タンタンのソウル風景イゴッチョッ・第15回「これが現状!韓国での下宿生活」

こんにちは~。タンタンです。今回はタンタンの住まいをご紹介したいと思います。もともとはふつうの下宿だったのですが、アジュンマが他へお引越しをしてしまったため、今は主人不在のただ寝るだけの住まいと化しています。最初は朝夕の食事がなくて大丈夫かな?と不安だったけど(下宿はふつう朝夕が出ます)結構、これが快適!朝は寝たいだけ寝られるし、夜は夕食の時間を気にしてあたふたと下宿に戻る必要もない。こんな具合に気楽な生活をしてますが・・・それでもそれなりに問題があるんですよね~。まずはアジュンマがいない、つまり主人不在というのが問題。もうみんな好き放題、やり放題!そんなこんなで毎日、ストレスたまる、たまる~っ。それでは怒りと愚痴のレポートにしばしお付き合いくださいませ~。
もともと韓国の人は日本人と比べて音に対してそれほど敏感ではないみたい。ソウル市内どこに行ってもけたたましく騒々しい。静かにカフェで本など読みたい、なんて思っても静かなカフェなんて滅多に存在しない!静かな空間を求めて彷徨うタンタン(決して誇張ではありません!)。公共の場は私だけの空間じゃないからまあ良いとしても・・・・問題は下宿の騒々しさ。ドアを開けたままガンガン音楽をならす奴(この際、「奴」呼ばわりしちゃいます。)、夜中の2時、3時にシャワーを浴びる奴、洗濯機をまわす奴(家の構造上、シャワーや洗濯機の音が響くんです。)、ドアを無神経にバンバン閉める奴(ドアの開け閉めも響く)・・・もう挙げたらキリがないくらい。ドアは静かに閉めること、シャワーは夜12時まで、洗濯は夜12時まで・・・などなど書いて張り紙しても全く効果なし。あまりのうるささに怒り心頭に達したときは、「静かにしろ~!!」と怒鳴り込みしているタンタンです。(アジュンマがいた頃は怒鳴り込みはアジュンマの役目でした。アジュンマ~、カムバック~!!)
大抵のことは注意できるからいいんですけど・・・ただ一つ、ど~しても注意できないことが・・・。それはですね・・・女(彼女?)を連れ込んでいちゃいちゃ何やらしていること。これは恥ずかしくて注意できない~。男女の密事の声を1時間、2時間も聞かされる身にもなってみてください~もういい加減にしろ!とブチギレです。下宿生の人数は入れ替わりはあるけれどだいたい、7~8人くらい(私以外は全員男性)。そのうちのほとんどが女を連れ込んでいちゃいちゃ。韓国の女性は貞操観念が強い、と聞いていたけれどそんなのはウソ!としか言いようがない現状です。1人は半同棲状態で彼女がいつも入りびたり。こんなことはアジュンマがしっかり管理していた頃には絶対になかったこと。日に日にストレスがたまる一方なんです。

騒音以外に気になるのは洗濯の問題。なんと!共同の洗濯機でスニーカーを洗う人がいるんです!これは前に住んでいた女性専用の下宿でもよく見かけた光景なので韓国では普通なのかな?いずれにしてもどうしてスニーカーとパンツ、一緒に洗うの~?といぶかしげに思ってるタンタンですが・・・やっぱり韓国では普通なの!?ちょっと理解不能です。
あとはシャワー室、洗濯室の電気はしょっちゅう、つけっぱなし。だからすぐに電気が切れる。そうするとアジュンマが電球を取り替えに来てくれるまで真っ暗な中でシャワーを浴び、洗濯をしなければならないはめに、、、。使用したら電気をオフにする、どうしてこういう基本的なことができないの!?基本的なことといえばシャワーを浴びたあと、水を出しっぱなしだったりもする・・・本当にいちいちイライラしちゃいます。
これ以上書くと本当にキリがなくなってしまいそうなのでこのへんで終わりにします。アジュンマがいた頃はアジュンマがしっかり厳しく管理をしてくれていたので静かで快適な下宿だったのですが、やっぱり元締めがいなくなるとダメなようです。アジュンマがよく「最近の学生は頭は良くても基本的なことがなってない!!!家庭教育がなってないんだ!!!」とこぼしていたのを思い出します。ここはすごくキレイな建物なのであまり他に移りたくはないのですが・・・やっぱりそろそろ限界かな?ぼちぼち新しい住みかを探すか・・・。 以上、タンタンの怒りと愚痴のプライベートレポートでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-12-13

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