国立中央博物館「高麗仏画大展」

普段なかなかお目にかかれない高麗仏画の数十点が一度に鑑賞できます。


高麗仏画は世界で最も美しい宗教芸術品の一つです。高麗人の高いレベルが窺える繊細で端麗な形、原色を主にする華麗な色彩や豪華な金泥、流麗で力のある線描など、当時の東アジアでは独特の美の世界を創造し、昇華された高麗仏教の精神性と高麗人の息吹が込められています。

今回の展示で最も注目すべきことは、韓国内にある高麗仏画のほか、日本・アメリカ・ヨーロッパなど全世界に散在している高麗仏画が一つの場所に集まったということ。普段なかなかお目にかかれない高麗仏画の数十点が一度に鑑賞できます。

日時:2010年10月12日~11月21日
場所:国立中央博物館・規格展示館
展示作品:浅草寺蔵の<水月観音図>をはじめ、根津美術館蔵の<地蔵菩薩図>、大高寺蔵の<観経十六観変相図>など、108点

 

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記事登録日:2010-10-26

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