光化門近く、静かで落ち着いた雰囲気のマッコリ専門店
こんにちは!ソウルナビです。おしゃれなマッコリバーが続々とオープンし、個性豊かなご当地マッコリが気軽に飲めるようになったソウル。今日は梨泰院(イテウォン)や日本でもお店を展開するマッコリの専門店「月香」の市庁近くにある支店、「月香 光化門店」をご紹介しましょう。同じく月香の弘大店が閉店したあとを引き継ぐような形で、オフィス街にある隠れ家的マッコリバーをコンセプトのもと、2015年の12月にオープンしたこちら。添加物を加えず作られた有機農玄米の生マッコリや新鮮なフルーツを加えた生マッコリなど韓国の名酒を気軽に楽しめるとあって、特に若い女性を中心に人気なんです。お酒に合う定番のおつまみはもちろん、ユニークな創作料理も評判なんだとか。それでは、さっそく行ってみましょう~
都会のオアシス、貞洞エリアに位置
地下鉄5号線クァンファムン(光化門)駅から歩いて約6分。コリアナホテルの裏道沿いにあるこちら。でも裏道への行き方が難しいので、お店に向かうときは大通りをまっすぐ進み、ソウル市議会の白い建物の角を曲がり、路地に入る行き方をオススメします。お店のある通りは散策にもぴったりで、ソウルの真ん中にあるとは思えないほど落ち着いて静か。歴史ある建物である聖公会ソウル聖堂もすぐ近くにあります。お店が入っているビルも元新聞社の建物だったそうで、地味な外観がかえって通りの雰囲気にマッチしている感じです。
店内は照明をかなり落とした、大人のための癒し空間。若い女性に人気なのもうなづけます。明るい雰囲気の窓際にあるテーブル席にキッチンが見えるカウンター席、フロアのテーブル席、そしてロフトのような空間にある座敷席など全部で100席ほどもあり、人数の多い集まりにも余裕で対応できます。
個性豊かなマッコリ!
こちらでは月香オリジナルのマッコリのほか、全国各地の有名なプレミアムマッコリが4種類、人気のご当地マッコリが7種類、そしてカクテルマッコリが5種類用意されています。飲みやすいものからドライな飲み口のものまでユニークなマッコリを楽しむことができます。
■月香マッコリ
韓国の中央部にある忠清南道(チュンチョンナムド0の有機農玄米や白米を原材料としたプレミアムマッコリ。玄米マッコリは微炭酸でやわらかい飲みあたりが特徴。対して白米マッコリはすっきりとのど越しと香りが特徴。野菜マッコリは数種類の葉野菜と根野菜を入れて発酵させたもので、さわやかな苦味と根野菜のしっかりとした質感が楽しめるユニークなマッコリ。シンプルモダンなボトルで提供されます。
(左)野菜マッコリ(真ん中)玄米マッコリ(右)米マッコリ
■カクテルマッコリ
おしゃれなデキャンタで出てくるカクテルマッコリ。全部で5種類あり、季節の飲み物です。ナビが訪れたときは新鮮ないちごのピューレがたっぷり入ったタルギマッコリ(いちごのマッコリ)が。底の部分にあるいちごピューレとマッコリを長めのマドラーでよくかきまぜていだきます。
■ポクスントガ(福順都家)
韓国南東部にある街、ウルサン(蔚山)に住む夫婦が醸造している福順都家(ボクスントガ)はマッコリ女子に大人気のマッコリ。コクのあるヨーグルトのような風味と、シャンパンにも例えられる柔らかな炭酸を楽しむ生マッコリです。ふたを開けるときはやさしくそっと。しゅわしゅわっとした泡が少しずつ上がってきます。
マッコリによく合うおすすめおつまみ
■クンジュントッポッキ(宮中トッポッキ)
ふうつトッポッキときくと赤くて甘辛く炒めたものをイメージしますが、宮中トッポッキは昔王宮で食べられていた料理で、醤油で味付けした甘さのあるトッポッキ(餅炒め)。大きくカットされたお餅、海老、イカ、貝類、にんじん、キャベツと具沢山!シェアしながらわいわいいただきましょう~
■クウンチジュプチンキムチ(焼きチーズのキムチチヂミ)
まるでクレープのようにおしゃれなキムチチヂミ。キムチとチーズのカリカリとした外皮の中にトロリとしたチーズが入っています。チーズのコクとキムチの旨味が相性ピッタリ。いくらでも飽きずに食べられます!
こちらではお昼からの一杯「ナッスル」を気軽に飲めるようにと、一部のマッコリメニューには最大50パーセントの割引もあります。また旬の食材を使ったお酒に合う季節のおつまみもあり、ランチにぴったりのメニューもあるので、いつでも足を運べるのがうれしいところ。お店の周辺には光化門や市庁、徳寿宮、徳寿宮トルダムキルなどがあり、また少し足をのばせば景福宮(キョンボックン)や明洞(ミョンドン)、鍾路(チョンノ)など、チェックしたい観光スポットもいっぱいあります。皆さんもショッピングや観光の前後に、おしゃれなマッコリバーで一杯いかがですか?以上、「月香 / ウォルヒャン 光化門店」からソウルナビがお伝えしました!