チラシで見る日韓映画比較!

同じ映画でもこんなに違う?!−日韓映画広報チラシ比較展示会に行ってきました!

こんにちは、ソウルナビです。今日は映画ポスター好きのナビにとってすばらしい機会がやってきました!今年、2008年で韓国で日本の大衆文化開放から10年。思えばこの10年、意外とあたった映画、意外とあたらなかった映画、いろいろありましたが、実に多くの日本映画が韓国で公開されました。また同時に、韓流ブームで今度は韓国映画がたくさん日本で公開されるようになりました。日本人も韓国人もそれぞれお互いの国の同じ映画を見ることができる、そんな時代になったのです。そんな10年を記念して、日本大使館広報館では、両方の国で公開されたチラシを並べて展示する変わった展示会が先日行われました。チラシ1つ1つ、じっくりながめてみることで日本と韓国、それぞれのお国の事情やら文化がすけて見えてくるかも。ナビもさっそく会場にとんでいってチェックしてきましたよ!それではナビなりの解釈をつけて一気にご紹介しましょう。
日本映画が韓国では?
まず韓国で公開された日本映画から。1998年までは韓国で公開されてなかった日本映画が韓国で多数公開され、多くの日本映画のチラシが韓国の街にあふれました。
※左:日本版 右:韓国版 

<さよなら、クロ/アンニョン、クロ> <花とアリス/ハナワエリス)>
日本版は主役のクロがメイン。韓国版は犬、よりも主役で韓国でも人気の妻夫木聡の方が大きく登場。韓国版は2人の関係が見えてくるような。

日本版は主役のクロがメイン。韓国版は犬、よりも主役で韓国でも人気の妻夫木聡の方が大きく登場。韓国版は2人の関係が見えてくるような。

日本版は上下に互い違いに、韓国版では左右に並んで。韓国版はピンクがポイント。

日本版は上下に互い違いに、韓国版では左右に並んで。韓国版はピンクがポイント。

<花よりもなほ/ハナ> <たそがれ清兵衛/ファンホネサムライ:たそがれの侍)>
人がたくさん登場する感じは日本版。韓国版は韓国でも有名な岡田准一と宮沢りえを強調。

人がたくさん登場する感じは日本版。韓国版は韓国でも有名な岡田准一と宮沢りえを強調。

ピンクをバックに2人の顔を半分ずつ出した日本版に対して、韓国版は白が基調で、しかも武士のイラスト。内容的には韓国版の方が表しているような。

ピンクをバックに2人の顔を半分ずつ出した日本版に対して、韓国版は白が基調で、しかも武士のイラスト。内容的には韓国版の方が表しているような。

<DEATH NOTE/デスノトゥ> <蟲師/ムシシ>
日本版が藤原竜也1人に対して、韓国版は藤原竜也と松山ケンイチの2人。黒が基調の日本版に対して、韓国版は黒と白の「対決」。

日本版が藤原竜也1人に対して、韓国版は藤原竜也と松山ケンイチの2人。黒が基調の日本版に対して、韓国版は黒と白の「対決」。

白が基調の「おとなしい」日本版に対して、韓国版は幻想的な光に緑色がベース。主役のオダギリジョーのポーズも韓国版の方があやしげ?

白が基調の「おとなしい」日本版に対して、韓国版は幻想的な光に緑色がベース。主役のオダギリジョーのポーズも韓国版の方があやしげ?

<涙そうそう/ヌンムリ・チュルグチュルグ> <タイヨウのうた/テヤンエノレ>

上下に兄妹が並ぶ日本版に対して、横に並ぶ韓国版。日本版の方が悲しげで、韓国版は楽しかった頃といった感じ。

上下に兄妹が並ぶ日本版に対して、横に並ぶ韓国版。日本版の方が悲しげで、韓国版は楽しかった頃といった感じ。

太陽ではない、月をバックに1人YUIが歌う、青がベースの日本版に対して、韓国版では太陽を思わせる黄色がバックのYUIと、闇を思わせる黒がバックの塚本高史が上下に登場。

太陽ではない、月をバックに1人YUIが歌う、青がベースの日本版に対して、韓国版では太陽を思わせる黄色がバックのYUIと、闇を思わせる黒がバックの塚本高史が上下に登場。

<ジョゼと虎と魚たち/ジョゼ、ホランイクリゴムルコギドゥル> <誰も知らない/アムドモルンダ>
日本版、韓国版とも主役の2人が登場。ただ取り上げられた場面が違います。町中の2人である日本版に対して、海岸で彼女をおぶった韓国版。インパクトは日本版?

日本版、韓国版とも主役の2人が登場。ただ取り上げられた場面が違います。町中の2人である日本版に対して、海岸で彼女をおぶった韓国版。インパクトは日本版?

裸の少年が1人、強調された日本版に対して、兄妹が並ぶ韓国版。韓国版の方が素直?

裸の少年が1人、強調された日本版に対して、兄妹が並ぶ韓国版。韓国版の方が素直?

<嫌われ松子の一生/ヒョモスロンマツコエイルセン> <ウォーターズ/ウォトス>
これから不幸が始まる日本版に対して、登場したすべての人物が描かれているような韓国版。ごちゃごちゃ感のインパクトは韓国版が上?

これから不幸が始まる日本版に対して、登場したすべての人物が描かれているような韓国版。ごちゃごちゃ感のインパクトは韓国版が上?

お店に掲げられた写真のような日本版に対して、登場人物が車の前に集う韓国版。

お店に掲げられた写真のような日本版に対して、登場人物が車の前に集う韓国版。

<フラガール/フラゴルス> <明日の記憶/ネイレキオグ>
花びらの中に主役の松雪泰子が真ん中に強調された日本版に対して、ラストのフラガールのステージを後ろからとらえたような韓国版。

花びらの中に主役の松雪泰子が真ん中に強調された日本版に対して、ラストのフラガールのステージを後ろからとらえたような韓国版。

夕日をあびた渡辺謙が1人たたずむ、最後のシーンをもってきた日本版に対して、渡辺謙と彼を支えた樋口可南子が上下に並び、物語の始まりをもってきた韓国版。

夕日をあびた渡辺謙が1人たたずむ、最後のシーンをもってきた日本版に対して、渡辺謙と彼を支えた樋口可南子が上下に並び、物語の始まりをもってきた韓国版。

<ホテルビーナス/ホテルビノス> <短歌TANKA/サランエヌントゥダ:愛に目覚める>
人がだれも登場しない日本版に対して、登場人物が横に並ぶ韓国版。場面もホテルの外と中と、大きく違います。

人がだれも登場しない日本版に対して、登場人物が横に並ぶ韓国版。場面もホテルの外と中と、大きく違います。

タイトルも大きく違うこの作品。うっすらとベッドシーンが描かれた韓国版の方が刺激的?

タイトルも大きく違うこの作品。うっすらとベッドシーンが描かれた韓国版の方が刺激的?

<完全なる飼育/シンジュクヨゴセンナプチサコン:新宿女子高生拉致事件)> <血と骨/ピワピョ>
こちらもタイトルが全く違います。2人の登場人物に限った三色の日本版に対して、アパートの登場人物が集合した韓国版。小島聖の姿も対照的。韓国版の方がコメディチック?

こちらもタイトルが全く違います。2人の登場人物に限った三色の日本版に対して、アパートの登場人物が集合した韓国版。小島聖の姿も対照的。韓国版の方がコメディチック?

ビートたけしと鈴木京香、90度の角度で向き合う2人を描いた日本版に対して、ビートたけし1人が正面を向く韓国版。白がベースの日本版に対して、赤がベースの韓国版。これも対照的。

ビートたけしと鈴木京香、90度の角度で向き合う2人を描いた日本版に対して、ビートたけし1人が正面を向く韓国版。白がベースの日本版に対して、赤がベースの韓国版。これも対照的。

<ゆれる/ユレル> <HERO/ヒオロ>

香川照之とオダギリジョーの2人が出てくる日本版に対して、韓国でも人気のオダギリジョーが2回も出てくる韓国版。

香川照之とオダギリジョーの2人が出てくる日本版に対して、韓国でも人気のオダギリジョーが2回も出てくる韓国版。

登場人物がほぼ勢揃いする日本版に対して、韓国でも有名な木村拓哉一人が強調された韓国版。イ・ビョンホンも競演するのに韓国版では扱いが小さい。

登場人物がほぼ勢揃いする日本版に対して、韓国でも有名な木村拓哉一人が強調された韓国版。イ・ビョンホンも競演するのに韓国版では扱いが小さい。

<耳をすませば/クィルルキウリミョン> <天空の城ラピュタ/チョンゴンエソンラピュタ>
青がベースの日本版に対して、白がベースの韓国版。劇中物語の一場面である日本版に対して、物語の主役である2人の中学生が自転車に乗る韓国版。

青がベースの日本版に対して、白がベースの韓国版。劇中物語の一場面である日本版に対して、物語の主役である2人の中学生が自転車に乗る韓国版。

物語の始まりのシーンである日本版に対して、2人が初めて飛行するシーンの韓国版。

物語の始まりのシーンである日本版に対して、2人が初めて飛行するシーンの韓国版。

<メゾン・ド・ヒミコ> <スチーム・ボーイ>
建物=メゾンがメインの日本版に対して、オダギリジョーと柴咲コウがメインの韓国版。

建物=メゾンがメインの日本版に対して、オダギリジョーと柴咲コウがメインの韓国版。

正面を主人公が見据えた日本版に対して、空を飛ぶ韓国版。コピーも少し違うところが気になります。

正面を主人公が見据えた日本版に対して、空を飛ぶ韓国版。コピーも少し違うところが気になります。

<猫の恩返し/コヤンイエポウン> <GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊/コンガクキドンテ>
風景の中に猫が小さくささやく日本版に対して、主人公の女の子と猫が大アップの韓国版。

風景の中に猫が小さくささやく日本版に対して、主人公の女の子と猫が大アップの韓国版。

韓国でも人気のシリーズ。アート的な日本版に対して、迫力のある韓国版。

韓国でも人気のシリーズ。アート的な日本版に対して、迫力のある韓国版。

韓国映画が日本では?
韓国映画も韓流ブーム以降、日本で多くが公開されました。
※左:日本版 右:韓国版 

<スキャンダル/スケンドゥル> <王の男/ワンエナムジャ>
イ・ミスク、チョン・ドヨン、ペ・ヨンジュンが左右に並ぶ韓国版に対して、チョン・ドヨン、ペ・ヨンジュン、イ・ミスクが大きく上中下に並んだ日本版。日本版はやはりペ・ヨンジュンが真ん中。

イ・ミスク、チョン・ドヨン、ペ・ヨンジュンが左右に並ぶ韓国版に対して、チョン・ドヨン、ペ・ヨンジュン、イ・ミスクが大きく上中下に並んだ日本版。日本版はやはりペ・ヨンジュンが真ん中。

真ん中に王様のチョン・ジニョンをいれて3人並んだ韓国版に対して、イ・ジュンギとカム・ウソン、2人が大きく並ぶ日本版。有名さの違い?

真ん中に王様のチョン・ジニョンをいれて3人並んだ韓国版に対して、イ・ジュンギとカム・ウソン、2人が大きく並ぶ日本版。有名さの違い?

<酔画仙/チィファソン> <マラソン/マラトン>
主役のチェ・ミンシクがどちらも中心。屋根の上で酒を飲む韓国版に対して、日本版の方が思い詰めたような。

主役のチェ・ミンシクがどちらも中心。屋根の上で酒を飲む韓国版に対して、日本版の方が思い詰めたような。

母が子を笑わせる韓国版に対して、1人緑色の中を「ほほえむ」チョ・スンウがメインの日本版。

母が子を笑わせる韓国版に対して、1人緑色の中を「ほほえむ」チョ・スンウがメインの日本版。

<グエムル漢江の怪物/クェムル> <オールド・ボーイ/オルドゥボイ>

怪物が見えない、怪物と戦うソン・ガンホやパク・ヘイルがメインの韓国版に対して、おそわれる女の子と一部見える怪物がメインで戦う主役たちが見えない日本版。

怪物が見えない、怪物と戦うソン・ガンホやパク・ヘイルがメインの韓国版に対して、おそわれる女の子と一部見える怪物がメインで戦う主役たちが見えない日本版。

主役のチェ・ミンシクと、陰の主役のユ・ジテが後ろにぼんやり見える韓国版に対して、人物よりもハンマー仕掛けの時計がメインの日本版。日本版が少しアートチック。

主役のチェ・ミンシクと、陰の主役のユ・ジテが後ろにぼんやり見える韓国版に対して、人物よりもハンマー仕掛けの時計がメインの日本版。日本版が少しアートチック。

<甘い人生/タルコマン・インセン> <親切なクムジャさん/チンジョランクムジャシ>
どちらも主役のイ・ビョンホン。色合いも少し違うような。

どちらも主役のイ・ビョンホン。色合いも少し違うような。

イ・ヨンエかどうかわからない韓国版に対して、有名なイ・ヨンエがアップの日本版。

イ・ヨンエかどうかわからない韓国版に対して、有名なイ・ヨンエがアップの日本版。

<美しき野獣/ヤス:野獣> <血も涙もなく/ピドヌンムルドオプシ>
クォン・サンウとユ・ジテ、2人がメインの韓国版に対して、クォン・サンウがアップのみの日本版。これも有名さの違い?

クォン・サンウとユ・ジテ、2人がメインの韓国版に対して、クォン・サンウがアップのみの日本版。これも有名さの違い?

チョン・ドヨンとイ・ヘヨン、2人がメインの韓国版に対して、真ん中にチョン・ジェヨンを入れて3人並べ、さらに「報復、破壊、再生」と漢字をいれた日本版。インパクトはあるかも。

チョン・ドヨンとイ・ヘヨン、2人がメインの韓国版に対して、真ん中にチョン・ジェヨンを入れて3人並べ、さらに「報復、破壊、再生」と漢字をいれた日本版。インパクトはあるかも。

<トンケの蒼い空/トンケ:野良犬> <南極日誌/ナムグクイルギ>
同じくチョン・ウソンでもイメージがかなり違うような。「蒼い空」をタイトルに入れた日本版はやはり蒼い空がバック。

同じくチョン・ウソンでもイメージがかなり違うような。「蒼い空」をタイトルに入れた日本版はやはり蒼い空がバック。

スターのソン・ガンホの顔をばんともってきた韓国版に対して、南極の氷の大地を強調した日本版。日誌も日本版にさりげなく登場。

スターのソン・ガンホの顔をばんともってきた韓国版に対して、南極の氷の大地を強調した日本版。日誌も日本版にさりげなく登場。

<H> <サマリア>
ほぼ同じ構図ながら、左右が逆。さらに日本版にはもう1人の登場人物と、韓国版にはない血の赤が。

ほぼ同じ構図ながら、左右が逆。さらに日本版にはもう1人の登場人物と、韓国版にはない血の赤が。

刺激的な韓国版に対して、日本版の方がおとなしい。キム・キドク的にはやはり韓国版?

刺激的な韓国版に対して、日本版の方がおとなしい。キム・キドク的にはやはり韓国版?

<絶対の愛/シガン:時間> <4月の雪/ウェチュル:外出>
黒と赤、基調の色が対照的。整形の話とわかるのは日本版。

黒と赤、基調の色が対照的。整形の話とわかるのは日本版。

ペ・ヨンジュンとソン・イェジン。登場する2人は同じながら、向きが違う。タイトルにあわせて日本版は白が多め。

ペ・ヨンジュンとソン・イェジン。登場する2人は同じながら、向きが違う。タイトルにあわせて日本版は白が多め。

<ユア・マイ・サンシャイン/ナヌンノエウンミョン:私はあなたの運命> <oasis/オアシス>
主役の2人が登場するのは同じながら、後ろからファン・ジョンミンが涙目のチョン・ドヨンに寄り添う韓国版に対して、ファン・ジョンミンが目をつぶって下から花嫁姿のチョン・ドヨンを迎える日本版。チョン・ドヨンはどちらも魅力的。

主役の2人が登場するのは同じながら、後ろからファン・ジョンミンが涙目のチョン・ドヨンに寄り添う韓国版に対して、ファン・ジョンミンが目をつぶって下から花嫁姿のチョン・ドヨンを迎える日本版。チョン・ドヨンはどちらも魅力的。

ソル・キョングとム・ソリがじゃれあうような韓国版に比べて、寄り添うような日本版。動と静の違いのような。

ソル・キョングとム・ソリがじゃれあうような韓国版に比べて、寄り添うような日本版。動と静の違いのような。

<私の頭の中の消しゴム/ネモリソゲチウゲ> <連理の枝/ヨルリジ>
チョン・ウソンとソン・イェジンの顔がアップである韓国版に比べて、ベンチに2人が寄り添う日本版。

チョン・ウソンとソン・イェジンの顔がアップである韓国版に比べて、ベンチに2人が寄り添う日本版。

登場人物がわらわらと4人でている韓国版に比べて、チェ・ジウとチョ・ハンソンの2人のみの日本版。2人の雰囲気もかなり違う。

登場人物がわらわらと4人でている韓国版に比べて、チェ・ジウとチョ・ハンソンの2人のみの日本版。2人の雰囲気もかなり違う。

<チャーミング・ガール/ヨジャ、チョンヘ:女子、チョンヘ> <春の日のクマは好きですか?/ポムナレコムチョアハセヨ?>
どちらも主役のキム・ジスが印象的なポスター。私服である緑色の服を着た韓国版と、仕事着の日本版。

どちらも主役のキム・ジスが印象的なポスター。私服である緑色の服を着た韓国版と、仕事着の日本版。

登場人物も数も同じ、ぬいぐるみのクマもさりげなく登場。コメディのような韓国版に比べ、日本版はロマンス映画のような。ただ、どちらもペ・ドゥナがかわいい。

登場人物も数も同じ、ぬいぐるみのクマもさりげなく登場。コメディのような韓国版に比べ、日本版はロマンス映画のような。ただ、どちらもペ・ドゥナがかわいい。

<気まぐれな唇/センファレパルギョン:生活の発見> <女は男の未来だ/ヨジャヌン・ナムジャエ・ミレダ>
タイトルもまったく違うこの作品。赤が基調の日本版の方が刺激的?

タイトルもまったく違うこの作品。赤が基調の日本版の方が刺激的?

青がバックの韓国版に比べ、赤がバックの日本版。3人とも顔を正面に向けない韓国版に対して、3人とも顔を正面に向ける日本版。

青がバックの韓国版に比べ、赤がバックの日本版。3人とも顔を正面に向けない韓国版に対して、3人とも顔を正面に向ける日本版。

<ビッグ・スウィンドル!/ポムジェエチェグソン:犯罪の再構成> <DAISYデイジー>
黒が基調にタイトルが黄色の韓国版に比べて、黄色が基調で白いタイトルの日本版。日本版にはパク・シニャンとヨム・ジョンア2人が大きく登場。

黒が基調にタイトルが黄色の韓国版に比べて、黄色が基調で白いタイトルの日本版。日本版にはパク・シニャンとヨム・ジョンア2人が大きく登場。

チョン・ウソン、チョン・ジヒョン、イ・ソンジェ3人が並ぶ韓国版に対して、チョン・ウソンとチョン・ジヒョンしか出てこない日本版。イ・ソンジェは日本ではまだマイナー?

チョン・ウソン、チョン・ジヒョン、イ・ソンジェ3人が並ぶ韓国版に対して、チョン・ウソンとチョン・ジヒョンしか出てこない日本版。イ・ソンジェは日本ではまだマイナー?

<スパイダーフォレスト懺悔/コミスッ>
カム・ウソンが印象的な韓国版に対して、人物の顔が出てこない幻想的な日本版。カム・ウソンはまだ日本ではマイナー?

カム・ウソンが印象的な韓国版に対して、人物の顔が出てこない幻想的な日本版。カム・ウソンはまだ日本ではマイナー?

同じ外国映画でも?
日本でも韓国でも公開される外国映画。でもチラシは意外と違うんです。
<Mrインクレディブル/インクレディブル> <インディ・ジョーンズ−クリスタル・スカルの王国/インディアナ・ジョンズ−クリスタル・ヘゴルエワングク>
変身後の日本版に比べて、家族写真のような韓国版。

変身後の日本版に比べて、家族写真のような韓国版。

ハリソン・フォードの顔が韓国版の方が大きく見えるような。

ハリソン・フォードの顔が韓国版の方が大きく見えるような。

<ユナイテッド93/プライトゥ93> <Ray> 
9.11をあつかった映画。飛行機がアップの韓国版に比べて、NYを象徴する自由の女神とワールドセンター+飛行機でテーマがすぐわかる日本版。

9.11をあつかった映画。飛行機がアップの韓国版に比べて、NYを象徴する自由の女神とワールドセンター+飛行機でテーマがすぐわかる日本版。

なぜか日本版と韓国版で左右の向きが反対に。色合いも夕方らしい韓国版に比べて、黒白のみの日本版。

なぜか日本版と韓国版で左右の向きが反対に。色合いも夕方らしい韓国版に比べて、黒白のみの日本版。

<パフューム/ヒャンス> <ラスト・コーション/セッ、ケ>
体が無くなるような象徴的な韓国版に対して、香水がポイントの日本版。

体が無くなるような象徴的な韓国版に対して、香水がポイントの日本版。

かなり刺激的な韓国版に比べて、2人の距離を思わせる日本版。色合いも黄色の韓国版に比べて黒い日本版。

かなり刺激的な韓国版に比べて、2人の距離を思わせる日本版。色合いも黄色の韓国版に比べて黒い日本版。

<SAYURI/ゲイシャエチュオク> <Shall we ダンス?/シェル・ウィ・デンス?>
まるで西洋人のような「芸者」の顔をする韓国版に対して、うつむく日本版。

まるで西洋人のような「芸者」の顔をする韓国版に対して、うつむく日本版。

主役の3人が登場、黒がベースの韓国版に比べて、ピンクをバックに1人リチャード・ギアが踊る日本版。日本映画のリメークという点も影響?

主役の3人が登場、黒がベースの韓国版に比べて、ピンクをバックに1人リチャード・ギアが踊る日本版。日本映画のリメークという点も影響?

<親密すぎるうちあけ話/チンミラン・タインドゥル> <プルートで朝食を/プルトエソアチムル>
これほど日本と韓国で見事に対照的なチラシもなし。男が背を向けてささやき、女が正面を向く日本版に対して、女が背を向けてささやき、男が正面を向く韓国版。日韓でどうしてこう違うのか・・・

これほど日本と韓国で見事に対照的なチラシもなし。男が背を向けてささやき、女が正面を向く日本版に対して、女が背を向けてささやき、男が正面を向く韓国版。日韓でどうしてこう違うのか・・・

全体的に赤やピンクが基調の日本版に比べ、青が基調に赤い傘の韓国版。

全体的に赤やピンクが基調の日本版に比べ、青が基調に赤い傘の韓国版。

<アメリカ、家族のいる風景/ドン・コム・ノキン> <マリー・アントワネット/マリ・アントアネトゥ>

微妙に違う風景が上下に並ぶ日本版に比べ、同じ場所ながらまた別のシーンを一枚登場させた韓国版。

微妙に違う風景が上下に並ぶ日本版に比べ、同じ場所ながらまた別のシーンを一枚登場させた韓国版。

主役のキルスティン・ダンストの表情も日本版と韓国版ではかなり違う?日本人はやはり日本版が好みかも。

主役のキルスティン・ダンストの表情も日本版と韓国版ではかなり違う?日本人はやはり日本版が好みかも。

いかがでしたでしょうか?同じ映画でも日本と韓国でこれほど違うとは…多くの人に見てきてほしい、目にとまるチラシを作らないといけない。セールスポイントの違いもさることながら、日本と韓国の文化の違い、センスの違いがそこはかとなく見えてくるような気がします。

韓国で人気の俳優、監督たち
また韓国では特に人気のある俳優や監督のチラシが、1つにまとめられていました。
<宮崎あおい>

<宮崎あおい>

<オダギリジョーと蒼井優の「蟲師」も>

<オダギリジョーと蒼井優の「蟲師」も>

<妻夫木聡>

<妻夫木聡>

<蒼井優>

<蒼井優>

<オダギリジョー>

<オダギリジョー>

<上野樹里>

<上野樹里>

<行定勲監督>

<行定勲監督>

<塚本晋也監督>

<塚本晋也監督>

<中田秀夫監督>

<中田秀夫監督>

<崔洋一監督>

<崔洋一監督>

<黒澤清監督>

<黒澤清監督>

<犬童一心監督>

<犬童一心監督>

<北野武監督>

<北野武監督>

<宮崎駿監督>

<宮崎駿監督>

<岩井俊二監督>

<岩井俊二監督>

会場は?
会場は日本大使館広報館2Fのシルク・ギャラリー。入り口では抽選もあり、なんと日本で公開された映画のチラシがあたるイベントも。チラシ好きにはうれしい限り。
その他の映画グッズ・・
<韓国の映画グッズ>

<韓国の映画グッズ>

<日本の韓国映画グッズ>

<日本の韓国映画グッズ>

<昔の映画のポスターが> 
<昔の映画のポスターが> 
<昔の映画のポスターが>

<昔の映画のポスターが>

大好きな映画のチラシ、しかも普段なかなかみることができないチラシを一度に比べながら見ることができ、ナビもかなり満足しました。やっぱり韓国のチラシを見慣れているせいか、韓国版になじみがあるのがちょっと不思議な感じでした。今後も多くの日本映画、韓国映画がお互いの国で公開されて、いろんな違ったチラシが登場することを楽しみにしています。以上、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-06-09

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