看板でみる韓国語(1)焼肉編

韓国語で書かれた看板でお目当ての食べ物を見つけよう!

あんにょんはせよソウルナビです。今度新しく「看板で見る韓国語」シリーズをご用意いたしました。ソウルは日本と違うところがいろいろありますが、中でも韓国ではハングルを使うというところ。これが一番違いますよね!国の言葉が違うので韓国語を知らなければすぐ横にあるトイレにも行けなかったり…(--;)。そこでソウルナビはみなさんと一緒に韓国の看板を見ながら韓国語も習って、その看板の意味もチェックすることにしました。
韓国と言えば焼肉!ということでそのトップを切って今回は焼肉に関する韓国語の看板を見てみましょう。

まず看板に「××カルビ」と書いてあれば××は知らなくても「あ~ここはカルビ屋さんね!」ということになりますよね!でも最近は××カルビ屋さんよりはカルビを連想させるいろんな固有名詞をお店の名前に使っているのでカルビ屋さんなのか普通の食堂なのか区別できないときもあります。そんな時にはメニューを見せてくれるメニューが食堂の前やショーケースについているので焼肉を表すカルビ、プルコギのような単語を探してみればここが焼肉屋さんなのか違うのか簡単に分かりますね。もちろん食堂の中をよ~っく見るとここが焼肉屋さんなのかはすぐ分かりますけどね…(^^;。

ではではここから一つ一つきっちりチェックしていきます。準備はいいですか?

写真/番号/読み/意味
牛(ソ)
1カルビ 普通カルビ屋さんに行ってカルビを注文すれば炭火に生カルビを焼いて食べるようにしてくれるのが普通!何と言っても牛はメスが最高!
2ソカルビ 豚カルビと区別するために牛(ソ)カルビと呼びます。
3ソカルビサル あばら骨とあばら骨の間にある柔らかい赤身の肉(サル)のこと。
4カルビサル カルビサルとはソカルビサルのこと。カルビサルは牛にしかありません。
5センカルビ 肉の新鮮さをアピールするために「セン(生)」という字をつけ、ヤンニョムカルビ(ヤンニョムで味付けしたカルビ)と区別しています。
6ヤンニョムカルビ ヤンニョム(味付け)に漬けて味をしみこませたカルビ。生カルビと区別しています。
7スップルカルビ カルビは炭火(特に白炭)で肉を焼くのが最高!一部の店では炭火を使わないので炭火をアピールするのにスップル(炭火)カルビといいます。
8トゥンシム 牛の背骨についている肉(ロース)。柔らかくて脂分が多い。
9セントゥンシム 生カルビ同様肉の新鮮さをアピール。ちなみにヤンニョムトゥンシムとは言いません。
10コットゥンシム ロースの中でも赤身に脂肪が花(コッ)のように点々と入ったいわゆる「霜降り」のこと。品質は最高。たくさんとれないので価格も高い方。
11プルコギ 赤身肉を薄くスライスし、味付け寝かせ、焼いたもの。
12チャドルペギ あばら骨の周りの脂肪質の肉で牛1頭当たり600gくらいしか取れません。肉と脂肪がうまい具合に混じっている部位。
13アンチャンサル カルビの内側についている肉(ヒレ)。アンチャンサルは極上の品種の肉で、牛1頭当たり2個しか取れない。とても柔らかい肉。
14チマサル 前足と後足の間の腹部の肉、いわゆる「バラ」。
15ソコッチャンクイ 牛の内臓(コッチャン)を焼いたもの(クイ)。「クイ」は?その他※参照
16ソグムクイ 牛肉などに塩(ソグム)を振って焼いたもの(クイ)。
豚(テジ)
1テジカルビ 7cmくらいに切って1センチ感覚に包丁目を入れ、ヤンニョム醤油に肉を漬け込み焼き網にひとつずつ置いて焼く。牛とは違ってテジ(豚)カルビにはセンテジカルビ(生豚カルビ)というのはありません。
2サムギョッサル 豚の腹側の三枚肉で、豚のあばら骨についていて、肉の厚みが薄く、脂身が多い。豚肉料理の中で韓国人が一番たくさん食べるもの。
3センサムギョッサル 生カルビと同様、肉の新鮮さをアピールした言い方。
4モクサル 豚の首(モク)の部分の肉で脂肪が適当についていておいしい。豚肉の中で韓国人が2番目にたくさん食べる食べ物
5カルメギサル 豚の前足のつけ根部分の肉。普通豚1頭から400~500gしかとれない。カルメギとはカモメのこと。カモメのお肉ではありません。
6チョッパル 豚の足(パル)を茹でたもの。韓国人たちが好きな食べ物の一つ。ソウルの奨忠洞(チャンチュンドン)チョッパル通りは有名!
鶏(タッ)


タッカルビ 鶏(タッ)肉をスライスしてヤンニョム醤油に7~8時間漬け込む。それと野菜を混ぜて炒めたもの。韓国では春川(チュンチョン)タッカルビが一番有名!
2サムゲタン 参鶏湯。夏に滋養をつけるため、鶏に高麗人参を加えて煮込んで食べる韓国伝統の保養食。
3チキン 韓国では油で揚げた鶏肉のこと
4パベキュ 炭火で焼いた鶏肉のこと。いわゆるバーベキュー。
その他
1フェ お刺身屋さんのこと
2コムチャンオ ウナギと似ているけれどウナギより安くて、主に屋台のおつまみとして登場!ハモは海の魚!ウナギは淡水魚!
3チョルパンナクチ タコ(ナクチ)を鉄板(チョルパン)で焼いたものでタコ鉄板焼き(ナクチチョルパンクイ)とも言う。
4チャンオクイ ウナギ(チャンオ)を焼いた(クイ)もの
おまけ
クイ 肉や魚に味付けして焼いたもの。「××クイ」というと××を焼いたものということ。
以上「看板で見る韓国語」焼肉編でした。いかがでしたでしょうか?とっても役に立ったでしょ?韓国には焼肉の種類がと~ってもたくさんあるので、実は今日ご紹介できなかったものもあるんです。でもご紹介したメニューだけでも十分に楽しんでいただけること請け合い!

ソウルで看板に書いてあるメニューを見たらこのお店ではどんなものが食べられるのか…もうお分かりですよね?(^^)ナビはソウル旅行に来られたみなさんを最大限バックアップしようと、今日も一生懸命走りまわっています。以上あちこち看板を捜し歩いて来たソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2001-11-14

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