「新ソウル駅舎」完成!

現代的に大変身!行ってビックリ、これがソウル駅?!

こんにちは!ソウルナビです。今日は新しくなったソウル駅をチェックしにやってきました!先日、ナビもタクシーで前を通った時にチラリとは見たんですが、実際見るとウワサ通り大・変・身でびっくり。従来の赤レンガのソウル駅とは違う、とっても現代的なガラス張りのソウル駅が誕生しましたぁ!うわぁ~、ほんとに江南セントラルシティか空港ターミナルみたい。ではでは、さっそく行って見ましょう!
ここでちょこっと、この新ソウル駅舎が出来るまでをたどって見てみると、
新駅舎は2000年5月に着工、今年(2004年)の1月1日に開通式を迎え、正式にソウル駅としての機能がスタートしました!建物規模は地下2階、地上5階、延べ面積95.200平方m、総事業費は900億ウォン!たくさんの人手と鉄筋、鉄骨が使われた一大工事でした。さらに高速鉄道時代を迎え、未来鉄道100年を目指して今回完成した新ソウル駅舎は、既存のソウル駅の3倍の大きさに拡大され、1日10万人の利用客が行き来できるようになったそう。ただ1月現在、駅の工事はまだ続いていて1階と旧ソウル駅舎のリモデリング工事が今進められています。
ソウル駅の新駅舎は
2階がムグンファ号、トンイル号列車の発着、3階がセマウル号の発着専用フロア。構内にはチケット売り場、広い待合スペース、大きくてわかりやすい電光掲示板が設置され、フロアごとにファーストフードやコーヒーショップ、食堂などの店舗が入店しています。ちなみにフードコートは3階奥。また2階と3階の待合スペースの連結階段と列車の各発着ホームに障害者用のエレベーターとエスカレーターを設置し、広い駅舎での移動をスムーズに出来るようになりました。。
お疲れ様~、旧ソウル駅!
昨年(2003年)までソウル駅としてみ~んなに親しまれてきた旧ソウル駅舎。現在の場所に駅が造られたのは1900年7月。当時は京城駅という名前でした。その後南大門駅、再び京城駅となり、現在の名前「ソウル駅」となったのは1947年。つまり京城駅時代から数えるとなんと104年もの間、たくさんの人をソウルから地方へ、また地方からソウルへ運ぶ中心駅として頑張ってきたのです。
これから旧ソウル駅舎はどーなるの??
でもソウルのシンボルとも言える赤レンガの建物がなくなるなんて、、、、ちょっぴり寂しいですよね。はい皆様ご安心下さい。旧ソウル駅本館(赤レンガの部分)は現在封鎖されていますが、ソウル市の地方史蹟に指定されているソウルの文化財でもあり、これから取り壊さずに複合文化空間にする予定だそう。また旧駅舎の奥の方はこれからリモデリングを行い、ディスカウントストアの「ロッテマート」が入店する予定だそうです。
ところで、旧ソウル駅舎にあったギャラリアデパートは?
そうなんです。ソウル駅の旧駅舎の奥で地味~に頑張っていたギャラリアデパートは、今回新ソウル駅の誕生と共に、「concos」として新しく生まれ変わりました!場所はソウル駅の新駅舎の真ん中。鉄道駅からそのまま行けるようになっています。江南の狎鴎亭(アックジョン)にあるギャラリアとは全く違う、ちょっとスーパーっぽかった昔のイメージとはずいぶん変わって、おしゃれな雰囲気になりましたョ。今回は食料品などのフロアはなくなり、2階から4階まで全てファッション関係のお店になっています。
さて、今年開通するという高速鉄道は?!
今年(2004年)4月に開通予定の高速鉄道(日本で言う新幹線)、その名前も「KTX」。新しいソウル駅から発着となります。その高速鉄道ソウル駅からソウル市内外への移動をしやすくするために、タクシー乗り場や駐車場への連結通路が、また地下鉄との連結通路も建設されるんだそう。わぉ~、韓国にとうとう高速鉄道時代がやってくる!楽しみですよね。またナビでも搭乗レポートをお届けしたいと思います。以上、新しいソウル駅からソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2004-01-14

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