一民美術館「文化的記憶-柳宗悦が発見した朝鮮と日本」展

マッピー、一民美術館をたずねる~「文化的記憶-柳宗悦が発見した朝鮮と日本」展を見てきました!

皆さんお元気ですか?
ソウルは寒さのピークも過ぎ、いい天気が続いています。
今回は一民(イルミン)美術館に行ってみました。

場所は地下鉄5号線の光化門駅。5番出口を出ると、目の前にある東亜日報の本社ビルの中にあります。美術館は旧館の外観を保存したままに、内部を現代的に改造してあります。  
教保文庫をご存知ならばその向かい側、大変に分りやすいところです。
2月25日までの予定で、「文化的記憶−柳宗悦が発見した朝鮮と日本」と名づけられた展示会が開かれています。  
柳宗悦はマッピーが以前から尊敬している人物で、駒場にある「日本民藝館」を作った人物です。
また当時、光化門を壊そうとしたときに、反対する文を発表し、その結果光化門が移転・保存されたという経緯もあります。  いま光化門をいにしえの姿にもどそうと工事中ですが、その時期に柳宗悦の展示会が開かれるのも興味深いですね。
この壷は、柳宗悦が韓国の美術品の「美」にめざめるきっかけとなった作品で、以前から見てみたかったものです。それを、韓国で実際に見ることができたて感慨深いものがありました。
展示は美術館の1階から3階までをつかって、展示物は陶器・仏像・民画・・・と広範囲にわたっています。
会場では、クラシック歌手の夫人 柳兼子の歌声を聴くこともできます。  
マッピーは韓国の方と一緒に行きましたが、日帝(日本統治)時代にこんな人もいたことが分かって大変よかったと言っておられました。

展示名:文化的記憶-柳宗悦が発見した朝鮮と日本
期間:2007年11月10日~2月25日
休館日:毎週月曜、2月18、19日
観覧時間:11:00~19:00(最終入場18:30)
※開館時間は展示によって変更される場合があります。
場所:一民美術館1、2、3展示室
電話:02−2020−2055
観覧料:大人5000ウォン/青少年3000ウォン
行き方:地下鉄5号線クァンファムン(光化門・Gwanghwamun・533)駅の5番出口を出ると、目の前。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-02-14

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