信と朋　夫婦で行く恒例のソウル旅行　～２０１４年～

「ダメよ～、ダメダメ!!」
今年の流行語大賞が決まった12月初旬。更に円安が加速し、しかも大寒波が到来（冷）。誰もが渡韓を反対しそうなそんな時のソウル旅行です。空港でのレートは１万円が8.9万ウォン、最高気温が－２度。なかなかつらいものがありますが…、でも、その昔はもっとレートも悪かったし（1989年初渡韓国時：1万円が5万ウォン弱）、寒い時に行けば「あったかいものが美味しい!!」そんなポジティブ思考？ノー天気？でグルメってきました。
…べつに「いいじゃ～ないの!!」

信と朋、夫婦で行く毎年恒例のソウル旅行～2010年～もしかしたら今年もう1度行くかも？？!!マシンヌンソウル２泊３日！

ソウル旅行記「信と朋、夫婦で行く恒例のソウル旅行～2011年～」関空発11:45に乗り、今年もまたB級グルメ・B級ショッピング旅の始まりです!!

ソウル旅行記「信と朋、夫婦で行く恒例のソウル旅行～２０１１、 Part２～」今年2回目のソウルへ行くセヨ!!『Ｂ級グルメ・Ｂ級ショッピング旅』

信と朋　夫婦で行く恒例のソウル旅行～２０１２年～ ♪いつものよ～に幕～が開～き（ by ちあきなおみ）

信と朋　夫婦で行く恒例のソウル旅行2泊3日～２０１３年～「今年はどうする？いつ行く？」「そりゃ～、行くなら、今でしょ!!」

１日目　12月3日（水）

金浦に向けていざフライトで～す
　関空発11：55の大韓航空に乗り、13：50到着。
今年もツアーで行ったのですが、添乗員さんのはからいで先にホテルへチェックイン。必須の免税店への連行は、自分たちで行ってくださいとのことでカットです。お客さんは私たちを含めて2組。とてもラッキーでした。

　今回、滞在したのはソウル駅と会賢駅の中間にあるホテルマヌ。去年オープンしたばかりでやっぱり清潔です。ゆったりした広さではありませんが、大きなスーツケースを2つひろげるぐらいはOK。そして、何よりも私たちにとっては活動しやすい便利な場所でした。但し、ソウル駅につながる一番近い地下道（7番出口）には浮浪者がたくさんいるので、女性同士なら別の出入口を使う方がイイでしょう。

ソウル～会賢駅間に沿った大通りにあります		こじんまりしたビジネスホテルです

バスタブはありませんが…		裏通りにはコンビニや飲食店が並んでます

ホテルマヌソウル駅も南大門市場もすぐ近く！ナチュラルなインテリアがオシャレなビジネス＆観光ホテル！

B級グルメ旅　初の晩ごはんは鐘閣へ
しばらく部屋で休んだ後、初ソウルごはんは鐘閣にある“オチュ”というチュクミ（いいだこ）のお店に行ってきました。17時過ぎだったため先客は1組だけ。ここのウリは辛い辛いチュクミをチーズフォンデュにつけて食べること。辛さがとってもマイルドになり、非常～に美味しくいただきました。チャルモゴッスミダ
チュクミ9,000w×2、フォンデュ5,000w、イカの天ぷら7,000w
ビール3本を飲んで、締めて 42,000ウォン也

この辺に同じ系列の店がもう１軒あるようです		まずはビールで「ウィハヨー!!」
こんな感じでセットされ…		火が通るとこのようになります
ボリューム満点のイカの天ぷら

今宵2軒目　韓国にきたらやっぱりお肉でしょう!!
そこから鍾路3街寄りにある“ウリナラ”というお店が、安くておいしいとの評判で行ってみました。本当は１軒目をここで食べようと思っていたのですが、開店が18時からだったため、急きょ変更となったのです。で、なるほど、確かに安いのですが…。評価としては、悪くはないのですが値段なりの美味しさと言ったところでしょうか。ただ、焼き網が焦げてきたらすぐにとりかえにくる、といった親切なアジュマたちの応対で、何となく居心地のよいお店でした。入店時は、まだまばらだったお客さんも帰る頃にはいっぱいになっていました。チャルモゴスムニダ
ソッカルビ、マクチャン、ビールとソジュを頼んで、締めて27,000ウォン也


ソッカルビ 10,000ウォン		マクチャン 10,000ウォン
ニラのナムルもなかなかです		まずは韓国スタイルで!!
テンジャンチゲは少しぬるめでした（悲）		明朗会計でイイですね～

そろそろお腹も張ってきたのでショッピングへ　カジャ!!
　地下鉄で東大門に向かい、光煕市場、マックスタイル、ドゥータあたりを徘徊してきました。久しぶりに見た光煕市場は、以前の少し暗～いイメージではなく、活気がでてきたように思います。また、マックスタイルも２年前はまだ店舗がうまっておらず、ガランとしていたのですが、なかなかの賑わいでした。ただ、嫁の気に入ったものがなく、何も買わずに終わりましたが…（疲）
　その後、広蔵市場まで歩き、屋台で１杯と思ったのですが…。なにぶん歳が行くと疲れに勝てず、結局、ピンデトックを買い、ホテル近くのコンビニでソジュ、マッコリ、明日の朝食等を買い込んで、部屋で独り小宴会を開いたのでした。チャルチュムセヨ



広蔵市場はいつも通り熱気ムンムン		市場の豪快さがたまりましぇん
安心のスニネピンデトック		疲れているのに…飲んでしまいます

ドゥータモール / DOOTA MALL (旧doota!）東大門市場一の人気ファッションビル！全館リニューアルでさらに便利＆高級感たっぷりに！さらに免税店も併設！

クァンヒ・ファッションモール／光煕市場レザー製品の卸売り店が集まる光煕市場。２０１３年には新コンセプトのファッションフロア、クイーンズスクエアもオープン！

maxtyle ２０１０年にオープンした東大門のファッションビル。

広蔵市場韓服を作りたい！屋台でビビンバを食べたい！そんな人は広蔵市場へＧＯ！！

スニネピンデトッ広蔵市場でも一番人気のピンデットッ（緑豆チヂミ）屋さん！

２日目　12月4日（木）

今日のお昼は、嫁が楽しみにしていた“イェダムパッサン”へ
　10時過ぎから行動開始です。5分ぐらい歩くともう南大門。今回は持ってきたスーツケースを買い換える目的で、一番にかばんやさんを漁って歩き、結局8万ウォンでゲット。そして、いつもの金玉子さんのお店で早くもおみやげの海苔１ケースを調達しました。

ホテルマヌから南大門へ続く道
親切なお兄さんのお店で買いました		やっぱり中国人の方が多いかな

　一旦、荷物を置きにホテルに戻り、向かったのはヒルトンホテル近くにあるイェダムパッサンです。ヒルトンホテルに向かって坂を登って行き、ホテルを過ぎたくらいで今度は下り坂になります。その下り坂になりかける信号のすぐ側にお店があります。11：45頃にお店に入ると、1席だけ空いており、あとは全て予約席でした。お店自体、席数も少なめで予約もせずに行って入れたのはラッキーでした（喜）。
カンジャンケジャン定食 30,000w、カルビ定食 25,000w
枝豆のマッコリ 6,000w、締めて61,000ウォン也　チャ～ルチャルモゴッスムニダ!!


枝豆のマッコリ　なかなかいけます		バンチャンが並び始めます

カクテギも上品な味でした		クルビ（いしもち）も最高!!
メインのカンジャンケジャン（嬉）		そして、メインのカルビ（喜）
テンジャンチゲとコンビジ（おからスープ）		お決まりの食べ方です　まいう～

午後は弘大に出かけてきました!!　ほんで？‥‥　
　昼食後、そのままロッテマートへ行き、缶詰・ラーメン・おみやげのお菓子等々を買い込んでホテルに戻って一休みです。その後、地下鉄に乗って弘大入口に着いたのは、もう16時になろうとする頃。少し、散策して入店したのは、ミスチョッパルというお店です。最近流行っているようですが、店員さんの仕事ぶりがあまりよろしくなく、１回行けばもういいかなって感じです。
マヌルチョッパル（ニンニク豚足）セット 31,000w
ビールとマッコリを頼んで、締めて39,000ウォン也　チャルモゴッソヨ～

コーヒープリンス１号店です		コ・ウンチャン　なつかしいですね～
ミスチョッパル（Miss 豚足）です		まず、うどんがでてきました
ニンニクまみれの豚足が登場		自由に使える携帯の充電器の設備が

明洞でコスメショッピング＆マッサージ　そしてチメッってきました
　18時半頃には明洞に戻ってきて、コスメショップめぐりです。ほとんど頼まれたものばかりですが、いろいろと買い込んだあと、疲れもあって、もらったチラシでマッサージ店に入店。40分全身揉み、45分足マッサージをそれぞれ頼んで、１人 18,000ウォン。やっぱり、日本に比べればお得感です（嬉）
　21時半頃、市庁駅近くのカンブチキンというお店でチメッ（チキン＆メッチュー）開始です。このお店はチェーン店ですが、最近人気が出てきたお店のようで、今空いたばかりのテーブルに座ることができました（万歳!!）。
フライドチキン 16,000w、生ビール（500cc）×２、
ソジュ1本を頼んで、締めて26,000ウォン也　チャルモゴッソヨ～

明洞に戻ってきました		いいですね!! 綿菓子のニューウェーブ
カンブチキン　店内は賑やかです		生ビールが美味い!! ウィハヨ～
１羽はなかなかボリュームがあります		ギブアップでお持ち帰りです　チキンとソジュなら、チソですかね？

　その後は歩いてホテルに戻り、引き続き宴を開いたのでした。チャルチュムセヨ～

３日目　12月5日（金）

久しぶりの江南ショッピングへ　カジャカジャ!!
　本日も10時過ぎから行動開始です。高速ターミナル駅のゴートゥーモールへ行ってきました。ここは、とても買い物がしやすい地下商店街として嫁が気に入っているところです。2Km以上続くお店を本来なら時間をかけて見て歩きたいものですが、今日は急いで回ってショッピングってきました。

GOTOMALL（旧江南地下商街・高速バスターミナル）驚きの規模と品数！生活用品、無いものは無い？！１年をかけて新しくなった高速バスターミナル最寄りの地下商店街！

　本日のお昼ごはんは、新論峴駅（シンノヒョン駅）近くのウォンジュチュオタンというお店です。どじょう汁がウリのお店ですが、私たちがここに来た目的は、メギメウンタンを食べるためです。1度食べてみようとずっと思っていたメギ（なまず）ですが、ドンピシャ私の好み。汁を1滴も残すことなくいただくぐらいマシッソでした。
メギメウンタン（小）27,000w
ビールとソジュを1本ずつ頼み、締めて34,000ウォン也　チャ～ルチャルモゴッスムニダ

新論峴駅5番出口を出てすぐ		きもかわいい？嫌な人にはきついかな

たんぱくな白身で辛い汁とよく合います		顔の部分　ちょっと不気味です

元祖原州チュオタン原州式のドジョウスープは5年熟成のコチュジャン（唐辛子味噌）仕立て！即席で煮るから後味さっぱりの栄養満点スープ！

今まで何度もソウルに来ていて気づかなかった大発見
　以前から、地下鉄に乗ると次の駅に着く直前に「韓国らしい短い音楽」が流れるのを聞いてきました。でも、音楽の流れない時もあって、地下鉄の線によって違うのかな？ぐらいに思ってたのですが‥‥。実は、そこには「乗り換えのある駅に到着する前にだけその音楽が流れる」という法則ありました。知らなかったのは私たちだけなのでしょうか？

車内には次どちらの扉が開くのかを知らせる案内があるのもイイですね

　あと、地下鉄がホームに入ってくる時に「パッパラッパパ～」で始まる小気味よいラッパの音が流れるのですが、これもならない時もあり、そこには何らかルールがあるのでしょうか？‥‥次回の課題です

晩ごはんは、日本で見られなくなったあのブツを食す
一旦、荷物を置きにホテルに戻り、出かけたのは鍾路5街にある“プルタヌンコプチャン”。店名のごとく、ホルモン焼きを食べに来たのですが、実は一番の楽しみがバンチャンで出てくる生レバーなのです。今や日本では闇でしか食べれなくなり（そんなことしたらダメよ～ダメダメ）、いまだ”焼肉酒家えびす”を恨んでいる人も多いことでしょう。今日はそんな怒りを笑顔に変えて、おもいっきり堪能してきました（笑）。


久しぶりにお目にかかりました（嬉）		マッコリでも美味い!!
ソジュにもよく合います!!		明朗会計のお店で安心

プルタヌンコプチャン（鍾路５街）ファイヤーッ！！コレが「燃えるコッチャン」だ！韓牛の新鮮ホルモンを召し上がれ～

今宵２軒目は海鮮のお店で!!
　その前に広蔵市場に寄り、ホテルに帰って食べる麻薬キンパッと朝食用の揚げパンを購入。その後、地下鉄で鐘閣へ向かい、“チュムチュヌンオジンオナラ”というお店へ。オジンオナラとは韓国語でイカの国っていう意味なのでしょうが、オジンオナラと読むと日本語になります???? ‥‥ってか!!。
このお店は個人的に期待して行ったのですが、韓国のサラリーマンが集うガヤガヤした居酒屋っていう感じで、あまりそそられるものがありませんでした。
ヘムルパジョン 13,000w　クルティギム（牡蠣の天ぷら）15,000w、
マッコリとソジュを飲んで、締めて35,000ウォン也


イイですね～器がまた美味しさを醸し出します		2人にはデカすぎるサイズでした
牡蠣の天ぷら		コーンのクリーム煮　サービスです

コマキンパッ（麻薬キンパッ）「マヤッ」とは「麻薬」のコト、広蔵市場で有名なちょっぴりキケンな名前のキンパッとは一体！？

４日目　12月6日（土）

最後のソウル飯は寒い日にぴったりのカムジャタン!!
　最終日、10時頃ホテルをチェックアウトしてから、灯台元暗しでホテルの周辺を改めて歩いてみました。牡蠣のクッパで有名なキムミョンジャクルクッパッが近くにあります。また、海鮮やさん、どじょう汁等々いろいろな食べ物やさんがあり、次回はこの辺りのお店を開拓してみたいものです。

キムミョンジャクルクッパ		カニの生簀がありました
どじょうのお店です		全てのメニューに「よ」が‥‥可愛い!

　最後のお昼は、ソウル駅から１つ目のスッテイック（淑大入口）駅から歩いて10分ぐらいのところにあるカムジャタンの専門店“イルミチブ”というお店です。醤油ベースのスープであっさり味。私の中ではかなり評価の高いカムジャタンでした。
カムジャタン定食 6,000w×２
ビールとソジュを飲んで、締めて19,000ウォン也

2番出口からまっすぐ歩き、車が行き交う交差点左にあります		安くて美味い　まさしくB級です

脊椎の中まで吸い尽くします		有名人？も来ているようですね

タイムアップ（悲）もう帰る時間になりました（泣）
　南大門市場で、日本に帰って食べる晩御飯（豚足、揚げ練り物、豚まん、揚げパン）を買い込み、13：40の送迎車に乗って金浦空港に向かいます。去年の金浦空港は閉まっている店がいくつかあって、何となくどうなるのかなと思っていたのですが‥‥。新たにに見た金浦空港はアウアトレットも広くなり、ちょっぴりイメージチェンジした感じでした。
　で、新しいフードコートで最後のソウル飯です。最後に選んだのは、スンデグッです。これがまた、5,000ウォンの安さでとても私の好みの味でした（嬉）。

新しくなったフードコート		スンデクッパ 5,000ウォン
大好きな臓物たち

　今年もまたまた実りある旅でした。歳をとるとなかなか思うようにことが進まず、思っているほど食べることができなくなりました。それでも恒例のソウル旅をやめることはありません。たとえ、もっと円安が進んでも!! たとえ、最高気温が－10度としても!!、私たちの恒例のソウル旅行は、永遠に不滅です。んっ～長嶋で～す