北漢山城へ紅葉狩りに行って来ました!

北漢山城へ紅葉狩りに行こう!ソウルからバスに乗って40分!美しい自然とおいしい空気で気分転換!

こんにちは!皆さんお元気ですか?おたみです。ソウルはここ数日、あの寒~い冬を予感させるような風がぴゅ~~と吹いているのですが(ソウルに遊びに来る方、あったかい上着の準備をお忘れなく^^)、本格的な冬の到来前に、この短い秋をもうちょっと楽しんどきたいところ。そこで今日はソウルからバスに揺られること約40分、「北漢山城(プッカンサンソン)」に紅葉狩りに行ってきました!ではさっそく鮮やかな自然の神秘の世界へ皆様をご案内致しましょう!!
ハリハリ張り切ってお弁当の準備?!
ゆっくりと時間が流れる秋晴れの土曜の午後、久しぶりに紅葉狩りに行くから張り切ってお弁当でも準備するか?!と昨日は考えたりもしていましたが、やっぱり土曜の早起きはとっても辛~いもの。結局山でのお昼は近所のキンパッ(のり巻き)屋さんで買っていくことに(あっさり)。注文と同時に即席で作ってくれたチャムチキンパッ(ツナ巻)、チーズキンパッ(チーズ巻)をもっていざバス停へ!
バス一本で行ける!
今まで、登山はあんまり、、、といいつつ、地方に行く度にガイドブックの写真につられ済州島の漢拏(ハルラ)山、馬耳(マイ)山、江原道の雪岳(ソラク)山などなど、考えてみると何気に韓国の山も登ってきたおたみですが、ソウル市内から近い北漢山は今回が初めて!普段なら行く気もしないところですが、やっぱり紅葉の季節となれば迷わずOKだわよ!
バスは
地下鉄5号線ソデムン(西大門)駅の交差点を、市庁・光化門側から来たら右に、新村、梨大側から来たら左に曲がり、50mほど歩くと進行方向右側にバス停が出来てます。停留所の看板見て「156」の番号を探しましょう。

バスの中

ラッキーにも座れたことは座れたんですが、一番揺れの激しい後部座席。でも、40分立って行くよりましですよね。車窓から見慣れない風景を見つめながら、久しぶりにバス旅行気分でちょっとワクワク気味。だんだんバスが進むにつれて車内は同じく北漢山に行く登山客や学生でいっぱいに!
北漢山城到着!
お~、ちょっと風が冷たい!とりあえず登山中に喉を潤すための水、そして、いかにも山の上のお昼にぴったりなゆで卵(3つ1,000ウォン)も思わず一緒にゲット。
登山口に、
まず、登る前に今日のコースチェック!
こっ、今回は紅葉を観にきたのだから、地図上で直線を描くような険しいコース止めときましょう、ということで、緩やかなコースで山の頂上から少し下ったところにある大南門まで行くことに決定!登山口では入場券(大人1,300ウォン/学生600ウォン/子供300ウォン)を購入してからさっそく山登りスタート。
ここで"北漢山城・北漢山"とは、
北漢山は高さ836m、ソウル近郊の山の中でも一番高い山で、地元の人たち登山コースとして、また学生たちのハイキングコースとして親しまれている国立公園。園内には三国時代の132年(ケル王5年)、百済が北防のお城として築き、高句麗の南進を防いだといわれる北漢山城(史跡第162号)があります。当初は土城であったといわれていたお城が今の形に完成したのは、李氏朝鮮時代の文禄・慶長の役や内乱などでお城が打撃を受けた後の1711年のこと。当時の城壁や門の一部がまだ残っているそうです。
山登りスタート!途中までは車もO.K!
ではではさっそく山登りスタート!途中までは車の通れるようにアスファルトに舗装されていて、車はビュンビュン通るしなんだか登山気分が半減だぁ~、なんてぶつぶついいながら、まだ遠いゴールに向かって一歩一歩まだ余裕の軽~い足取り!
下の方はまだ色が変わり始め。
少し登るとあった屋台で皆さん飲んで食べて大にぎわい!
渓谷のそばにはピクニック派も。
さらに登って行くと、だんだん色づきはじめ、
さて、今日のコースの中間地点「中城門」で楽しっい楽しっいお昼タ~イム!ちょっと寒いけど空気もおいしい、景色もきれい!こんなところで食べるキンパッとゆで卵はまた格別なものがありますね。まじうまでした。
だんだん温度が低くなると同時に、色づいた木々が全開。
目的地の大南門まで2キロ弱。
大東門到着!
カルパウィ
大東門から今日の目的地、大南門まで城壁に沿って登っていると、ソウル市内が一望!そっそしてあぁ~あれは!!!まさにあれこそが頂上というものですよね!おたみもあの山のてっぺんに登りたかった~。でももう下山の体力しか残っていないおたみとしては、あのカルパウィ(カル:刀+パウィ:岩)は諦めるしか、、、(登山は好きではないのに、てっぺんに登りたくなってしまうんですよね、、、)見えますか?クリックすると山のコブのところに人がいます。
ソウル市内を見られたのでもう満足、大南門まで行っている暇はないない。暗くなる前に下りときましょう!夕日に照らされて岩山の山肌がオレンジ色に。
だんだん沈んでいく夕日を見ながら、行きよりも1,5倍のスピードでさくさく下りたんですが、着いたときにはもう周りは真っ暗、さらに寒い!下山したら近場で済まそうと思っていたディナーもなしになり、とりあえずバス停へ直行!するとそこにはソウル市内に帰るバス待ちの登山客が長蛇の列。寒さに震え、バスを待ちながらも、今日見た朱や黄、オレンジ色の紅葉をもう一度思い出しながら、幸せを感じるおたみでありました。ほんとに今回は気分転換になったし、心地よい体の疲れと共にぐっすり眠れそう^^
市内に戻って帰りにあったかいカムジャタンで今日の登山のシメをして家路へ。皆さんも、山まで行かなくても市庁の徳寿宮、景福宮などソウル市内にも紅葉スポットあるのでチェックしてみて下さいね?以上、おたみでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-10-24

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