写真で見る燃灯(提灯)祝祭&パレード2006!

夜空に浮かび上がる提灯と人の笑顔!今年の提灯祝祭の様子をレポ!

こんにちは!ソウルナビです。毎年陰暦の4月8日が釈迦誕生日で公休日となる韓国。今年は5月5日ですが、ソウルではその前の週の週末から提灯祝祭(ヨンドゥンチュッチェ)が開催されています!毎年初夏の訪れを感じる頃にやってくるこのイベントは、1996年から始まった仏教徒最大のお祭り。ソウルの中心部は提灯だらけになり、みんなで釈迦の誕生を祝います。特に目立つのはなんといっても提灯パレード!ねぶたのような大きな提灯から、手に持って歩けるような小さな提灯まで、大小さまざまな提灯が集結します。今年は4月30日の日曜に行われ、鍾路を中心にたくさんの人が集まって大賑わいだったんですョ。さっそくその模様をお伝えします!
提灯祝祭
◇4月28日(金)
<曹渓寺&その周辺>
色とりどりの提灯がはりめぐらされてお寺はいつもより華やかな!まるで天井が提灯になったような圧巻の景色を見ることができましたョ。釈迦誕生の日が迫っている中、お寺を訪れる人の数も普段以上!お祈りをする人もたくさん見られました。
 
◇4月30日(日)
<曹渓寺前~鍾路タワー(午後)>
大通りは歩行者天国に変身!テントが置かれ、仏教文化に関するイベントが体験できるコーナーがずらりと並びました。インドやタイ、ネパールなど世界各国の仏教にまつわるコーナーやお釈迦様の絵を描くコーナー、お寺での食事を展示、体験できるコーナー、ヨガや座禅体験、足マッサージ、テンプルステイ、漢方治療の相談コーナーなどなど。外国人が提灯を作るコーナーも人気で、たくさんの人が集まっていましたよ~。
提灯パレード
<パレード直前!東大門の様子(18時過ぎ)>
東大門から鍾路まで行われる提灯パレード。東大門運動場の周りはパレード参加者が集まってすごい人!芝生の上で一時待機をするなど思い思いの時間を過ごしていたけれど、派手な衣装をまとった人も多くてなんだか異様な雰囲気!
「提灯いりませんか~」

「提灯いりませんか~」

パレード前、ちょっと緊張気味?

パレード前、ちょっと緊張気味?

今のうちに休んでおかなきゃ!

今のうちに休んでおかなきゃ!

これからパレードに向かう提灯!
パレードスタート!まだ明るい東大門を人と提灯が練り歩く~!よく見るとタクシーの上にもかわいい提灯が^^
<鍾路>
パレードの終点となる鍾路タワー付近には今か今かと場所を取って待つ人でいっぱい!手に提灯を持っている人も多かったですョ。外国からの旅行者もたくさんいました~
20時頃にようやく先頭が到着したパレード!大きな提灯が練り歩くものもあれば、踊るようにして提灯を持つ団体さんのパレードも。合間にはサムルノリを披露しながら歩く学生や、提灯を持って手を振りながら歩くお坊さんなどなど、実に多様なパレード!にこやかな笑顔で「ソンブルハセヨ~(悟りを開いて仏になってください、という意味があるそう)」と言いながらパレードする人が多かったです。
パレード終了時から、普信閣(ポシンガッ)の前に設けられたステージではコンサートが開催!歌手アン・チファンさんなどが歌で盛り上げ、集まった人たちも一緒に合唱!ビッグイベントらしい熱い雰囲気のままお祭りはファイナルを迎えました~。
いかがでしたか?大通りの交通も止めて大々的に行われたパレード。第一陣が来てから2時間ほど連続で見ることができました(今年は例年よりちょっと長かったという話もアリ)。提灯の出し物だけが続くのではなく、踊りや歌、楽器の演奏などが挟まれているのでお年寄りから子供まで楽しめる内容。沿道にいる人たちがパレード参加者にしきりに手を振ったり声をかけて応援していたのも印象的でした^^翌日は会社員達が休みになる「勤労者の日」。そのせいかたくさん集まった人たちは夜遅くまで鍾路の夜を楽しんでいましたョ!初夏という気候のいい時に行われるこのイベント、来年行ける方はぜひチェックしてみてくださいネ。以上、ソウルナビがお伝えしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-05-03

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