のせいで辛そうなのに、火にかけてグツグツと煮えていく様子は見ているだけで辛そ~う&おいしそ~う!
「うぅ、これけっこう辛くない!?」
「辛ぁっ。地元の人も辛がるっていう話でしたもんね」
「見てみて、肉がするり~と取れるよ!」
「柔らかいわ~。」
「辛いから白いご飯があればうれしいなぁ!」
いよいよシメの食事メニューに!食いしん坊3人組もさすがにおなかがしんどくなってきたか!?いやいや、ラストスパートだ!
■トルソッビビンバ
日本の方々にもおなじみ、石焼ビビンバ!せっかく韓国に来たなら食べておきたいメニューの1つですよね!コチュジャンを入れて混ぜ混ぜ、そしてそれぞれのおわんに取り分けるところまで全部スタッフがやってくださいました~。あとはいただくだけ^^
「まだジュージュ−いってる。アツアツをいただかないとっ。」
「アル(卵)も入ってて色合いが鮮やか~」
「ん、スープもいけるよ^^」
■冷麺
焼肉のシメといったらやっぱりこれ!というわけで、1人前を3人で分けることに。
「焼肉のあとはこれっしょー」
「やっぱサッパリする~~」
「あれだけ食べても冷麺なら入る!」
■フルーツ
最後はフルーツが運ばれてきて、これで本当のシメ!ごちそうさまでした~
いや~食べた、食べた。今回の焼肉体験!普段「肉を食べに行くぞ~!」というときはトゥンシム(ロース)やカルビが中心となりがち。でも今回いろんなお肉を試してみて、焼肉屋ではいろんなメニューが楽しめることを再確認しちゃいました!日本ではポピュラーじゃない肉料理もあるし、初めて食べるメニューにトライするのもオモシロイですよ。最後になりましたが、お肉を焼いたり料理を盛り分けてくれたりと常に食事をサポートしてくれたキムさん、ありがとうございました!至れり尽くせり状態で食べられて大満足でした~。・・・最近値段の上がっている韓国牛。みなさんもフンパツするときはトコトン食べまくって、「肉」のおいしさを存分に!味わってみてくださいね^^以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-04-23

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