ソウル郊外は板橋(パンギョ)に誕生した全く新しいタイプの水族館に行ってきました!

雨の日でも安心?!神秘な海底世界をモバイル機器を使いながら楽しんで観察できる不思議でモダンな水族館!

こんにちは!ソウルナビのユンギオンマです。週末、皆さんの子連れお出かけスポットってどちらですか?動物園?キッズカフェ?ショッピングモールで食事しながらお買い物?外出好きのユンギファミリーは週末にもなるといろんな行楽地に飛び回り、最近はソウル近辺の有名スポットはほぼ行きつくしてしまった状態(汗) また子連れの外出は当日の天候に左右されることが多く、どうしても行く場所が限られてしまうのが悩みのタネ。そんな中、どこか目新しいスポットはないかなと探していたところ、ソウルから電車に乗って30分のところに、子供だけでなく大人でも楽しめちゃうデジタル水族館「iQUARIUM(アイキュアリウム)」を発見!それでは、さっそくお出かけしてみましょ~!

◆◇◆今とってもHOTなスポット、城南市は板橋(パンギョ)に位置◆◇◆

iQUARIUM(アイキュアリウム)はソウルの南東部にある京畿道(キョンギド)は城南(ソンナム)市の、新盆唐線パンギョ(板橋)駅から歩いて15分ほどの、大きな商店街が入ったオフィスの地下1階にあります。ソウルの江南駅からは新盆唐線に乗ればパンギョ駅までは約15分と、ソウル市内を移動するよりも近い距離!iQUARIUMのあるパンギョはソウル郊外にあるニュータウン、盆唐(ブンダン)の中の一区域で、2003年末から開発工事が始まり、現在は裕福な人たちの居住地として、またおしゃれなカフェ通りがある観光スポットとして、さらに先端技術関連の研究機関の拠点として発展を続ける、現在もっともホットな街なんですヨ。

◆◇◆穏やかに泳ぐ魚がいっぱいの水族館というよりはアミューズメント施設の雰囲気のエントランス◆◇◆

水族館というよりはアミューズメント施設の外観?!

水族館というよりはアミューズメント施設の外観?!

ゆうゆうと魚が泳いでいる穏やかなイメージの水族館とは全く違い、アミューズメント施設を想像させるようなライトビームが華やかな外観の「iQUARIUM」。移動カプセルを開発し、海の中の研究を1955年からこつこつと続けた結果を、この場所で一般公開しています。
まずは入場券を購入するために、エントランスに入って右側のカウンターへGO。受け取った入場券にはナンバーが書かれています。こちらでは自由観覧ではなく、数人のグループになってスタッフと一緒に観覧を行うシステム。水族館なのに団体で観覧するのって一体何だろう?番号を呼ばれるのを待ちながら、入口付近と隣りにある展示スペースで時間を潰します。
エントランス右のカウンターで会計。自分の番号が来るまで待機です エントランス右のカウンターで会計。自分の番号が来るまで待機です

エントランス右のカウンターで会計。自分の番号が来るまで待機です

番号を呼ばれるまで時間があるので入口付近を見学 番号を呼ばれるまで時間があるので入口付近を見学 番号を呼ばれるまで時間があるので入口付近を見学

番号を呼ばれるまで時間があるので入口付近を見学

◆◇◆海の王者、くじらの展示コーナー◆◇◆

隣りの展示スペースでは訪れた時「韓国のくじら特別展示会」が行われていました(※2月28日に終了)。奥のホールに入る前の片方の壁面には、くじらについての概括をはじめ、生息地、他の魚類との違いなどの研究結果が記され、メインホールはリアル感100%!海の王者といわれるにふさわしい大きなくじら一頭全体の骨をはじめ、沢山の魚を飲み込んで粉々に砕く大きな歯、他の魚類とは違う哺乳類としての生命の誕生を確認させてくれる赤ちゃんの剥製を見ることができます。忙しい日常を送っていたユンギオンマ、久々にくじらの展示を見て海の自然の広大さに心が癒されました!

◆◇◆さっそく入場開始!◆◇◆

待つこと約20分。ユンギファミリーの番号が呼ばれたので、さっそく入場開始。1時間ほどの観覧になるため、ユンギはベビーカーでの移動。残念ながら、こちらではベビーカーのレンタルはありません。なかなか人が中に入っていかないので何をしているのか見てみると、スタッフが何やら入場券のバーコードを照らしながら一人一人にモバイル機器を渡しています。ユンギオンマが受けとった機器の画面を見ると、何やら魚が泳いでいます。せっかちな性分だから色々な場所をタッチしてみたけれど、始まるまでは動かないよう(笑)スタッフの説明があるまでもう少し待つことにしましょう~
入場券のバーコードを照らしてから受け取ったモバイル機器

入場券のバーコードを照らしてから受け取ったモバイル機器


■■■ まずはフロア説明! ■■■

iQUARIUMは待機スペースを含め、海底基地のコンセプト!10つのスペースに分かれていて、受け取ったモバイル機器を使用しながら部屋を移動していきます。絶滅した古代の魚類から貴重な魚類までがスクリーンやモバイル画面に登場するとか?よそ見しないでチェックチェック。

■■■ スペース1、プリショー! ■■■

ここではまずスタッフからモバイル機器の名前の登録の仕方や操作方法、注意事項などを聞きます。名前の登録は「ナビ」に。説明によれば、これから移動していく各ブースで魚を鑑賞するだけでなく、受け取ったモバイル機器を使ってゲームを楽しみ、最終時点で高得点の人には景品がもらえるとか!まずは試しのこのブースでみんなで練習。ユンギオンマも初挑戦ながらも7位と好調。このまま最後まで高得点を維持できればいいな!
今回はナビの名前で登録!

今回はナビの名前で登録!

画面を見ながらゲームを楽しむ時もアリ

画面を見ながらゲームを楽しむ時もアリ


■■■ スペース2、移動カプセル! ■■■

次に円形状の部屋へ。こちらは海洋内の移動カプセルをイメージしていて、深海の生き物を360度の全角度から見ることができる、というのがポイント。音響の良さと高画質だけあって、本当にカプセルに乗って海底旅行しているみたい!この部屋でもモバイル機器を使ってゲームを行います。指の速さがポイントで、時間がたつにつれて疲れて操作が遅くなっていく・・・・(汗)でも、まだまだ高得点をキープ!
360度の円形状で沢山の魚たちに出会えます

360度の円形状で沢山の魚たちに出会えます

音響効果と高画質効果でリアル感あふれる海底旅行 音響効果と高画質効果でリアル感あふれる海底旅行

音響効果と高画質効果でリアル感あふれる海底旅行


■■■ スペース3、進化のトンネル! ■■■

アメリカの某TVドラマに出てくるような海底潜水艦を想像させるこちらブース。絶滅してしまった海洋生物から化石、珍しくて歴史に名を残した魚が画面に登場します。でも画面を見てユンギオンマが唯一わかったのはアロワナのみ。絶滅した沢山の海洋生物がいたんだなあ~と改めて実感。
某アメリカTVドラマを思い出させる海底潜水艦

某アメリカTVドラマを思い出させる海底潜水艦

絶滅の種類を含めたら本当に沢山の海洋生物がいたことを実感 絶滅の種類を含めたら本当に沢山の海洋生物がいたことを実感 絶滅の種類を含めたら本当に沢山の海洋生物がいたことを実感

絶滅の種類を含めたら本当に沢山の海洋生物がいたことを実感


■■■ スペース4、豊かなる海! ■■■

淡いブルーのライトアップに、潮の流れに沿って泳ぐ魚の模型が天井に飾られ、数台のテーブルが設置されたブース。ここでは浅海の生物を見ることができるのですが、ゆっくり鑑賞するのはひとまずお休み。ここではモバイル機器を使い、体を動かすゲームを行います。スタートポイントと各テーブルを行ったり来たり。自分だけでなく皆があせあせと高得点を狙って動いているのを見ると、結構笑えます。
淡いブルーのライトアップで心癒される豊かなる海のブース

淡いブルーのライトアップで心癒される豊かなる海のブース

皆がスターとポイントとテーブルをせかせかと行き来する姿は以外と笑える 皆がスターとポイントとテーブルをせかせかと行き来する姿は以外と笑える 皆がスターとポイントとテーブルをせかせかと行き来する姿は以外と笑える

皆がスターとポイントとテーブルをせかせかと行き来する姿は以外と笑える


■■■ スペース5、広大な海! ■■■

動きまわった後はスクリーンのある劇場スタイルのブースでしばし休憩。残念ながらユンギオンマは体力不足で、さきほどのゲームで順位がかなり下位に。前にいる親子のモバイルの点数をこそっとのぞいてみると、さすが!子供のゲーム適応力はすごい!数分の休憩が終わった後、前のスクリーンではよく知っている魚を見学。ジョーズのような大きなサメが出てきてハッとすることもあるけれど、団体で行動するマグロやのんびり泳いでいるマンボウを見ていると催眠効果で睡魔が・・・
スクリーンのある部屋で休憩の後に鑑賞 スクリーンのある部屋で休憩の後に鑑賞 スクリーンのある部屋で休憩の後に鑑賞

スクリーンのある部屋で休憩の後に鑑賞

ジョーズを見てハッとしたり、マグロやゆったりしたマンボウを見ていると催眠効果が ジョーズを見てハッとしたり、マグロやゆったりしたマンボウを見ていると催眠効果が

ジョーズを見てハッとしたり、マグロやゆったりしたマンボウを見ていると催眠効果が


■■■ スペース6、静かな海! ■■■

観覧もいよいよ後半。暗くてさびしげな深海をイメージしたこのブースでは光を当てればその色に変化する神秘的でロマンチックなくらげなどを見ることができます。ところどころに筒状の穴が開いていますが、ここにも未知の生物が!子供の頃に読んだ「海底2万マイル」を思い出してしました。
なかなか行くことのできない暗くてさびしい深海をイメージしたブース

なかなか行くことのできない暗くてさびしい深海をイメージしたブース

その時々の色に変化する実は美しいくらげ

その時々の色に変化する実は美しいくらげ

筒状の窓からものぞいてみれば未知の生物が!

筒状の窓からものぞいてみれば未知の生物が!

ここで見ることのできる生物は私達の圏内では生活できない

ここで見ることのできる生物は私達の圏内では生活できない


■■■ スペース7、未知の海! ■■■

周りの風景は古代エジプト時代。モバイル機器を使って楽しむゲームもこのブースで最後。自分の持っているモバイル機器に魚の絵が出てくるので足元のモニターで泳いでいる魚を探して画面にタッチして捕まえるというゲーム。時々他の人と魚がかち合うことがあって先に取られてしまう!また体力勝負のゲームで最終結果は17位。次回はゲームが上手になるほど成長したユンギに期待です(笑)
なぜか古代エジプト時代の未知の海 なぜか古代エジプト時代の未知の海

なぜか古代エジプト時代の未知の海

みんな下をむきながらせっせと点稼ぎ

みんな下をむきながらせっせと点稼ぎ

時々同じ魚にかち合って取られてしまう場合も

時々同じ魚にかち合って取られてしまう場合も

気になる点数はいかに?!

気になる点数はいかに?!


■■■ スペース8、オーシャンバー! ■■■

モバイル機器を使い、獲得した魚を好きな水槽の画面に移したり、家族で魚と一緒に写真を撮ったりすることができます。小さな子供はお魚と一緒に写真が撮れるのが嬉しいらしく、いつまでも機械から離れない!残念ながらユンギファミリーは撮影できず。獲得した魚は水槽に移しましたが、愛着がわいたのかちょっとお別れするのが淋しかった・・・ここから先はモバイル機器は使用しないため、設置された箱に返却します。
小さな子供達は楽しいのか、なかなか機械から離れない

小さな子供達は楽しいのか、なかなか機械から離れない

画面を見ながら

画面を見ながら

パネルに情報を入力すると

パネルに情報を入力すると

水槽に獲得した魚が移動されます

水槽に獲得した魚が移動されます


■■■ スペース9、4D映画! ■■■

最後のブースはミニシアター。特別なメガネを使って映画を見ます。内容はちょっと子供っぽいけれど、立体映像が自分に迫ってくる時はいつもびっくり(笑) 実はこの映画、立体映像以外にもしかけがあるんです。場面により座席が振動したり他にもあるのですが、それは行ってからのお楽しみ!まだ小さいユンギもこのしかけには楽しんで笑っていました。もし振動で気分が悪くなったときはサイドにあるブルーのボタンを押せば停止するのでご安心を。
何か秘密が隠されているシアター 何か秘密が隠されているシアター 何か秘密が隠されているシアター

何か秘密が隠されているシアター

このメガネに秘密アリ?!

このメガネに秘密アリ?!

静かに映画を鑑賞

静かに映画を鑑賞


いかがでしたか?普通のな水族館とはかなり違ったけれど、久々に現実の世界をかけ離れ、驚いたり笑ったり、時には心癒された1時間でした。子供のモバイル機器の使用については問題が取り上げられることもありますが、家族全員で上手にモバイル機器を使って海洋生物を一緒に勉強したり、ゲームも楽しんだりでき、要はモバイル機器をいかに活用するかによって違ってくる、ということも分かりました。ユンギはまだまだゲームまでできる歳ないけれど、大きくなったら家族でまた来たいなと思います。以上、ソウルナビのユンギオンマがお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-03-03

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