合格祈願グッズ

秋になればチャプサルトッ(もち米で作ったお餅)と飴があふれる?−そりゃまたどうして?

収穫の季節、秋になると人々はみんな忙しいようです。
木々がきれいに紅葉した公園には新婚さんたちが結婚写真を撮ろうと気もそぞろ。農家のお百姓さんたちも収穫に連日おおわらわ。だけどみんな楽しそうなのに反して韓国の受験生たちはど~んより。そう、韓国では11月に大学の入試試験(一次)があるのです。
日々時間が経つのに焦ったり、また今までしてきた勉強に対してどんな判定が下されるのか、期待半分心配半分というのが正直なところかな。こんな時、韓国には受験生たちや受験生たちを慰めたり励ましたりするための伝統的にプレゼントするものがあるんです。それは何かと尋ねると~?ねば~っとした飴やもち米でつくったお餅、チャプサルトックなんです。

毎年この時期になると地下鉄の駅や10代の若者をターゲットにしているようなファンシーショップ、百貨店などでは飴やチャプサルトックがずらっと並んでいます。こういうプレゼントがもてはやされるということは、つまりみんなが望む大学に合格してほしいという切なる心からなんでしょうね。
最近では問題がよく解ける(答えが出てくる) ようにと巻 物状のティッシュペーパー(いわゆるトイレットペーパ ーですね(^_^;))や、
または正解をよく指せるように(修学能力試験は択一問題なんです。だからきっちり正解を選べるように…)フォークや斧の形(指すと刺すをかけてるわけですね)の飴をプレゼントすることもあるみたいですよ。(^.^)
ナビが学生だった頃には(あ~ぁ、あの頃っていつのことだか...思い出せないわ...トホホ(^^;))女子高生なら親しい友達どうし、試験の前「100日指輪」を作ってはめたり、男子になると100日酒だと言ってお酒を飲んでストレスを発散したりしました(※韓国でも20歳以下の飲酒はいけません)。

最近では百貨店で種類別にセットになって、しかもお高~いお値段で売られていたり…商売根性丸出し。だけど受験生の合格と最後まで最善を尽くしてほしいと願うその心はこれからもず~っと変わらないでいてほしいですよね!
以上ソウルナビでした。あんにょ~ん!(^^)/~~~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2000-11-13

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