ソウル世界飲食博覧会 【2003年】

韓国を代表するお料理に有名パティシエの作品も大集合!試食も注目!!

こんにちは、ソウルナビです。今日は、待ちに待ったソウル世界飲食博覧会へ行ってきましたよ!食べることには目の無いナビ!2003年5月14日から4日間、三成洞(サムソンドン)のCOEXで開催されるという情報をゲットしてからは、毎日楽しみにしていたのです。もしかして世界の料理が大集合?と思って行ってみたら、韓国料理を世界にアピールすることと、韓国人シェフの西洋料理腕自慢という感じ。でも思っても見なかった試食に出会えて、それは楽しかったのですよ!それでは、じっくり見てくださいね!
2003ソウル世界飲食博覧会
COEXにある約2000坪のインド洋ホール内に約200個あまりのブースが設置、展示される世界飲食博覧会。去年(2002年)に開催された2002ソウル世界飲食博覧会は2002 FIFA日韓ワールドカップと同じ時期に開催され、世界の人たちと1つになって韓国の食べ物を世界にアピール+世界的な食べ物のフェスティバル!として大成功したそうです。この成功をもとに、ワールドカップ開催1周年行事とした今回の2003年世界飲食博覧会は名実ともに世界的な飲食フェスティバルとして生まれかわり、韓国の食べ物と文化をアピールするのに大きな一翼を担うことが期待されているそうです。
海外からの注目度アップ!?
会場にはホテル産業や外食産業、飲食関連産業など業界の情報交流の場になる展示館も設けられ、新しいビジネスや商談のきっかけを作ることにもなりそう。今はなんと言っても話題のSARSにキムチが良い?!って注目されてますよね?!また韓国でもインスタントで簡単に作れる料理がどんどん開発され、海外からの注目度がアップしているそうです。
調理器具からアイデア商品まで
また国内外のレストラン業界で使われる調理道具から家庭で気軽に使える調理道具、それに街中で見かける調理で使うアイデア商品など展示され、けっこう夢中になってみちゃいました。
韓国料理部門
日本の料理は目でも楽しむといわれるように、細かい作業で彩りもキレイなお料理!ってのが基本ですけど、韓国って見た目は気にしてないよなーーーなんて庶民のナビは考えていました。っが、韓国料理も伝統的な韓定食や宮廷料理などはとっても奥が深くて、彩りも鮮やかで、日本料理に負けないほどの細かい調理が施されているんです。きっと、こんなお料理食べようとしたら高いんでしょうね。これはもう作品ですから・・・
西洋料理部門
これはまさにアートでした。チョコレートがこんなにも美しいモノだなんて!なんて思っちゃう作品の数々と、見ているだけでよだれが~出てきてしまうお料理の数々。有名ホテルや調理を専門とする大学からの作品が展示されていました。ちなみに、レシピなんかも出ていて、興味のある人たちは必死にメモしていました−。
野菜でアートコンテスト!
とは、ナビが勝手に付けた名前ですが、会場の奥の方でひっそりと熱い職人技が繰り広げられていました。よく高級中華料理屋さんとかで、野菜が動物の形に刻まれているものが飾られていますよね!それのスーパーバージョン!大きな野菜でアートを作っている職人さんたちを目の前で見ることができます。本当に細かい作業で、ナビには絶対できそうにないなぁ~。
試食でアピール!
大型のチェーン店や有名なお店などが味自慢!時間制限があって、いつどのお店が試食タイムを開くかが勝負のカギ!店によってはすっごい並ぶ必要があります。ナビはお寿司の試食に出会い、並んだあげくサーモンのにぎりを1つゲットしましたが、ネタが凍っているのにビックリ!これが日本のお寿司だと勘違いされたら大変!試食の隣りで販売されているにぎり寿司セットが3000ウォン、お刺身盛り合わせが1万ウォンでしたが意外に大人気!お店の前にマグロが寝ていましたからね~。他にはチキンの試食が一番長い行列でした。お金を出せば、安くいろいろなお食事楽しめますよ!
フルコースの1万ウォン均一
会場の奥のガラス張りのブースをのぞいてみたら、ココでもシェフたちが黙々と料理に励んでいました。ブースの前には前菜・メイン・デザートとその各ブースが出すお料理のフルコース!有名ホテルや大学の調理学の先生のご自慢料理の紹介です。そして驚くなかれ!このすばらしいフルコースがどれも隣りの試食コーナーでたったの1万ウォンで食べられるのです!どのコースにするか迷ってしまいますよね。でもどれもとても1万ウォンでは食べれないものですから、チャンスです!!!
韓国のキムチと日本のキムチの違い?
ナビが試食に並んでいるとき、正面の舞台では有名なお料理の専門家の方たちが、お料理についてお話。そこで観客の方が「このごろSARSなどで韓国料理が大注目され、日本にもキムチがあると聞きましたが、韓国のキムチと日本のキムチはどう違いますか?」と質問。ナビも気になりましたが、先生方のお答えは「とても良い質問です!韓国と日本では同じ材料でも全部違うものなので韓国の味が出ていません。また韓国のキムチはいろいろな材料を入れて発酵させて作りますが、日本のキムチは発酵させて作ったものではないと言えます」とのことでした。でもこの頃日本で食べるキムチは結構韓国のに近い気がナビはしますけどね・・・。
いかがでしたか?いろいろ繰り広げられてる飲食博覧会ですが、やっぱり4000ウォン出しても試食でもとが取れちゃいますし、1万ウォンフルコースは普段フルコースに手が出せなかった人でも食べれる絶好のチャンス!おなかの空いてる時間は混み合うと思いますので、早めに行くことをオススメしまーす。以上、青汁も参加していてビックリのソウルナビがお伝えしました。
<2003ソウル世界飲食博覧会>
Seoul International Food Expo 2003

日時 : 2003年5月14日(水)~18日(日) (5日間)
時間 : 8:00~18:00(最終日は17:00から閉幕式になります)
会場 : 三成洞COEX・インド洋ホール(Indian Hall )
入場券 : 4000ウォン

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-05-16

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