地下鉄4号線の終点、烏耳島に行って来ました!

チョゲグイ(貝焼き)食べに行こう!!焼いた貝はワサビやコチュジャンソースをつけて一口でパクリッといっちゃいましょっ!

こんにちは、ソウルナビのKです。m(_"_)m今回は京畿道(キョンギド)始興市(シフンシ・京畿道西部に位置)にある烏耳島(オイド)で一番有名な食べ物チョゲグイ(貝焼き)とヘムルカルグクス(シーフードカルグクス)をご紹介しましょう。七輪のような台に網をのせて、さまざまな貝を焼いて食べるチョゲグイ(貝焼き)~!あっさりしたスープとシコシコとコシのある麺が特徴のバジラックカルグクス(アサリ入りカルグクス)!うわぁ~、考えただけでもヨダレがじゅるっと…(--;)!!それでは、これからKといっしょにオイドの旅に出かけましょう! Lets go to Oido~!!!
家族や恋人とともに楽しいひとときを過ごすのにピッタリのオイド~!
オイドはソウルから南西に30Km離れた京畿道始興市の最西端に位置する海岸沿いの村(昔は島だったそう!)で、週末になるとここを訪ねてくる人たちでたちまち人、人、人の山が!!!オイドを訪ねる人がこんなにも多い理由は、海辺で海釣りを楽しんだり海岸沿いを散歩したり、また引き潮のときには干潟で走りまわったりして遊んだりと、遊べるスポットが満載!その上、西海岸に沈む夕陽の美しい姿をベンチに座ってゆったりと楽しめる場所でもあります!でも最大のポイントは家族や恋人といっしょに楽しいひとときを過ごすことが出来るということ。だから大人気のスポットなのです!(^-^)
ソウルからオイドまでは約2時間~!
地下鉄とバスを利用して、ソウルからオイドまでは約2時間ほどかかります。例えばソウルの明洞(ミョンドン)からオイドに行くには、まず地下鉄4号線ミョンドン(明洞・Myeongdong)駅から4号線オイド行き電車に乗って終点のオイド(烏耳島・Oido)駅で降ります(1,300ウォン、約80分)それからオイド駅前にあるバス停留所から30−1番や30−2番バスに乗って、終点の烏耳島海洋観光団地(オイドヘヤンクァングァンダンジ)、またはそのひとつ手前の停留所の烏耳島船着場(オイドソンソンチャッチャン)で降ります(600ウォン、約25分)。バスに乗って進んでいくとアパート(日本でいうマンション)団地と工場団地を通り過ぎて行きますが、工場団地を抜けるとそろそろオイドあたりだな~っていうのを感じることでしょう。なぜなら磯の香りが少しず~つ漂ってくるからなんですね~!(^-^)烏耳島海洋観光団地内にバスが入っていくと左側にはチョゲクイ屋さん、右側には海岸防波堤が見え、「ここがオイドかぁ!!」とますます実感が!
海を眺めながらチョゲクイを食べよう!!
烏耳島海洋観光団地内には約2Kmにわたってチョゲクイ屋さんがズラ~ッと並んでいて、どこがおいしくて安いお店なのか~なんてなかなか区別できません!そこでKは、烏耳島船着場の丁字路の横断歩道付近にある「ヒョソンチョンマンデ(暁星展望台)」というところに入ってみました。ここを選んだ理由は、2階から海を眺めながらチョゲクイを食べられるから~!(^-^)みなさんもご一緒にどうですか~?!ささっ、2階へどうぞ~!2階に上がって海が見られる窓側テーブルに座ったのはいいけれど…。Kが行った時間はもうすでに真っ暗な夜だったのでな~んにも見えません~!もうちょっと早く来ていればっ…。(-_-;)ただひとつ、海辺で爆発させている爆竹の音だけが騒がしく鳴り響いてたぐらいでしょうか…!!爆竹売りのおじさん、今日は大もうけでしょうね!?(^-^)
韓国公式代表チョゲクイ(?)がレッドデビルズチョゲクイ??!
さて、座ったところでさっそくオーダーしてみましょう!烏耳島海洋観光団地内にあるチョゲクイ屋さんのメニューをみると、一番最初に目に飛び込んでくるものはコレ、「プルグンアンマチョゲクイ(レッドデビルズの貝焼き)」!!韓国サッカー代表チームの公式サポーター「レッドデビルズ(韓国では「プルグンアンマ=赤い悪魔」といいます)」の名前をくっつけて作ったメニューで、もともとあったモドゥンチョゲクイ(貝焼きの盛り合わせ)から小さめの貝を取り除き、大きな高級貝だけを選んでトレイに盛り合わせたものが「プルグンアンマチョゲクイ」だそう!価格は大が5万ウォン、中が4万ウォン。Kはこの「プルグンアンマチョゲクイ」を食べたかったのですが、2人で食べるには多すぎるということで、2人で食べるのにちょうどいいモドゥンチョゲクイ(小)とこれまた急にエビが食べたくなったということでワンセウソグンクイ(大正エビの塩焼き)を2万ウォン分、そして最後のシメにパジラッカルグクス(アサリ入りカルグクス)をオーダー!
オイドの名物~チョゲクイ!!
少しすると火と網、トレイに盛り合わせた貝、味付けされた赤貝を盛り合わせたステンレス鍋が登場~!!Kはさっそく貝を火の上にのせて焼き始めました~!(^-^)少しずつ焼けていく貝を見つめながら食べるのはしばしガマン。火が通り、閉じていた貝の口が少しずつ開きながら水がでてきます。その水は味付けされた赤貝を入れたステンレス鍋にいれましょう。赤貝も鍋ごと網の上にのせてグツグツ煮込んだり、その味はまさにファンタスティック~!約10分ぐらい焼けば貝はそろそろ食べごろに!焼けた貝はワサビソース(粉ワサビを溶かしたソース)とチョコチュジャンソース(コチュジャンで作ったソース)をつけて一口でパクリといっちゃいましょう!その味といったら、もうたまりません!!でもたま~に砂が抜けていない貝があるので注意して!(-_-;)あとはあんまり焼きすぎないように気をつけましょう!焦げてしまってはせっかくのおいしい貝の味が台無しです~!
一人で食べるにはもったいない!生きたエビとあっさりスープのパジラッカルグクス!
貝が焼けたころ、ついにワンセウ(王海老=大正エビ)が登場~!!まだ生きていてパタパタとはねるエビエビエビ~!!でも大きさは大正エビ~とまではいかなくって、だいたい中ぐらいのエビ、かな?(^-^;)ここのおばちゃんが生きたエビを刺身にしてくれたのですが、右の写真がそのエビの刺身~!残りは焼いておいしくいただきました!(^-^)そして、チョゲクイのパンチャン(おかず)には、ニンジンと唐辛子に味噌(ニンジンや唐辛子につけて食べる)のはいったお皿、ワサビソース、チョコチュジャンソースだけ!最後にあっさりとしたスープにコシのある麺が自慢のパジラッカルグクスが登場~!あらかじめ作っておいた麺じゃなく、オーダーが入ってから作るので味はなかなかのもの!ホント、一人で食べるにはもったいないです!皆さんにこの味をぜひお分けしたいです~!!!(^0^)/
- 価 格 -

モドゥンチョゲクイ(小) 20,000ウォン、
ワンセウソグンクイ 20,000ウォン分
パジラッカルグクス 5,000ウォン
メクチュ(ビール)2瓶 6,000ウォン
トータル 51,000ウォン

下記は、烏耳島海洋観光団地内のチョゲクイ屋さんの一般的なメニューと価格です。参考までに~!

メニュー                 価格
モドゥンチョゲクイ(大)−貝焼きの盛り合わせ 3~4万ウォン
モドゥンチョゲクイ(小)−貝焼きの盛り合わせ 2~3万ウォン
ヘムルカルグクス(シーフードカルグクス) 8,000ウォン
パジラッカルグクス(アサリ入りカルグクス) 5,000ウォン
チュクミチョルパングイ(大)−の鉄板焼き 4万ウォン
チュクミチョルパングイ(小)− 3万ウォン
ワンセウソグンクイ−大正エビの塩焼き 時価
ナクチチョルパングイ(大)−タコの鉄板焼き 4万ウォン
ナクチチョルパングイ(小)−タコの鉄板焼き 3万5千ウォン
ナクチタン(大)−タコ入りスープ 4万ウォン
ナクチタン(小)−タコ入りスープ 3万5千ウォン
メウンタン(大)−魚などを材料にした辛い味のスープ 4万ウォン
メウンタン(小)−魚などを材料にした辛い味のスープ 3万5千ウォン
ヘムルタン(大)−海産物入りスープ 4万ウォン
ヘムルタン(小)−海産物入りスープ 3万5千ウォン
コッケタン−ワタリガニ入りスープ 4万ウォン
コッケチム−ワタリガニを蒸したもの 4万ウォン
サンナクチ−タコのおどり食い 時価
フェトッパッ−刺身の入ったビビンバッ 1万ウォン
ヘムルパジョン−海産物入りチヂミ 8,000ウォン
クヮンオ−ヒラメ 時価
ウロッ−オオノガイ 時価
ホンベラ 時価
トダリ−カレイ 時価
ペクセジュ(百歳酒) 6,000ウォン
ドンドンジュ−にごり酒 5,000ウォン
エゾウコギ 6,000ウォン
ソルチュンメ(雪中梅)−梅酒 1万ウォン
メチィスン(梅酔純)−梅酒 1万ウォン
チョンハ(清河)−清酒 4,000ウォン
メクチュ−ビール 3,000ウォン
ソジュ(焼酎) 3,000ウォン
ウンリョス(飲料水)−ソフトドリンク 1,000ウォン
*上のメニュー価格は、販売所および季節によって変動することがあります。
今回のオイドでチョゲクイを食べよう!いかがでしたでしょうか?オイドに行ってみたくなったでしょ?(^-^)意外にもオイド週辺には先史遺跡探訪地、干潟体験地、渡り鳥の観察地などなど美しい自然といっしょに過ごせる場所があふれています。今後、始興市はオイド全地区を公園にし、首都圏を代表する海洋観光団地に発展させる計画を立てているとか!それでは、チョゲクイにチョコチュジャンソースをチョビっとつけて、貝焼きを吟味しているKでした!(^-^)

その他情報

<烏耳島魚市場(オイド・オシジャン>
営業時間:8:00〜23:00
※中に食堂あり、持ち込みで料理できます。

その他情報

<烏耳島魚市場(オイド・オシジャン>
営業時間:8:00〜23:00
※中に食堂あり、持ち込みで料理できます。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-10-04

ページTOPへ▲

関連記事

烏耳島海洋団地

烏耳島海洋団地

貝焼きやエビ焼きで有名なオイドといえば!海鮮食堂が並び、海辺の散策路も整備されたこちらへ!

烏耳島(オイド)

烏耳島(オイド)

ソウルから南西に35Km離れたチョゲグイ(貝焼き)が有名な海岸沿いの町。

その他の記事を見る