第23回青龍映画賞授賞式に行ってきました!

2002年、韓国映画はやっぱり熱かった!

こんにちは!ソウルナビです。今年(2002年)1年間の韓国映画を振り返ってみると、「今年も韓国映画が熱かった~!!」。なんと韓国映画の市場占有率46%!実際映画を観に劇場に行くと必ず3本以上は韓国映画が上映されていましたしね。ジャンルとしては去年から続いてチョボッコメディ(やくざコメディ)が人気。今年1年で総11本のチョボッコメディ映画が公開されたとか。また、今年は海外でもたくさんの韓国映画が評価を受けた年。ベニス、カンヌなどで賞を受け、海外からのリメイクのオファーもたくさん来ました。そんな韓国映画界の総しめ!先日、12月12日に国立劇場で行われた「第23回青龍映画賞受賞式」の模様を、今日は皆様にお伝えしたいと思います!とにかく今年1年活躍した有名俳優達がこぞって出席するビックな映画賞、青龍映画賞の受賞式。最近行われたMBC映画賞や映画評論協会賞では、ベネチア映画祭で新人賞を獲得した「オアシス(ソル・ギョング、ムン・ソリ出演)」が最優秀作品賞を独占した韓国映画界、青龍映画賞の栄光は一体どの作品に!!
ナビは8時のオープニングに先立って!
6時頃会場に到着したナビ、早くもファンや取材陣達が集まってますよ~。俳優が会場入りするロードには赤いカーペットが敷かれ、その脇にはファン達が好きな俳優の垂れ幕までしっかり準備して、寒い中待機。そして、国立劇場入口すぐ横には、写真撮影用のセット前にカメラマンらが場所取り。さらに、チケット交換窓口には3階まで続く長~い列。ナビも2階の階段で、今年巷を騒がせた映画俳優たちが入ってくるのを、今か今かと待つばかり!!
7時30分過ぎ!
1時間30分も待ったらそろそろ待つのにもくたびれてくるはず。やっと1人目の俳優がやってきました~!!「キャ~」という歓声と共に、待ちくたびれ気味のファン達もあっという間にパワー全開!今年映画デビューした新人、イム・ウンギョンを皮切りに次々と俳優達が会場入り!記者もファンも必死で俳優を追う!
おしおしムードでオープニング!
オープニング10分前になって残りの俳優たちがいそいそと会場入りし、ようやく青龍映画賞授賞式が始まりました。司会は今年9月封切り、510万人を動員したロングラン人気作品、「家紋の栄光」のチョン・ジュンホと、今年は韓国、香港、タイのアジア3国合作映画「スリ」に出演したキム・ヘスがかなりセクシーな出で立ちで登場。今年の映画界、広くは芸能界で活躍した俳優達が代わる代わる賞の発表役として舞台に現われ、全14の賞の発表が次々と行われました。
さて、結果は?
今年2002年の韓国映画、最優秀作品賞には11人の審査委員中8人、という圧倒的な支持を受けた「酔画仙(チィファソン、イム・グォンテク監督、テフン映画社)が待望の最優秀作品賞に!また最優秀男優賞にソル・ギョング(公共の敵、オアシス、光復節特使)、最優秀女優賞には今年「密愛」でベットシーンに挑んだキム・ユンジョン(1998年「シュリ」出演、2002年日韓親善大使)、新人女優賞はベネチア映画祭で新人女優賞に輝いたムン・ソリが獲得。その他各賞の受賞者は以下の通り~!

最優秀作品賞 酔画仙(チィファソン・テフン映画社制作)
監督賞 イム・グォンテク(酔画仙)
男優主演賞 ソル・ギョング(公共の敵)
女優主演賞 キム・ユンジン(密愛)
男優助演賞 ユン・ドングン(家紋の栄光)
女優助演賞 ソン・ユナ(光復節特使)
新人監督賞 キム・インシク(ロードムービー)
新人男優賞 カン・ウソン(結婚は狂気の沙汰)
新人女優賞 ムン・ソリ(オアシス)
人気スター賞 (男)チョン・ジュンホ(家紋の栄光)、チャ・テヒョン(恋愛小説)
(女)チョン・ドヨン(血も涙もない)、キン・ジョンウン(家紋の栄光)
撮影賞 チョン・イルソン(酔画仙)
脚本賞 パク・ジョンウ(光復節特使)
技術賞 チャン・ソンホ(2009年ロストメモリーズ)
韓国映画最高興行賞 「家紋の栄光」(テウォンエンターテインメント制作)
全ての賞の受賞が終わって芸能人たちが帰宅の途に着くと、会場の観客は有名俳優を一目でも見ようと、そして一枚でも写真をとろうと国立劇場の前でまたもや「キャー」
来年2003年も韓国映画がまだまだ熱くなりそうですよ~!以上、青龍映画賞授賞式レポート、ソウルナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-12-17

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