内輪の忘年会の巻

友達とワイン熟成サムギョッサルと焼酎で一杯やりながら過ごす内輪の忘年会!

こんにちは。ソウルナビのKと申します。よろしく~!(^^)(__)(^^) 日本だけでなく韓国でも年末になると一年の辛かったことをきれいさっぱり忘れる(?)という美名のもと、盛大な飲み会、忘年会(韓国語でマンニョンフェ)が開かれます。そのせいか12月になると、マスコミはこぞって酔っ払っても健康を害さないお酒の飲み方、胃腸を守る料理と薬、二日酔い解消法、などといったさまざまな忘年会対策を紹介しています。去年(2001年)、韓国の成人1人当たりが消費したお酒は焼酎80本、洋酒1.5本、ビール103本。15歳以上の1人当たりのアルコール消費量は14.4リットルで、スロベニアについでなんと世界第2位!それからウィスキーなどアルコール度数が20度以上のお酒の消費量は、経済協力開発機構(OECD)会員国30カ国の平均より5.7倍も多いそうです。・・・--;
またバレンタイン(Ballantines)を製造するイギリスのアライド・トメック(Allied Domecq)社は、スコットランドで新製品を発売するという長い伝統を破って最近、新しいウィスキーを世界のどの国よりも早く韓国に出荷したそうです。韓国のお酒と酒文化について話すととっても長くなってしまうので、紙面の関係上(?)次回にしたいと思います。(^^)
さて、今日は私の友達と一緒に開いた忘年会(a year-end party!!)について報告しましょう。いつも退勤後に友達に会うと1次会は必ず決まって安いサムギョッサルのお店で空腹を満たし、お酒を飲んであれこれ話に夢中になるのが常。忘年会といっても例外ではありません。今年の忘年会は鍾路(チョンノ)にあるサムギョッサルのお店で開かれました。何て健全な韓国青年!(^^) Kといっしょにサムギョッサルに焼酎で一杯やるなんていかがですか?それでは忘年会へGo!(^^)
数年前からワインに漬けたサムギョッサル、金箔を張ったサムギョッサル、漢方飼料の豚肉などを出す異色的なサムギョッサルのお店がソウルの有名な通りに登場し始め、既存の伝統サムギョッサルを脅かす存在となっています。お肉を焼くときの煙が服や髪についてしまうそれまでのサムギョッサルとは違って、若者向けの室内インテリアと彼らの好みに合わせた味つけと食材、それからサービスまで1段階グレードアップしたサムギョッサルのお店が続々登場。特にトゥンナムチプ(鍾路店、02−2265−5491 12:00~24:00、年中無休、鍾路シネコア劇場横)は、ワインに漬けた大きな肉の塊(ばら肉の部分)をお客さんが直接焼いて、または切って食べるスタイルで有名になったお店。特に若者(女性)に大好評のお店です。
サムギョッサルに欠かすことができないのがもちろん焼酎!私は個人的にチャミスル(製造社・真露、1998年10月出荷、22度、焼酎市場全体の53%占有)を主に好んで飲みますが、この日は緑茶成分が入った「サン(山、製造社トゥサンBG,2001年1月出荷、22度、首都圏市場の10%占有)」という焼酎を飲みました。ややマイルドな味で・・・おっと、焼酎についてはまた次回にくわしく書きたいと思います!(^^)
その他、おかずにはキムチ、パムッチム、トンチミ、サンチュ・ごまの葉・ニンニクなどの野菜、それから各種ソース。ソースには味噌、塩、黄粉、からし醤油、チリソースなどがあってよく焼いたサムギョップサルを好みのソースにつけて食べます。特に黄粉につけて食べると最高!(^^) お肉を全部、平らげた後、海産物でとったダシに餃子、餅などと一緒にキムチをいれた即席キムチカルグクスを頼んだのですが、これがまた絶品!お腹がとっても空いてきました?(^^) トゥンナムチプは狎鴎亭(アックジョン)本店はもちろん、明洞(ミョンドン)、新村(シンチョン)、大学路(テハンノ)などあちこちにあるので、ソウルを歩いていて発見したら是非、一度入ってみてください!お値段は、ワイン熟成セントンサムギョッサルが1人分(200g)7,000ウォン、キムチカルグクス1人分4,000ウォン。でも注文は2人分以上から!以下を参照してくださいね!
肉を食べ、焼酎を飲み交わしながらあれこれ話に花が咲き・・・韓国の男性が普通、4年間の大学生活と2年6ヶ月の軍隊生活を経て、社会に出るのは韓国の年で27~28歳。だから友達ももう30歳前後。会社員生活も普通、3年目になると代理または代理への昇級を控えた時期になるのが韓国では一般的。またこの年齢の男性の一番の問題は何と言っても結婚問題!もちろん結婚した友達もいるけれど10人のうちまだ2人しか結婚していない・・・経済的に安定し歳も30になった我々の話といえば、当然のことながら結婚の話題!銀行のローン、不動産価格、株式など経済問題と関連した情報を交換しあいながら熱弁をふるったのでした。これはKの同期のほとんどが海外営業をしているため、韓国経済にとっても敏感なせいかもしれません・・・(^^)
あれ?気が付いたら1次会が終わり、2次会に向かっている途中!屋台のカワハギの干物が食べたくて「これ、いくら?」と聞いたら、なんとカワハギ3匹で2000ウォン!!!高すぎる~。ちょっと前まえでは3匹で1000ウォンだったのに。
2次会は近くのバー形式のビヤホールでビールを一杯。サムギョッサル店でできなかった話などしながら楽しいひと時を過ごしました。皆さんも仲の良い友達と厚~い友情を交わしてください!以上、内輪の忘年会を終えたKでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-01-11

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