ソウルの交通ニュース2001!

一般タクシーの基本料金が1,300ウォンから300ウォン値上げして1,600ウォンに!!!

こんにちは。みなさんにスピーディで正確なソウルの情報をお届けするソウルナビです。今回は2001年9月1日から値上げするタクシー料金について詳しくお伝えしたいと思います。ソウル市のタクシー料金値上げは一般タクシーの基本料金が1,000ウォンから1,300ウォンに値上げした1998年2月以来、3年半ぶりのことで、値上がり率は何と25.28%!!!ソウルもタクシー料金がどんどん高くなっていきますね~。(--;)

それではタクシー料金の値上げについて詳しく説明します。
↑般タクシー

↑般タクシー

まず一般タクシーの基本料金は1,300ウォンから300ウォン値上がりして1,600ウォンに!基本料金の値上げの他に、2km以上走行した場合に走行距離によって付加される走行料金が、現行210mあたり100ウォンから161mあたり100ウォンへ、時速15km以下で走行する場合に付加される時間料金は現行51秒あたり100ウォンから39秒あたり100ウォンへとそれぞれ値上がりします。
↑模範タクシー

↑模範タクシー

また基本料金が3,000ウォンの模範タクシーは4,000ウォンへと1,000ウォン(!)値上がりし(ほとんど日本並み、、)、3km以上走行した場合に付加される走行料金は、現行の250mあたり200ウォンから195mあたり200ウォンへ、時速15km以下で走行した時に適用される時間料金は現行の60秒あたり200ウォンから47秒あたり200ウォンへと値上がりします。表に整理してみましたので、参考にして下さい。
(単位:ウォン)

(単位:ウォン)

またソウル市ではタクシーサービス改善のために、コール(呼び出し)機能を備えたタクシーを利用する乗客にコール費用1,000ウォン負担させる法案を遅くても年内に施行する方針だそうです。また夜12時前後の深夜と出勤、退勤時間など乗客が多い時間帯に多い乗車拒否や相乗りを原則的に防ぐために、コールを受けたら無条件に応答し10分以内に指定場所に到着する「ブランドタクシー」を2001年10月から1万5千台規模で運行する予定!もしブランドタクシーがコール運行規定に違反した場合、運転手に最高2,000万ウォンの罰金が課せられ、会社への財政補助も減らされる方針になるとのこと。ちなみに料金は一般タクシーと同じです。

今回のタクシー値上げ案をめぐっては当事者の論争が熱く繰り広げられ、今回の値上げ案では乗車拒否などの不親切なタクシー運転手の低賃金問題、業界の経営難などタクシー業界の根本的な問題が解決されないといわれています。事業者側にとっては運転手処遇改善とサービス向上のためには値上げ幅があまりにも小さく、一方、市民には値上げ幅が大きいと不満の声が広がっています。

あ~、やっぱり料金値上げは歓迎されないんですね。それでは明洞(ミョンドン)から東大門市場(トンデムンシジャン)までは料金がどのくらい、かかるんでしょうか?う~ん、タクシーよりは地下鉄が良いというソウルナビは強くオススメします。(^^)
地下鉄4号線明洞駅から東大門運動場駅までは2駅、地下鉄2号線乙支路入口駅から東大門運動場駅までは3駅なのでそれぞれ10分ほどで到着。それから料金は一区間なので600ウォン!タクシーだと渋滞しなければ5分くらいで到着しますが、渋滞すると料金が大変なことに!以上、タクシー料金値上げのため、地下鉄で東大門市場まで行くことにしたソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2001-08-31

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