ワンルームに住む新婚夫婦の巻
アンニョンハセヨ! ゆきこです。今日は、私が住んでいるワンルームについてレポートしたいと思います。が、その前に、遅ればせながら、自己紹介をここでさせてください~!
イギリス留学中に出会った韓国人の夫と、昨年(2004年)10月に結婚し、釜山で挙式をしました。当時私は日本で学校に通っていたため、結婚後もしばらくは日本と韓国との遠距離夫婦生活でしたが、今年4月の上旬に晴れて釜山へ引越してきました。実は、韓国で暮らすにあたって、当初は夫の両親と一緒に住む計画だったのです。しかし、今年の初めにお寺からいただいた「今年の運勢」に、別居のほうがうまくいくとのお告げが! (夫の両親は敬虔な仏教徒です)このおかげで、私たち夫婦は新居を探すことになりました。
といっても、その「お告げ」が出たのは、今年の初めの話。4月に私が移住してくるとわかっていたら、私が来る前に新居を決めておいてくれればいいのに! と思っていましたが、夫いわく、「日本から来てすぐ新居に移ると、両親がかわいそうだから、1ヶ月は一緒に暮らそう」とのことで、初めの1ヶ月は夫の両親と一緒に暮らし、家探しをしました。
夫や姑と一緒に不動産屋を回ったり、街中に張り出してあるチラシを頼りにいろいろな部屋を見ました。なかなか決まらなかったのですが、1ヶ月というタイムリミットを理由に急かして、なんとか決まりました。4月末の月曜日に契約して、木曜日に引越しするという忙しさ。この引越し日も、お寺で引越しに良い日取りを聞いて決まりました。(ちなみに結婚式の日取りもお寺で!!) 引越しは平日だったので、夫は仕事で留守。荷物も少なかったので、引越し業者にはお願いせず、夫の大学時代の後輩にお手伝いを頼んで、無事済ませました。では、私たちの新居をご紹介しましょう!
場所は釜山市内の北の方、地下鉄の駅でいうと、1号線の久瑞洞(Guseo-dong)と斗実(Dusil)の間くらいに位置します。山が多い地域で、気のせいか空気もおいしい(?) 坂が多いのが難点です。
チムジルバンの向かい、6階建ての建物の6階が我が家です。大きめのワンルームですが、駐車場もあり、警備員さんも常駐です。都市ガスのメーターは各部屋のドアのところについています。
リビング部門では、ベッド、クローゼット、テレビ、エアコン、カーテン、ラック(物入れ)が備え付けでした。カーテンは引越しの際に新しいものに取り替えてもらいました。
このラックを部屋の中央に置いて、寝室とリビングを分けています。
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アパートのように二重窓ではありませんが、ベランダはあります。洗濯物も干せます。
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シーツやふとんなど、大きめのものは、屋上にも干せますよ~。
家賃は、「チョンセ」と呼ばれる保証金が3000万ウォン、月々の家賃「ウォルセ」が20万ウォンです。「チョンセ」は部屋を出るときに戻ってきます。不動産屋さんで聞いた話では、以前より金利が悪くなってきているため、大家さんは「チョンセ」のみで貸すのを嫌う傾向にあるようで、「チョンセ」と「ウォルセ」の組み合わせ方式でも、「チョンセ」の価格は低く、「ウォルセ」の価格は高くなってきているとのことでした。
管理費は月々2万ウォン、駐車場を使う場合は月々3万ウォンを支払います。光熱費や食費などについては、まだ暮らし始めたばかりなので、ごめんなさい! 二人で生活する場合はさっちゃん家の例を参考にしてくださいね!
韓国生活の良いところ
やっぱりオンドルがあることでしょうか。今から、さむーい冬にぽかぽかのオンドルが楽しみです。あとは、シャワールームとトイレが一緒のせいか、洗面所の床の水はけが良いように感じます。トイレ掃除もシャワーでジャーっとやってしまいます。
向かいのチムジルバン
韓国生活の悪いところ ワンルームの場合、シャワールームのみでバスタブがないのが一般的なようです。なぜなら、銭湯に頻繁にいく人が多く、そこで湯船にゆっくり浸かれるから。本当は家でのんびり湯船に浸かりたいのですが、どうしても!というときは、向かいのチムジルバンに行くことにします! 近くてよかった!
いかがでしたか? 韓国の新婚ホヤホヤ生活、想像していただけたでしょうか?
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2005-05-24