ソウルから気軽に行ける富川の自然生態公園に行ってきました！

こんにちは！ソウルナビのユンギオンマです。日本には雨が降ってジメジメした毎日が続くシーズン「梅雨」がありますが、韓国でも日本よりやや遅れて「チャンマ＝梅雨」がやってきます。この季節、傘は邪魔だし足元はびっしょりに濡れてしまうし、雨の日のお出かけはどこに行けばいいのか本当に悩んでしまいますよネ。ソウル市内のショッピングモールもマンネリだし、エンタメ施設もイマイチ乗り気な場所がない・・・そんなときは植物園！たくさんの自然に囲まれマイナスイオンもいっぱいでリラックスできるだけでなく、室内で観覧できる建物もあるから雨でも楽しむことができ、夏でも涼しく過ごせる植物園！今日はソウル郊外は富川（プチョン）にある植物園へ、沢山歩きまわる好奇心旺盛なユンギのために、さっそくお出かけしてきましたよ！

◆◇◆ソウルと仁川の間にある富川（プチョン）に位置◆◇◆

富川（プチョン）はソウルをドーナツ状に取り囲む京畿道（キョンギド）内にあり、チャイナタウンや国際空港などがある仁川（インチョン）とソウルに挟まれた街。ソウルの中心からも地下鉄で３０～４０分くらいと便利なためベットタウンとして発展し、人口密度はソウル市に次ぐ全国２位という高さ！またテレビや映画産業に力を入れており、毎年夏には「富川ファンタスティック映画祭」が行われたり、漫画の博物館もあります。

富川／プチョンソウルと仁川の間にある、映画祭の街。

韓国漫画博物館（富川）韓国でも珍しい、漫画やアニメがテーマの博物館！

富川国際ファンタスティック映画祭（7月）ソウルの近郊、富川で開かれる個性的な映画祭！

◆◇◆最寄り駅からも近くて便利な公園！◆◇◆

その富川にある「富川自然生態公園」は地下鉄７号線カチウル駅から歩いて５分ほど。１番出口を出て直進するとすぐ公園の入口に着きます。まだまだ長距離歩けない小さい子供でも電車を降りてから無理なく一緒に公園前まで歩ける距離。ママにとっては楽だし、少しくらい雨が降っている日でも傘と長靴を利用すれば濡れるのを最小限に抑えることもできます。また約１８０台が駐車可能の広大なパーキングエリアもあるから家族連れが沢山訪れる週末でも駐車することができます。

駅から５分なので、子供も元気に歩いて公園前までがんばれる

遠方・荷物の多い車での来場も駐車場が多いので安心

富川自然生態公園（富川）ソウル郊外で室内野外と天候に関係なくたくさんの植物とふれあえる大規模な植物園！

◆◇◆あっという間に１日終わってしまう？とっても広い園内◆◇◆

まずはどうやってまわろうかな・・・案内図を見てみると、出入口など含め３５ものスポットが！敷地面積も約２４万平方ｍと規模がものすごく大きいので、ゆっくり見ていたらあっという間に１日が過ぎてしまいそう。樹木園やミニ動物園などの無料野外施設から自然生態博物館などの有料館内施設まで、大人も童心に戻って楽しめてしまいそうなポイントがいっぱい！

１：出入口　２：駐車場　３：植物園　４：動物園　５：栽培温室　６：自然生態博物館　７：とんぼ生態園　８：四季園　９：農耕遺物展示館　10：迷路園　11：ピクニック場　12：岩石園　13：生態蓮池　14：薔薇園　15：薬用植物園　16：化石木　17：徒涉池　18：芝生広場　19：つる植物園　20：虹園　21：桃園　22：渓流園　23：休憩所　24：落葉樹園　25：実がなる樹木園　26：常緑樹園　27：宿根植物　28：支石基　29：営農体験場　30：瞑想園　31：水生植物園　32：空の湖　33：展望台　34：灌木園　35：登山道

◆◇◆晴れの日なら樹木園でお昼を持ってピクニック♪◆◇◆

建物の横にひっそりと通路があります

入口を入ると、目の前に大きな建物である植物園が見えてきますが、その横の細い通路を通っていくと樹木園やその他の野外展示を見ることができます。「最近出費も多かったし、今日はチープなお出かけにしたいわ。」というファミリーの方なら、このエリアのみを利用すれば、なんと入場料が無料！さらに自分でお弁当を用意してくれば、おいしいごはんを楽しみながら時間が過ごせちゃうワケ♪　ユンギファミリーが訪れた時も日陰の芝生やピクニック場を利用してお弁当を楽しむ家族連れをたくさん見かけました。

暑い日には涼しさを与えてくれそうな噴水を前に、どんどん奥に進んでいくと、厳しくそびえたつ岩に勢いのある滝や、さまざまな種類の樹木、植物を見ることができます。先にユンギオンマがどのくらいの奥ゆきがあるのか見に行ったところ、歩けど歩けど終わりが見えない・・・（汗）奥までゆく人も少なくて、途中で引き返してきたほど。ある意味静かで自然そのものを感じることができる場所は一番奥の方かも。次回訪れた時には奥までチャレンジしたい！

暑い日には涼しさを与えてくれる噴水


自然の中でゆっくりと食事を楽しむ家族がいっぱい


岩と滝の流れが見事な生態はすの池


季節がまだで見れなかったとんぼの生態園


とにかく緑・緑・緑！

野外施設のひとつに農耕遺物展示館があります。ここには農作をする時に必要だった唐棹（からざお）、肥えだこなどを含め約１８０の道具が展示され、各種類無料で体験ができます。韓国以外で育ち、都会住まいのユンギオンマには昔の韓国の農耕なんてなかなか見られないもので、韓国に何十年と住んでいるユンギアッパも知らなかったくらい。身近で見て手で触れることができる貴重な経験ができそう！

◆◇◆雨が降りそうな微妙な天気でもＯＫ♪濡れずに楽しめる色々な施設をご紹介～！◆◇◆

■■■　ミニ動物園　■■■
晴れの日は何も考えずに外に出ても楽しめるけれど、雨の日には行動範囲が制限されてしまう植物園！こちらも屋外にあるからざあざあ降りの時はちょっと見に行くのを躊躇してしまうけれど、どんより雲の微妙な天気くらいなら子供達が楽しめる子供動物園を見に行ってもいいでしょう。こちらでは孔雀などの鳥をはじめ黒ヤギ、鹿などの動物約３０種類が飼育され、一部の飼育コーナーエリアには屋根もついているので、雨が降っている時でも傘をささずに近くで動物を見ることができます。ミニ動物園といえばヤギや鹿などが多いみたいだけど、珍しいのはこちらではふくろうが飼育されていること。映画「ハリーポッター」にも出ていた、ねずみを襲ったり凶暴といわれているふくろうだけど、よく見るとおとなしいし、おめめがまんまるで思わず「かわいい」（笑）


どんより曇りの微妙なお天気なら、屋根もあるこの動物園も見られてオススメ

えさを食べようと首をつっこむ黒ヤギ

ゆっくりだけど、意外と凶暴なダチョウ


孔雀やその他の鳥も沢山


かわいい鹿やうさぎは心なごみます

室内で閲覧するものはほとんどが有料なので、入口を入って目の前にある建物の左側にあるチケット販売所でチケットを購入しましょう。ここでは自然生態博物館と植物園の入場、３Ｄ映像の観覧券が販売されていますが、セットで買うと少し割安になるので、雨で動き回れない時は室内施設を観覧すれば充分楽しめるはず。ユンギファミリーは植物園と自然生態博物館のセットを購入、観覧してきました。

■■■　富川植物園　■■■
2006年１１月に開館。地下２階、地上２階建てで敷地面積が27,124平方ｍとかなり大きめの規模の植物園。建物のデザインも独特で、中に入ると中心の円形ホールを中心に「面白い植物館」「亜熱帯植物館」「自生植物館」、葉や茎、根の内部に水を所有する植物「多肉植物館」「水生植物館」の５つのブースに分かれ、全部で３１０種類９，９７５本の植物が展示されています。

植物園の方に移動した時は太陽がギラギラ、蒸し暑さが体に響く状態だったので室内の涼しい空気で助けられたユンギファミリー。ここなら暑い夏に子供の体調を気遣いながら楽しむことができそう。

暑い夏でもここは涼しくて快適

中央のホールを中心に各植物館に通じている


面白い植物館


水生植物館


亜熱帯植物館


多肉食植物館


自生植物館

■■■　自然生態博物館　■■■
2000年９月に開館した地下１階・地上３階立ての博物館です。博物館の１階では韓国のさまざまな川魚を展示し、男の子なら大好きな昆虫、爬虫類などを観察することができます。２階では昆虫の化石や標本の展示のほか、恐竜の探検館などがあります。正直ユンギオンマは昆虫と爬虫類どちらも苦手なので、将来ユンギが大きくなった時に持ってきたらどうしようとヒヤヒヤしながら観覧しました。

－１階－

川魚をしっかり観察！

丸いガラスの向こうには色々な種類の魚がいます

おばちゃんたちも見ては感心

ユンギもお気に入りのひげがかわいい魚

苦手な昆虫・爬虫類観察

子供達は無関心にくわがた・かたつむりを触っているが、ユンギオンマは現在はムリ


山道・田んぼなどでも絶対お目にかかりたくない爬虫類の代表者達

－２階－


昆虫の生態系や珍しい種類の標本が見られる昆虫館


パズル形式など子供が楽しみながら昆虫について学べます。


恐竜のブースにはお約束の化石とかつての偉大な姿が展示されています


音響効果もバツグンでリアル感ある恐竜達


ジュラシックパークのように考古学に興味がわきそう

－３階－

時間になったら入場できる３Ｄ映画館

いかがでしたか？まだまだソウル近辺でも行ってみたら楽しい所がいっぱいあるんだなあと実感した今回の富川市然生態公園。車もいなくて汚い排気ガスもない、皆が幸福でリラックスした空間で、家族が思いっきり色々な物を見て回り、走り回って充実できた時間を過ごすことができました。次回はゆっくりとお弁当でも持ってゆったりした１日を過ごしてみようと思います。皆さんも行く場所に困った時はぜひ一度訪れてみてくださいね。以上、ソウルナビのユンギオンマがお伝えしました～。

ソウルから気軽に行ける富川の自然生態公園に行ってきました！

雨の日でも楽しく過ごしちゃおう！植物も動物も昆虫も楽しめる大規模な自然生態公園を散策してきました！

◆◇◆ソウルと仁川の間にある富川（プチョン）に位置◆◇◆

◆◇◆最寄り駅からも近くて便利な公園！◆◇◆

◆◇◆あっという間に１日終わってしまう？とっても広い園内◆◇◆

◆◇◆晴れの日なら樹木園でお昼を持ってピクニック♪◆◇◆

◆◇◆雨が降りそうな微妙な天気でもＯＫ♪濡れずに楽しめる色々な施設をご紹介～！◆◇◆

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