汗蒸幕・チムジルバンでのQ&A

はじめての汗蒸幕(ハンジュンマッ)の方は要チェック!

Q)持っていくものは?
まず置いてあるものをチェックしますと、基本的にお風呂にあるものは石鹸のみ。シャンプー&リンスなどは置いてないところが多いです。またロッカー室にはドライヤー、ブラシ、綿棒、場合によってローション&ミルクなどがあります。つまり基本的なお風呂セットを持参すれば、どこに行っても問題ないと思います。予め知っておくと便利なのは、まず貸しタオル。ほとんど場合はハンドタオルで、バスタオルではありません。またサウナやアカスリなどをする場合、着替え用のTシャツや短パン、女性の場合は余分に下着を持っていくと何かと安心です。その外に特に要るものといえば、靴下。床がとても熱いところがあるので、予め靴下を持っていくと便利です。

Q)12時間以上利用の際、追加料金を取られるって?
各お店ごとに違いますが、エステのお店は基本的に入場して12時間が過ぎれば追加料金がかかります。

Q)スーツケースは預けられますか?
地元の人が主に利用するお店の場合、スーツケースを預ける人はほとんどいません。お願いしたら預かってくれる場合もありますが、必ずしも預かってくれるわけではないので注意が必要。外国人もよく利用するお店では、スーツケース保管スペースがあるところもありますが、少ないのが現状。

Q)日本語は?
観光客がよく来るところは基本的に日本語が可能です。また逆に地元の人が利用するお店はほとんど日本語不可。地元店を利用する場合、基本的な単語などを覚えていくか、あるいはメモっていくことをおすすめします。

Q)料金は?
入場料はお店によって6000~15000ウォン。一律のところもありますが、サウナだけ、つまりお風呂だけ利用する場合と、汗蒸幕やチムジルバンを利用する場合で値段が分かれているところ、あるいは時間帯(昼間あるいは夜から明け方まで)によって違うところもあります。その場合、昼間にサウナだけ利用するともっとも安く5~6,000ウォン前後、また夕方から宿泊する場合が7、8,000~10,000ウォン前後が主流(それ以上するところもあり)。

Q)食事はできますか?また食事代は別料金ですか?
ほとんどのエステでは食事ができますが、残念ながらタダではありません。値段は3,500~5,000ウォン程度と比較的安いです。人気のメニューは「ミヨックッ(ワカメスープ)」。韓国の女性が出産してはじめに食べる「ミヨックッ」は各種ミネラルと豊富な海藻成分が身体の新陳代謝を助け、汗をいっぱいかきながら食べれば効果満点!そのほか、「ケラン(ゆで卵)」や「シッケ(お米のジュース)」も汗蒸幕で地元の人がよく食べているもの。ゆで卵は4つで 1,000ウォンぐらい、またシッケは1,000~1500ウォンほど。ちなみに浄水器から飲む冷たい水は無料です。

Q)汗蒸幕・チムジルバンは男女共用?
バン(房)と書いてあるお部屋は特に「女性 ・男性専用」という文字がない限り、ほとんどが男女共用。中の施設は皆さんTシャツや短パンを着て利用します。汗をいっぱい掻くので、特に女性の方は下着を着けた方がいいでしょう。

Q)汗蒸幕(ハンジュンマッ)が熱すぎませんか?  
汗蒸幕は汗を流すところなので、乾燥してて熱いのがあたりまえ。そのため息をするのが大変なほどですが、そんな時は冷たい水でタオルを濡らして鼻や口に当ててから息をするようにすればずーっと楽になります。また汗蒸幕(ハンジュンマッ)の上の空気が下の空気より熱いため、床にしゃがんで座るっていうのも良い方法です。またお肌の敏感な方はエステで貸してくれる薄いガウンを着て入ってもいいでしょう。たまに水蒸気になった熱い水滴が落ちてきてびっくりすることも。

Q)子供を連れてきたいんですが…  
ある程度の年齢なら大丈夫なんですが、8歳以下(満6歳)は基本的に入場が禁止されているお店が多いです。残念ながら子供と一緒に行くのは我慢しましょう。

Q)アカスリって痛すぎない?
エステ界のおばさんは長い間訓練を受けた経験豊かな人たちですが、たまに皮膚が弱く、サービスを受けたあと痛いとかヒリヒリすると言う方がいます。そのため自分の皮膚が弱かったり敏感な方はあらかじめおばさんに言っておいた方がいいでしょう。そうすれば、やわらかいアカスリタオルを使って痛くないようにこすってくれます。それでも痛い場合ははっきり「アッパヨ(痛いです)」と言いましょう。ちなみに日本の女性は韓国の女性に比べて垢が出にくいそう。

Q)混雑具合は?
お店によっては平日の昼間でもたくさんの地元客でにぎわっているところもありますが、やっぱり一番込むのは平日より週末、特に土曜日。中でもアクセスのいいお店や設備の整った人気店の場合、週末はすごい人で、のんびりはできない場合も多いです。

Q)休憩室ってどんなところ?
男女共用の広い休憩室の場合、老若男女、み~んな雑魚寝状態で休んでいたりします。また女性専用の汗蒸幕などの場合、小さい休憩室で皆さんがやがやおしゃべりを楽しんでいたりするので、ゆっくり休むというよりは地元の雰囲気を楽しむという感じ。

Q)睡眠室ってどんなところ?
お店によっては男女別の睡眠室が整っているところもあるので、女性一人旅の方、あるいは雑魚寝はちょっと・・・という方は、その辺をチェックしてお店選びをした方がいいでしょう。また睡眠室も、個室になっているところ、ベッドタイプあるいは床に布団を敷いて寝るところなどお店によってさまざま。

Q)韓国ドラマで見た『ヤンモリ(羊頭)』ってどうやるの?
1)ハンドタオルを平たく伸ばして

1)ハンドタオルを平たく伸ばして

2)縦に3つ折りにし、

2)縦に3つ折りにし、

3)端の部分を(靴下を折るように)外巻きに数回折ります。

3)端の部分を(靴下を折るように)外巻きに数回折ります。

4)両端を折ったら、

4)両端を折ったら、

3)真ん中の折った部分を広げて頭に被れば完成。

3)真ん中の折った部分を広げて頭に被れば完成。

※両端を折りすぎると耳まで届かなくなるので、耳が隠れるぐらいの長さに折った方がいいそう。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-11-16

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