秋夕の準備真っ盛り！ナビも秋夕を過ごす準備を兼ねて、コストコとロッテマートの様子を見てみました！

秋夕や旧正月の名節に欠かせないのは、LAカルビではないでしょうか。カチカチに凍らせた冷凍の霜降りあばら肉を骨ごと１㎝強位の断ち切ったもの。韓国ではコストコで牛肉を買うのがコスパいいと考える方が多く、この日も2.5㎏で約8万ウォン（約8500円）のLAカルビが飛ぶように売れていました。皆さん狩人のような眼差しで新しく陳列される肉を待っています。

こちらが霜降りのLAカルビ。選ぶ時のポイントは、第１に脂の塊が大きすぎない物。第２に骨が小さい物。第３に霜がほどよく振っているものでしょうか。

味付きのLAカルビもあります。日本の方が考える、韓国の味付きカルビの味のイメージそのままです。ただ、こちらは割高で、軽く塩を振って肉の味を楽しみたいという方が多いことからか、味のついてないLAカルビを買う方が圧倒的に多かったように見えました。

LAカルビと並んで、名節を豪華に見せる、カルビチム（牛肉の角煮）用のあばらのブロック肉も人気です。

入口の横にはすでに売約済みの果物の贈答用の箱が高く積まれていました。これを見ると秋夕を実感します。

ロッテマートでもオーストラリア産のLAカルビが並んでいました。こちらは１㎏で割引をフルに活用しても4.1万ウォン。コストコより値段も高く、何よりお肉への霜の入り方が全然違います。ロッテマートは好きなんですが、LAカルビはコストコで買ってしまうのはこんな理由でしょうか。

今年の秋夕商戦のイメージキャラクターは韓国の60年代を背景にした人気アニメ『검정고무신(黒いゴム靴)』です。日本のサザエさんやちびまる子ちゃんのようにエンドレスで見られ続けている国民アニメです。

秋夕商戦真っ盛りで、特設コーナーは贈り物セットが並んでいます。

秋夕の贈り物セットとしては、約１万ウォンとかなり廉価な焼き菓子の詰め合わせ。전병(チョンビョン)とありますが、これは煎餅のハングル読み。日本の煎餅（せんべい）とは形が違いますが日本と似た文化圏であることを実感します。