カード型定期券(ソウル)

1ヶ月定期券を上手に利用して、地下鉄をもっと安く利用しよう!

こんにちは。ソウルナビです。皆さん、ソウルで地下鉄に乗ったことはありますか?もちろん、乗車のたびに駅で切符を買うこともできますが、T-moneyのようにカードで精算をする人が非常に多いこと、ご存知かと思います。T-moneyを利用すれば正規の運賃より少しお得に乗れるので、小銭の要らない便利さだけでなく、交通費の節約の面で考えてみてもうれしい限りですよね。しかし!今回はそのT-moneyよりももっと安く地下鉄を利用できる"1ヶ月定期券(チョンギクォン)"についてご紹介したいと思います。

カード型定期券とは?

乗車する距離に該当する種別の販売金額を充填(チャージ)することによって利用する定期券のことで、2005年4月15日より使用開始となりました。まずはカードを2,500ウォンで購入し(※)、そこに充填をして利用します。小銭がいらず、改札機のリーダー部分に当てるだけで通ることができる点はT-moneyとまったく変わりません。この定期券は日本の定期券のように薄くなく、T-moneyのように硬いカードになっています。利用区間別によるカードの種別は全部で15種類です。
※カード購入代金は返却されません。ただしカード購入後一年以内に発生した不良カード(利用者の不注意によるものは除く)に関しては払い戻しされます。

どのような種別があるの?

種別は大きく分けて以下のように二つに分けられています。

■ソウル専用定期券(46,200ウォン均一)
*2012/02/25より価格が改定されました。期間が残存するものは期間まで購入時の料金で利用できます。

ソウル市内でのみ使用可能の定期券。ソウル市以外では使用できません。

<使用区間>
・地下鉄1号線:道峰山~温水、九老~衿川区庁
・地下鉄2号線:全区間
・地下鉄3号線:紙杻~梧琴
・地下鉄4号線:タンコゲ~南泰嶺
・地下鉄5~9号線:全区間
・国鉄中央線:竜山~養源
・国鉄盆唐線:宣陵~福井
・国鉄京義線:ソウル駅~水色
・空港鉄道:ソウル駅~金浦空港
※新盆唐線では利用不可
※韓国鉄道公社(国鉄)区間はソウル市内のみ可。仁川広域市、京畿道内は不可
※下車のみ可、乗車は不可。
※バスでは使用できません。

■距離比例用定期券(14種)
広域電鉄・首都圏電鉄の全区間で使用することができるもので、利用距離によって以下のように14種類に分けられています。

使用期間は?

定期券は充填をした日から30日以内、また60回まで使用可能です。(日本の定期券とは違い、1ヶ月の利用回数に制限があるので注意してください!)
※充填した日より30日が過ぎてしまうと、回数が残っていても使用不可 となってしまいます。

どこで買うことができるの?

首都圏電鉄区間の各駅の切符売り場にて購入することができます。T-moneyと違ってコンビニ(GS25・ファミリーマート)では購入できません。充填(料金のチャージ)も同様に首都圏電鉄区間の各駅切符売り場でできます。 購入の際は、「ソウルチョニョンチョンギクォン チュセヨ」と言ってみましょう(ソウル専用定期券の場合)。距離比例用の定期券を購入する場合は、希望する種別(段階)を伝えましょう(例:2ダンケチョンギクォン チュセヨ)。

定期券でバスにも乗れるの?

定期券は地下鉄(広域電鉄・首都圏電鉄全区間)でのみ使用できるものであるため、定期券でバスに乗ることはできません。バス利用の際は現金またはT-moneyなどを利用する必要があります。

自動改札機通過時の端末機の表示はどうなっているの?

上段 …使用終了日時の表示(※この場合2005年7月25日)
下段左…定期券の区分表示
      ソウル専用→SEL(※上記写真はこの場合)
     距離比例用→使用可能区間の交通カード運賃
下段右…残余回数の表示(※この場合あと12回使用可能)

定期券を使用中に利用距離を超過してしまった場合はどうなるの?

種別(段階別)基本距離ごとに1回分、自動的に追加で差し引きされます。

例)2段階(25km、44,900ウォン)定期券で29km区間を利用した場合 ⇒下車時に2回分が差し引かれる(基本1回+4km超過分1回)

使用区間超過時の追加差し引き基準距離
なお、ソウル専用定期券の追加差し引き基準は上記「種別(段階)1」と同じです。
<境界駅>道峰山(トボンサン)、始興(シフン)、温水(オンス)、 チチュッ、南泰嶺(ナンテリョン)、福井(ポクチョン)、 モラン(8号線)

定期券を返却する場合はどのような基準になっているの?

● 定期券が毀損された場合
以下のとおりの計算によって返金されます。
→定期券運賃/60回×残余回数
例)2段階(25km、44,900ウォン)定期券で28回使用後に毀損した場合
  →払い戻し金額は 23,946ウォン(44,900ウォン/60回×32回(※残存回数))

●定期券が必要でなくなった場合
以下のとおりの計算により返金されます。

(1)日数基準:定期券運賃−(使用日数×種別交通カード片道運賃×2回)
(2)回数基準:定期券運賃−(使用回数×種別交通カード片道運賃)
⇒(1)(2) の金額の中で低い方の額から手数料(50ウォン)を差し引いたあとで払い戻される。

例)2段階(25km、44,900ウォン)定期券で10日間28回使用後返却する場合
  (1)日数基準:44,900ウォン−(10日×1,200ウォン×2回)=20,900ウォン
  (2)回数基準:44,900ウォン−(28回×1,200ウォン)=11,300ウォン
   ⇒低い方の額から手数料控除の上払い戻し
   :11,300ウォン−50ウォン(手数料)=11,250ウォン

使用中である定期券の種類変更は?

定期券の残余金額を払い戻しし、希望の種別の定期券運賃を再充填しなければなりません。
⇒このときの払い戻し基準は"定期券が不必要な場合"が適用され、払い戻し金額が発生しないこともあるので駅窓口で問い合わせ・確認後変更した方がよいでしょう。

T-moneyと大きく違う点をまとめると…

1. 利用する区間によって種別がわかれている。
2. 1回の充填で30日間内/60回までしか使えない。
3. バス利用時に使えない。
4. 首都圏電鉄区間の各駅の切符売り場のみにて販売・充填

特に注意したいのが?。目的地に行くのにバスと電車を利用する(乗り換える)のであれば、T-moneyを使わないとバスの運賃を別途払わなければいけなくなり、かかる金額も増えてしまいます。

定期券の利用はどのような人に向いているか?

通勤通学のように1ヶ月間1日1往復以上地下鉄を利用する方
地下鉄利用の際バスとの乗り換えをしない方

では旅行者は定期券を使えないのか?

→定期券の購入は外国人でも可能であり、身分証明証などを見せる必要もありません。そのため海外からの旅行者も利用することができます。ただし、地下鉄を頻繁に利用する方のために存在するのが定期券。たくさん利用しないとかえって損をしてしまいます。
ソウル専用定期券での場合で考えてみましょう。ソウルの地下鉄での初乗り運賃が1000ウォンなので、通常どおり切符を購入する場合は43回以上のって初めてお得になるという計算(初回のカード購入代金も入れた場合)。T-moneyを利用しての場合は初乗り900ウォンですので47回以上。短い旅行では当然そこまで地下鉄を利用することはできないでしょうが、まとまった日数をソウルでお過ごしになられる方はお得に利用することができるのではないでしょうか。

またバスと違って、たとえ短い時間であったとしても一度駅の外に出てしまうと再度利用する際にもう一度運賃を払わなければならないのが地下鉄のルールですよね。そのため、地下鉄を乗り降りしてあちこち行ってみたいと思っていらっしゃる方!回数によってはこの定期券を利用することも考えてみてはいかがですか?
定期券の特性を知ってソウルの地下鉄を上手に乗りこなしてくださいね!以上、ソウルナビでした。

≪定期券関連案内≫
各駅の切符売り場
顧客案内センター(電話1577-1234)、

その他情報

*料金が改訂されたので、更新しました。<2012.3.8>
*適用路線を更新しました。<2012.3.8>

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2005-08-11

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