写真で見る2006年の秋夕

大型連休となった今年の秋夕はどんな感じだった?

こんにちは!ソウルナビです。今週のソウルッ子たちはちょっとボケ~っとしてる人が多いかも?いやいや、逆にリフレッシュして元気いっぱいかも?なぜなら先週末は秋夕(チュソッ)の大型連休だったから!日本でいえば「お盆」にあたるこの「秋夕」は韓国の人たちにとって大きな年中行事の一つ!今年の秋夕は土日などとあわせて短い人でも4連休という大型連休になりました。この時期は「民族大移動」なんて呼ばれるほど、ほとんどの人が故郷へと帰省!普段はにぎやかなソウルの街がウソのように静かになり、一方で秋夕に関するイベントが行われたりとなかなか面白い時期なんですョ(秋夕前の様子はこちらをご参照ください^^)。それでは今年の秋夕の様子をざざっと写真でご紹介しましょう~!
まずは人の少なさが目立った街の様子をご紹介~
■明洞(ミョンドン)

ソウル最大の繁華街と言われる明洞ですが、デパートがお休みのために周辺は寂しい雰囲気。でも明洞の中心部に出てみるとかなりの人出をキャッチ!同時に日本人観光客の姿もかなり見かけましたョ。明洞は他のエリアに比べて営業しているお店が多かったのが印象的~。
地下鉄2号線ウルチロ入口(イック)駅に降り立つと、終電後のような雰囲気。

地下鉄2号線ウルチロ入口(イック)駅に降り立つと、終電後のような雰囲気。

お休みのロッテ百貨店の前に人影はなく、車も少なめ。

お休みのロッテ百貨店の前に人影はなく、車も少なめ。

明洞通りに出てみると人の動きがありました~

明洞通りに出てみると人の動きがありました~

梨大(イデ)
普段は女子大生がゾロゾロいるこの街も人影は少ない~!
南大門(ナムデムン)&仁川(インチョン)空港
新村(シンチョン)
近くに大学が集まっている新村は若者の溜まり場的な街だけど、いつもとはまったく違った姿にビックリ!
普段はカップルやグループがたくさん歩いているので早歩きすらしづらい道が、スカスカ~!

普段はカップルやグループがたくさん歩いているので早歩きすらしづらい道が、スカスカ~!

写真で見る2006年の秋夕 あちこちで見られた休業を知らせる張り紙。

あちこちで見られた休業を知らせる張り紙。

いつも人がうじゃうじゃいるシンナラレコード前の交差点もご覧のとおり!
地下鉄新村駅へつながる現代百貨店の地下連絡通路は人の少なさによりエスカレーターも停止。

地下鉄新村駅へつながる現代百貨店の地下連絡通路は人の少なさによりエスカレーターも停止。

通路も真っ昼間なのに暗くてガラ~~ン!寂しいし、なんだか怖いくらい!?

通路も真っ昼間なのに暗くてガラ~~ン!寂しいし、なんだか怖いくらい!?

こちらは夜の駅前マック。待ち合わせのメッカもスカスカ~

こちらは夜の駅前マック。待ち合わせのメッカもスカスカ~

一方、秋夕のイベントや韓国チックな様子をたくさん見せてくれた街も!
■仁寺洞(インサドン)
10月7日 15:00
秋夕の翌日午後3時すぎ、仁寺洞に足を運んでみると、メインストリートはいつもと変らず人がいっぱい。地元のカップルや外国人観光客、そしてやっはり1番多いのが家族連れ。秋夕連休にいつも忙しいお父さんも久しぶりに家族サービス?!韓服(韓国の伝統衣装)を着ている人もちらほら見かけて、ん~ん秋夕っぽい。中でも子供のチマチョゴリ、パジチョゴリ姿がかわいかったなぁ。
この日は天気も良くて、歩いていると汗ばむほど。冷たいものでも・・・と屋台を探しながら歩いていると、前方の方にすごい行列!もしやぁ?!近づいて見るとまさに予想的中!あの仁寺洞名物「冬期限定オクススホットッ屋台」が登場~。食べたかったけれど、リアカーを取り巻く長い行列を見て断念・・・。そのほかカンジョン(日本のおこし風)の実演販売やホバッヨッ(カボチャ飴)、シッケ(お米のジュース)、クックァパン(菊パン)、ポッキなどの食べ物屋台からコマや操り人形?!のようなおもちゃの露店まで、メイン通りは人だかりがあちこちに。
仁寺洞のメイン通りは普段と変りない感じでしたが、裏通りはやってないお店も。ちなみにナビが食べに行こうと思っていた店は2軒とも秋夕休みでした・・・。
南山コル韓屋村
10月7日 17:00ちょっと前
秋夕や旧正月など、韓国の名節にいつもイベントが催される南山コル韓屋村。今回はどんなイベントがやってるのか?!ちょっと寄ってみました。夕方の5時前に韓屋村に着くと、地元の人でもういっぱい。まず敷地内では体験コーナーがいくつか設けられ、家族連れは大人も子供もみ~んな大はしゃぎ。外のお庭には伝統遊びの体験コーナーがあり、中の建物内には仮面作りや和紙を使った人形作りなど、伝統工芸の体験コーナーもありました。また秋夕の時に各家庭で用意する茶禮のお膳の展示などもありましたョ。
中央の韓屋村の舞台では秋夕にちなんで伝統サムルノリ公演が行われました。スタートする前から客席は地元客で満員御礼!力強い打楽器のリズムに客席からは拍手&歓声があちこちから聞こえてきましたョ。
いかがでしたか?秋夕の連休にソウルにいると、ソウル脱出組の多さを身をもって実感できることを再確認!「騒々しかったあの街がこんなに静かになるなんて!」なんていう状況を楽しめますョ。同時に各地で行われる民俗的なイベントも楽しみの一つになるこの時期。ほとんどのお店が閉まってしまうので観光客には旅の計画が立てづらい時期ではありますが、こんな様子を体験できるのも旅の醍醐味になるかもしれませんョ^^以上、週の後半もなんとなく連休ボケのソウルナビでした~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-10-12

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