ソウル新羅ホテル「ホテルアートフェア」開催

ホテル客室を回りながら、美術作品を鑑賞する<アジアトップギャラリーホテルアートフェア（AHAF）ソウル>が来る2010年8月27から8月29日まで、ソウル新羅ホテルで開催されます。
ホテルアートフェアは、一般的なホワイトキューブ（white cube •白い壁に象徴される伝統的なギャラリー）ではなく、ホテル客室を活用して作品を披露するテーマ型のアートフェアです。購入者にとっては、絵が客室に掛けられているため、自宅の居間にかけた雰囲気が容易に想像することができると好評です。

<AHAFソウル>は、アジアの美術市場を活性化させるために、アジア地域の画廊が多数参加します。今年はガーナアートギャラリー、現代国際ギャラリーなど、韓国のギャラリー48カ所をはじめ、日本、中国、インド、インドネシアなどアジア各国のギャラリー90カ所、作家400名余りの作品3000点を展示販売します。作品価格は10万ウォンから20億ウォンまで様々です。

また、多彩な特別展も用意されています。美術評論家の三田晴夫が企画した日本の現代美術展<イメージの冒険者たち>には、草間彌生、奈良美智、小林孝亘などの著名な作家の作品が紹介され、コンペで選ばれたアジアの若い作家を紹介する特別展<ヤングアーティスト（Young Artist）>も開かれます。演技者兼写真作家である趙珉基（チョミンギ）氏は、部屋の壁をキャンバスにみたて、人物などの対象を写真に撮って六面体で表現する作品を展示します。入場料2万ウォン。

新羅ホテルは、今回のアートフェアー以外にも、ホテル内のパブリックスペースに、ピカソをはじめとした多数の作家のアート作品も飾られているので、一日中アートが楽しめます。

◇AHAFソウル（ASIA TOP GALLERY HOTEL ART FAIR）
期間：2010年8月27日（金）～29日（日）
（時間）
8月27日　１６：００～２０：００
8月28日　１２：００～２０：００
8月29日　１２：００～１９：００
※入場時間は閉場時間の30分前までです。