梅雨の晴れ間のリゾート小旅行　その２

室内プールに行ってみると誰もいなくてＮＯＡたちの貸切状態。昨日ゴルフ場の横で見かけた野外プールはチビッコでごった返していたのと比べると別世界。キレイに管理されたプールは外からの陽射しが気持ちよく差し込んで優雅に手入れされた庭園を臨めます。ゆっくり泳いでサマーベッドでまどろんでゆったりした時間を過ごしました。

プールの後は隣りにあるサウナへＧＯ。ここにも人は誰もいなくて貸切状態。そんなに広くはないけれど清潔に管理されているのでここも気持ち良く過ごせます。

さてホテルの中を歩いているとたくさんの写真が飾ってあります。そう、ここのホテルはステキなロケーションがたくさんあるので、ＴＶドラマのロケ地にも数多く使われているんです。ここ数ヶ月の間にはＫＢＳシートコム「ウンヌンオルグルロトラボラ（笑顔で振り向いて）」、ＳＢＳ月曜火曜ミニシリーズ「１０１ボンチェプロポズ（１０１回目のプロポーズ）」、ＳＢＳ週末ドラマ「サラングァヤマン（愛と野望）」などが撮影されたんですって。また化粧品のＳＫ?やミスターピザなどのＣＦ撮りも過去に行われようで、そのときの写真が置いてありました。

ホテルを出る前にお庭に出てみると、ヨーロッパ式に造園された庭は本当に優雅という言葉がピッタリ。滝の音も涼しげでここにいるとヒーリング効果が高そう。また建物の裏の森からも気持ちのよい空気が流れてきて爽快！このお庭ではガーデンウェデイングができるみたいで、この日もお庭でバンケットの準備が進んでいました。韓国のように湿気の少ない気候の国は野外の結婚式は本当に気持ちいいですよね。

すっかりお腹が空いたので、昨日の夜にチェックしておいた手打ちジャジャンミョン屋さんへ。場所はホテルからクルマで１分の街道沿いにあります。ＮＯＡは中華風冷麺を注文。中華風冷麺は韓国式とは味も風情も違います。このお店の冷麺はクラゲも入ってお酢の効いたお味がグー！そしてここの代表料理の手打ちジャジャンミョンは４，５００ウォンですごいボリューム。タンスユク（酢豚）もサイズが小なのにボリュームいっぱいで味も美味。そのうえ焼き餃子もサービスしてくれてすっかり満腹になりました。

さて今日の目玉は済扶島（チェブド）観光。ここからはクルマで１時間強。ここは以前ナビでも取材されているように、韓国では有名な観光地。１日約２回、潮の干満の差で海の中に道が現れるという不思議な場所。今日は午後４時から道ができるということで４時過ぎに到着すると、早速クルマが海の中にある道を走っています。通行料３，０００ウォンを払ってドライブすると、横にカモメが飛んできたりして海の中を走っているのを実感！潮風がとっても気持ちいい！

済扶島内に入るとお刺身屋さんが軒を連ねています。なんだかガンガン演歌がかかっていて昔の日本の海辺のようで妙に懐かしい気分になりますよ。海岸は干潟の場所、砂浜の海水浴場、波の静かな入り江など多彩な表情があって人を飽きさせません。韓国の観光地に行っていつも感じるのは独特の明るい楽しさ。それって韓国のおばさんの無邪気さから来るような気がします。干潟に足を取られて泥だらけになってしまったおばさんたちは少女のように大声でゲラゲラ笑って本当にシアワセそう！こんな大人の様子って日本では見たことないな。こういう韓国人の行動のヒトコマが観光地を天真爛漫な明るい雰囲気に包んでいるように思えます。今日は天気がいいので波頭がキラキラ光って夏気分を思い切り満喫できました。

島には軒並みお刺身屋さんばかりでゆっくりくつろげる喫茶店は見当たらない様子。そこでまた海の中道を戻って料金所のゲートを出た丘の上に船の形の喫茶店がありました。丘に上がると眺めがよくっていい感じ。喫茶店に入るといわゆる韓国の喫茶店でレトロムード満点。韓国歌謡がかかっていてなんだか懐かしい７０年代の風情です！ここでパッピンスなんかを食べてクールダウン。

外は明るいけれど陽の長い韓国ではこの時期の完璧な日没は８時３０分ごろ。陽はまだまだ高いけれど、時計を見ると６時半になりそうです。クルマを飛ばして帰途へ。８時過ぎにはソウルの自宅に到着。こんな短い距離の旅行なのにすごく遠くまで行ってきたような満足感！今回のラビドルリゾートはソウルに近いながらもリゾート気分を満喫できる本当にオススメリゾートでした。ゴルフ場もあるしＮＯＡはゼッタイにリピータになりそう！梅雨の晴れ間の小旅行、心から満喫しました！

● 店　名：龍井
ＴＥＬ：031−352−7198

● 店　名：Ｍａｙｆｌｏｗｅｒ
ＴＥＬ：031−356−4224

● 観光地名：済扶島（チェブド）
Ｈ　Ｐ：http://www.jebudo.com（韓国語）毎日の通行可能な時間表の掲載あり