韓国アジュンマに負けるな！「キムジャン」に挑戦！

今回は、冬の韓国名物、『キムジャン（冬に備え、春までに食べる分のキムチをまとめて漬けること）』に挑戦！ことのきっかけは韓国人の友達と焼酎をたしなんでいたときの会話でした。
友達：「あ～週末、友達の結婚式なのにシデク（夫の実家）でキムジャンしなくちゃいけないのよぉ～～(TOT)。。」
ぜん：「うっそー、マジで～～？！」
キムジャンは友人の結婚式にも行けないくらいの大切な冬の行事だったのか？！とカルチャーショックを受け・・・その日友達は（ミョヌリ（嫁）ストレスのせいか）案の定グデグデに酔って帰ったのでした・・・！が一方ぜんは急に酔いが覚め、「あぁぁ～！韓国での妻としての大事を勤めねば！」とキムジャンに向けてまっしぐら！心はキムチキムチキムチィ～～！

１．野菜の下準備
白菜はきたない部分を取り、白菜を１/４に切る。他の野菜も汚い部分を取り除く。

２．野菜を洗う
これがまた重労働、無農薬ではないので十分に洗う。特に白菜の根元には砂が入ってることもあるので注意！

４．大根を・・・（ヤンニョム用）
白菜を漬けている間、大根の皮むき、千切り器具で千切り状態に。

５．にんにくを・・・（ヤンニョム用）
ニンニクをすりこぎ鉢に入れすり棒で打ちながら潰す。要体力・・・

６．生姜を・・・（ヤンニョム用）
皮を、スッカラッ（スプーン）で剥き、ニンニクと同じように潰す・・・要体力・・・

７．細ネギを・・・（ヤンニョム用）
細ネギを５センチくらいに切る。

８．白菜塩加減チェック
こうしている間にもちょくちょく白菜の塩加減を味見して、足りないようなら塩を足す。
後でまた塩を直接塗るのであまり塩辛くなりすぎないように・・

９．白菜の水気を取る。
白菜がシナ～っとなったら水から上げてしばらく干しておく。
（このときは時間がなかったので２時間くらいしか干せなくて、残りは手でしぼりました(@_@)本来は一晩くらいほしておそうなんです。）

１０． 糊を・・・（ヤンニョム用）
もち米の粉を水で溶いて煮て糊を作る・・・

今年のキムジャンは、夏に猛威を振るった台風メミ（セミ）のせいで野菜の価格が高騰し、キムジャン費用が４人家族で13万1400ウォンと、去年よりも45％も高くなったそうです。日本と同じように韓国も生鮮野菜が高くて、今大変なんです・・（それでもうちは３万ウォンでできちゃったので安い方かな？）
それから後から知ったことですが、韓国の主婦の「キムジャンしない」人口が増えてるそうです！ショック～～～！（ぜんは必死でやったのに・・）

その理由は「市販されているキムチの方が美味しいから」、「面倒くさいから」、「キムチの漬け方を知らないから」、「買って食べる方が安いから」だそう。なんとある調査では３割以上の人が「キムジャンをしない」という結果が出たそうです。中でも若い世代が特に多く、２０代は６割以上、３０代は５割近くの人が「しない」とか。それではキムジャンをしないでどこからキムチを手に入れるかというと、「親や友人からもらって食べる」、「量販店で購入」、「インターネットやテレビのホームショッピングで購入」 、ということですが、さすがは韓国、ネットやテレビの通販で買う人も結構いるんですね・・

とにもかくにも、キムジャンの最適気温は一日の平均気温が４度くらいなので、キムジャンをしたい方はこの時期を逃してはいけません！真冬になると凍っちゃいます・・！ＳＡＲＳにも効果あり！？との噂があるキムチ作り、是非みなさんもチャレンジしてみて下さぁーい！