春川鶏カルビ(チュンチョンタッカルビ)の食べ方

もぐもぐ、ひーひー、1度食べれば忘れられない味。

やわらかい鶏のささみにキャベツ、サツマイモなどの豊富な野菜、その他さまざまな味が混ざり合って、ちょっぴり辛いけれどもとってもいい味を出す「チュンチョンタッカルビ」は、大きな鉄板に油を敷き、上に挙げたような材料をたっぷりのせて炒めた食べ物なんですが、聞いただけでももよだれが出そうでしょ!

肉と野菜に濃い味のたれが染み込み、1度食べた人は必ずリピーターになっちゃいます!肉と野菜を全部食べたあとは、その残ったソースとご飯を炒めて食べるんですが、食べたほとんどの人は最高にうまいっ!と口をそろえて言うそうです。
大きくぶつ切りにした鶏をたれに一日中つけ、味付けが均等にいきわたったものと、キャベツやたまねぎ、さつまいもやおもちなど、これらをいっしょに大きな鉄板の上で炒めて食べるタッカルビは、値段もお手ごろで学生やサラリーマンご用達の食べ物です。

タッカルビは、従業員がトレイに味付けされた材料をのせてやってくるところから始まります。よく熱せられた鉄板に材料をのせ、炒め、肉にちょうどいい具合に火が通れば出来上がり。

実に簡単な料理なんですが、ナビのおすすめの食べ方は、えごまの葉に火のよく通った肉をのせて巻いて食べる、この味はまさに最高です!ちょっぴり辛いとは思いますが、1度食べるとその味が忘れられなくなること間違いなし!
タッカルビはそれ自体が一品料理ということで、ほかに特に食べる必要はありませんが、さっぱりしたトンチミ(=塩水に薄切りした大根やセリ、白菜などをいれた水キムチ。)は、ちょっぴり辛いタッカルビでひりひりした口を落ち着かせる、いい役目をはたしてくれます。もし、辛くて口の中がピリピリするようならトンチミといっしょに食べてみてください!タッカルビをさっぱり、すっきり味わうことができるでしょう。

あ、そうそう、ほとんどのタッカルビのお店では、サラダがあるんですが、自分で好きなだけとってきて食べるという、セルフサービスになっています。新鮮なキャベツのサラダによく味の染み込んだキムチ、それ以外にもトラジ(桔梗)の和え物やキュウリの和え物などがあり、これらのすべては無料(!)ですのでどんどん食べちゃってください!!ただし、残してはダメですよ〜。
ホンチョンの地で始まり、チュンチョンまで広がったのち、チュンチョンの食べ物として名前が定着したタッカルビは、食べる人の好みの味に調理することができ、食べる楽しみと作ってみる楽しみ両方が大きい食べ物です。
また、お客さんの大部分はサラリーマンや学生だからか、騒々しくとっても賑やかな場所となっています。そういった、昔からかわることのない、親しみの感じるような場所は、いつ行っても居心地のよさを感じますよね。えっ?騒がしいのはいやですって?けれど、こういう騒がしい中で食べてみてはじめて、ほんとの韓国の味を知ることができるんですよ!
歯ごたえたっぷりでちょっぴり辛い、1度食べるといつまでも忘れられない。そんな味は、ここ、チュンチョンタッカルビにあり!です。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2000-06-07

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