タンタンのソウル風景イゴッチョッ・第23回「5月15日は『先生の日』~!」

韓国では5月15日は「先生の日」(ススンエナル)。先生の日って一体、何!?それはいつもお世話になっている先生に改めて感謝の気持ちをあらわす日のこと。先生の日を前にファッション雑誌にも「先生への贈り物特集~!」なんていうコーナーも登場するなど学生にとってはなかなか重大なイベントの一つ。今回は「先生の日」についてお伝えします~!

5月13日(火)

「先生の日」の2日前、大学院の指導教授を囲んでのお食事会が開かれました。午後7時に教授&教授の弟子5人が集まり、大学近くの焼肉屋へ。まずは百歳酒(ペクセジュ)で乾杯~!(それにしても百歳酒ってなんでこんなに美味しいんでしょうか!?クイクイいけちゃいます!)乾杯に続いて女子学生から先生へプレゼント。教授はニッコニコですね~(ちなみにプレゼントは「灰皿」)。あとはトゥンシム(牛ロース)をじゃんじゃん頼んでお食事タイム~!教授は終始、ご機嫌。普段は研究室で「努力が足りない!」「能力不足だ!」などなどきつ~いお言葉をいただいているのですが、今日はすごく和やかな雰囲気。話題は・・・といえば大学運営のこと、研究のこと・・・・
とちょっと固い内容でしたがお酒も入り、楽しい一時でした。 (^^) 最後の会計の段階でもちろん、学生達が支払うつもりだったのですが、なんと教授が支払いをしてくれちゃいました!先生の日なのに逆にご馳走になってしまった私達。申し訳ないです~。

5月15日(木)

今日は「先生の日」当日。朝、テレビをつけると「最近は先生の権威が低下している」「こんな素敵な先生に巡り合えた!」などなど先生特集が目白押し。 なんかいかにも先生の日って感じだわ~。家を出ると手にケーキを持った高校生が!おお~、ますます先生の日らしくなってきました!花屋には花かごが店頭に並べられ・・・さらにはなんと花かごの露店まで登場!タンタンもカーネーションとバラの花かごを買って大学へ。大学に到着すると手に花かごを抱えた学生達がいるいる!「先生の日」がない日本からやって来たタンタンにはかなり新鮮!中には「一体、いくらしたの!?」と聞きたくなっちゃうくらい豪勢な花かごを手にしている学生も。
普段、お世話になっている先生に感謝の気持ちを表現する、結構、大切なことかも。「先生の日」がなかったら先生にプレゼントをするなんて、ちょっと恥ずかしいし、下手するとワイロと誤解されちゃう恐れも。そういう意味で堂々と先生に感謝の意を表せる「先生の日」ってとっても意義のある日かもしれないですね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2003-05-19

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