韓国でスキーに行ってきました!【2008年】

~まこの韓国のスキーリゾートは楽しいよ~

ソウルは氷点下の日が続いていますが、久々登場のまこは寒さに負けずスキーに行ってきました!
韓国では2年前に1度だけスキーに行った事があったんですが、その時は手袋だけ買って、他は何から何まで全部レンタルで済ませたんですけれど・・・。やっぱりスキーウェアをレンタルするのは気分が良くなかったので、今回は奮発して前日にスキーウェアを買いに近所のアウトレットへ行きPHENIXのウェアを上下揃えて14万ウォンで購入。ネットで買うよりも安く手に入れることができました。それを見ていた主人は、友人からウェアを借りることにしていたのに思わずつられてお買い上げ。ちょっぴりイタイ出費です。
当日、朝早くから出発するものと思いきや・・・のんびりとお昼を食べてから優雅に(?)出発。それでも道路がすいていたおかげで3時間程してスキー場に到着し主人の友人達と合流。さっそく滑りに行くぞー!と思ったのに「リフトのナイター券は午後6時半からだから。」と、まずは腹ごなしに1杯。
ここでスキー場のご紹介。韓国のスキー場は2度目のまこですが、今回行った所は江原道にある“ヒョンデ ソンウ リゾート”というスキー場。
最近、この手の○○リゾートと呼ばれるスキー場がソウルから車で2,3時間のところにたくさん出来ているそうです。日本のスキー場とあまり変わりはありませんが、新しいだけあってスキー場以外の施設も充実しているようでした。ただ一つ違うなと思ったのは、日本ではスキー場の目の前には大きなホテルがあるのがほとんだと思うのですが、こちらは、ホテルはホテルでもお部屋は全てコンドミニアムでキッチンがついています。なので、当然大きなスーパーもあり、お部屋でワイワイと料理をしながらパーティーもできちゃいます。今回は残念ながらコンドミアムがいっぱいで予約ができなかったのですが、他の施設をぐる~っと回ってみました。大きなスーパーのほかにもコンビニやパン屋もあり、レストランやファーストフード、おしゃれな飲み屋さんもたくさんありました。スキーに飽きたらボーリングやビリヤード、卓球場にカラオケやゲームセンター、韓国にはかかせないネットカフェもしっかりありました。子供たちのためのキッズワールドとおきな滑り台のあるプールまで完備。スキーシーズンは深夜まで営業しているサウナもありました。これだけあればスキーやボードができなくても十分楽しめそうですね。
さてさて、まこ一団は、お腹が落ち着いたところでスキーを借りに行くことにしました。もちろんリゾート内でも3万ウォンくらいでレンタルできますが、主人の友人行き着けのスキー・ボードレンタルのお店で借りることにしました。日本と同じようにスキー場の近くには道路に沿って何軒ものレンタル店があります。まこは日本で借りたことはないのですが、見た感じはまったく同じ。靴のサイズをとスキー暦を伝えれば適当に店員さんが選んでくれます。結構いいものも置いてあって、まこはLANGEのブーツとHEADのスキー板を借りて1万ウォン。1日借りると1万6千ウォンだそうです。ここでスキー場のリフト割引券もいただいて、いよいよスキー場へ!
リフトのナイター券は3万2千ウォン。ちょっと高い気がするんですけど・・・人はいっぱい!この日はMTVの録画があるとかで舞台が設置されていて、いつもより人がたくさんいたそうです。主人の友人は、ここのリフトシーズン券を持っていてシーズン中は毎週通っているんだそう。1シーズン44万ウォンだから好きな人はシーズン券を買うといいですよね。
スキー場にでるとバーンと目に入るのは大きな大きなテレビ。これは以前に行ったスキー場にもありました。韓国のスキー場には欠かせないものなんでしょうか?その横にはスノーボードのハーフパイプがあり、次から次へと韓国のボーダーがカッコよく飛んでました。
スキー場の端のほうには子供達が遊べるような広場があり、その上にはひろ~いソリができるスペースに長~い滑り台があり浮き輪のようなものに乗って上から滑り降りることができるのもありました。ゴンドラに乗って一番上まで行くとレストランがありましたが、その他には小さな売店しかなかったですが、おでんやトッポッキなどあり、雪の上でフーフー言いながら食べるのは美味しかったです。
と、この日スキーが2回目の主人はボーゲンの猛特訓。あっちでゴロゴロこっちでドテっと雪の上を転がりまくって気がつけば携帯を紛失。。。まこも携帯を置いてきてしまったし、友人達とは別々に滑っていたので誰にも連絡が取れず仕方なくインフォメーションへ行き、一応紛失届けだけ出しましたが諦めて再度スキー場へ。滑りながら携帯を探したものの見つかるわけもなく・・・ナイター券の時間が切れる午後10時半頃までしっかりすべりました。降りて行くと友人達を発見。こんなに人が多い所でよく会えたね~と喜んでいると、なんと主人の携帯が友人の手にあるじゃないですか?!びっくりです!携帯を拾った人が通話履歴を見て友人に電話をし、友人が受け取りに行ってくれたそうなんです。その後、友人は寒い中リフトのりばで40分もまこ達を待っていたんだとか・・・。そんなこと知らない主人とまこはゴンドラまで乗って楽しく滑っていたんですけれど(笑)。携帯が見つかって主人の気分は晴々。
スキーも上達し、お腹もすいたのでお宿の近くでサムギョプサル(豚の焼肉)とタットリタン(鶏とじゃがいもの辛い鍋)の遅い夕食。食べ終わるとすでに夜中の12時を回っていましたが、隣のお店で一杯。そこはビニールハウスのポジャンマチャ(居酒屋)でした。中はきれいに石が敷き詰めてありストーブも焚いてあって暖かく、この中で料理もするので魚などを焼くと臭いがしますが、結構快適です。おつまみにカメギ(さんまの干したもの)を頼み結局午前2時過ぎまで楽しんでしまいました。
今回泊まったのは、スキー場の近くにあるミンバク<民泊>と呼ばれる所。まこはミンバク初体験。狭いながらも中はわりと綺麗で台所ありお鍋や炊飯器までしっかり揃っていました。聞くところによるとこれが普通のスタイルだそうで、ペンションと言われているところも台所があるのが基本だそうです。日本だったらお宿の夕食も楽しみの一つなのに違うんですね。それに、枕は4つあるのに布団は大きいのが2組。一人一つの布団がないのもなんとも韓国らしいところです。これで1室1泊5万ウォン。安いから許せちゃいますね。
翌日は朝からスキー!と思っていたのですが、しっかり睡眠をとり遅い朝食は美味しいと有名なカルククスのお店に連れて行ってもらいました。お店があるとは思えない外観でしたが並んで待つほど人気のお店でマンドゥカルククス(韓国の水餃子にうどんが入ったもの)4千ウォンをいただきました。手作りなのでお母さんの味がするんだそう。美味しくいただきましたぁ!
結局そのままスキーもせずに一路ソウルへ。帰りの高速で少し渋滞にハマったのですが、そこでは韓国ならではのものを2つ発見。一つはトラックにたくさんの食べ物を積んだ売店。蒸しパンや茹でたとうもろこし、スルメや焼き栗などに温かいコーヒーなども売っています。もう一つはお菓子などを売って歩くおばさんやおじさんです。渋滞で動かない車の間をたくさんのお菓子を抱えて行ったり来たり、ちょっと危なくてハラハラしますが、結構買う人が多いみたいです。
そんなこんなでスキーをしに行ったんだか食べに行ったんだか分からなくなってしまいましたが、とても楽しかったです。スキーウェアを買ったからには、また連れて行ってくれることを期待しているんですが・・・。ソウルから日帰りでも十分に行けますので、この冬は一度スキー場に行ってみてくださいね!

<リフト(ゴンドラ含む)券料金>
区分/大人料金/子供料金/営業時間
1日券/61,000/46,000/6:30~16:30
午前券/48,000/38,000/6:30~12:30
午後券/48,000/38,000/12:30~16:30
夜間券/48,000/38,000/18:30~22:30
深夜券/35,000/27,000/22:30~24:30
1回券/13,000/10,000/-
徹夜券/36,000/28,000/24:00~03:00
深夜徹夜券/50,000/40,000/22:30~03:00
夜間・深夜券/67,000/52,000/18:30~24:30
午後・夜間券/76,000/60,000/12:30~22:30
夜間・午前券/79,000/62,000/18:30~22:30、8:30~12:30 深夜、徹夜利用不可
※料金はウォン表示
※価格は取材時のものです。

スキー場情報
現代星宇リゾート

・ 交通 : 無料シャトルバス(原州、利川など)
定期路線運行バス(新村、蚕室、木洞、総合運動場などから)※要予約
・ 住所 : 江原道(カンウォンド)横城郡(フィンソングン)屯内面(トゥンネミョン)斗元里(トゥウォルリ)204
・ 代表電話 : 033-340-3000
・ ホームページ :www.hdsungwoo.co.kr(日本語)
・ スキー場面積: 45万坪
・ スロープ: 20個(初級7、中級4、上級5、超上級4)
・ リフト: 9つ(チェアーリフト8つ、ゴンドラ1つ)

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-01-23

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