動物に触れロケ地巡りもできる安城ファームランドに行ってきました!

ソウルから車で約1時間。動物達のふれあい、乗馬体験などロケ地巡り以外にも盛り沢山!子供だけでなく大人も楽しめる癒された休日を過ごしてきました。

こんにちは!ソウルナビです。皆さんのお宅にはワンちゃんやネコちゃんなどのペット、何気なく一緒に暮らしているけれど、実は人間である私たちにストレス解消やリラックス効果など沢山のプラスエネルギーを与えてくれていることをご存知ですか?特に子供のいる家庭は心の育成や教育のためにもペットを飼いたい・・・のは山々だけど、住宅アやレルギーなど諸事情であきらめている方も多いハズ。そんな方にオススメのスポットが、ソウルから車で約1時間、京畿道は安城(アンソン)にあるんです!「安城ファームランド」は動物と触れ合えることはもちろん、文化体験もでき、さらには名作ドラマの撮影地巡りもできちゃう、見どころてんこ盛りな場所!動物のぬくもりが恋しいナビも、さっそく癒されに行ってきま~す。

◆◇◆長い歴史があり、他国との交流も多い安城(アンソン)市に位置◆◇◆

安城ファームランドのある安城(アンソン)市はソウルをドーナツ状に取り囲む京畿道(キョンギド)内の南側に位置しています。ソウルからは車なら約1時間。バスとタクシーを利用すると約1時間15分。南部ターミナルまたは東ソウルバスターミナルからバスに乗車して約1時間、孔道(コンド)停留所で下車し、さらにタクシーに乗り換えて10~15分ほど。でもソウル市内の移動だって軽く1時間以上かかる場合もあるから、プチ遠出しても変わらないくらいの時間?!今回、訪れた安城は朝鮮王朝時代、銅と亜鉛や錫を混ぜ込んだ真鍮を使って作られた器の鍮器(ユギ)の生産地。また民衆芸能の拠点としてだけでなく、商工業でも栄えるなど、意外と長い歴史をもっている街なんです。また中国や台湾、ロシアなどの多くの海外の都市とも姉妹都市関係を結んでいるグローバルな一面も持っています。

◆◇◆お天気のいい週末は駐車場の整備員も大忙し!◆◇◆

ぽかぽか暖かくていいお天気の週末の朝、ナビ一行は自家用車でソウルを出発~。高速道路を経て、お昼少し前にアンソンファームランドに到着。この日は休日だし皆さんおうちでゆっくり朝を過ごしてから来るだろう・・・なんて考えていたら大間違い!駐車場には思ったよりもすでに沢山の車が止まっているだけでなく、ナビ達が駐車した後にも次から次へと車が入ってくる人気ぶり。駐車場を仕切っている誘導員も1日中休むことなくあっちこっちと動き回って忙しそう。車を降りる家族連れのほとんどがマイベビーカーを組み立て、我が子を乗せて流れるようにエントランスに向かっています。お父さんがベビーカーを押している姿を見て、家庭を大切にする韓国の文化に触れることができたナビ。
がらがらだった駐車場もどんどん埋まっていく

がらがらだった駐車場もどんどん埋まっていく

駐車場の誘導も沢山の車で忙しい

駐車場の誘導も沢山の車で忙しい

我が子をマイベビーカーに乗せて移動する家族の多いこと

我が子をマイベビーカーに乗せて移動する家族の多いこと

◆◇◆入場前に腹ごしらえ◆◇◆

パンフレットで園内を確認してみると、どうやらキチンとした食事できる場所がなさそう。エントランス前にいくつかレストランがあるのでそこで腹ごしらえすることに。豪華な韓牛を楽しめる焼肉店や気軽につまめるフレッシュなチーズを使ったピザショップ、一般的な韓国料理を扱うお店の中からナビはいろいろな味を楽しめる韓国料理店「パムパム(ファームファーム)」へ。牧場に遊びにきた雰囲気を高めるために手製ソーセージチャーハンとチーズとんかつの2品をオーダー。カリカリに揚がった衣の中にとろ~りチーズが入って食べ応え満天のチーズとんかつと、ぱりっと音が出そうなほど荒引きで味がある手製ソーセージはこれからの園内の散策にエネルギーを与えてくれるメニュー!
店内もさっぱりしていてよし 店内もさっぱりしていてよし 店内もさっぱりしていてよし

店内もさっぱりしていてよし

牧場を感じさせるソーセージやチーズ入りカツ 牧場を感じさせるソーセージやチーズ入りカツ

牧場を感じさせるソーセージやチーズ入りカツ

フレッシュチーズが口の中で溶けて激おいしい

フレッシュチーズが口の中で溶けて激おいしい

韓国ではなかなか口にできない味わい深く荒引きの手製ソーセージ

韓国ではなかなか口にできない味わい深く荒引きの手製ソーセージ

◆◇◆さっそく入場してみよう~!◆◇◆

お腹も満たされて力が出てきたところでさっそく園内にGO!チケットの種類も入場券オンリーだけでなく、乗馬体験やトラクター馬車乗車券がついているお得なセットもあるので迷ってしまう(笑)市民や軍人などの割引制度があるのも韓国ならでは?入場する前からファームランドマスコットの前で沢山の家族が写真撮影。童心に戻ったナビ、ブレスレットタイプになっている入場券をエントランスブースに立っているスタッフに腕につけてもらい、気分満足。いつもは片隅でひっそりレンタルされているベビーカーも週末だけはブース横で3例に渡ってスタンバイされているほどの活躍ぶりです。
エントランスブースでひとりひとりに入場ブレスレット着用

エントランスブースでひとりひとりに入場ブレスレット着用

ファームランドマスコットと記念の1枚

ファームランドマスコットと記念の1枚

休日はレンタルベビーカーがブース近くに列になって待機! 休日はレンタルベビーカーがブース近くに列になって待機!

休日はレンタルベビーカーがブース近くに列になって待機!

◆◇◆とにかく広い!ファームランド内◆◇◆

今では想像もできない1960年代。国民の所得が少なく満足に食事もできない時代、子供たちに沢山の牛乳を飲ませてやりたいと考えた朴正煕大統領の夢を実現するため、1969年に西ドイツと技術提供を開始し、2012年4月にファームランドが誕生。1,287,000平方m(約39万坪)の広大な敷地内は中央広場、体験牧場、描かれたような草原の3つに区切られています。
■■■ 中央広場 ■■■

広場には愛らしい動物の置物があるキャラクター広場をはじめ、今韓国でも話題のトリックアートを展示した「クリムチェク(絵本)館」、アンソンファームランドの深くて長い歴史が展示されている「歴史館」、興味深い映画を見ることができる「映画館」などインドアものから、メリーゴーラウンド・汽車・フライングパイレーツの乗り物3つがある「ミニ遊園地」、トラクターで広い園内をゆっくり見て回る「トラクター馬車」、家族みんなでゆっくり園内を「ファミリーサイクル」などアウトドアものまで、いろいろ揃っています。展示館の建物はファームランドと関わり深いドイツの建築様式を参考に建てられたそう。入口付近から見所いっぱいだから、ここは韓国スタイルでパルリパルリ(早く早く)進みましょう~
ゆっくり園内を見て楽しめるトラクター馬車 ゆっくり園内を見て楽しめるトラクター馬車

ゆっくり園内を見て楽しめるトラクター馬車

前に座れて子供は嬉しい

前に座れて子供は嬉しい

ゆっくり園内を見学できるトラクター馬車も魅力的だけど、ナビはバラバラの生活スタイルである家族が休日は協力し合いひとつになれるファミリーサイクルに乗ることに!この自転車、子供はハンドルの前にあるシートに座ることができるので、運転する人と同じ目線で風景を見ることができるのがポイントなんです。2~4人、4~8人の2種類があって、決められた自転車道を進みます。幸いにもほどんと坂道がないのでゆっくりこぎながら景色を見ることができるくらいの余裕あり。遠くの方を見ると広大な牧草地が広がって北海道を思い出させるくらい。向かい側から来る人にも思わず「アンニョン~(こんにちは~)」と声をかけてしまうほどリラックス!ピーク時には全ての自転車が出動し、自転車通りもラッシュアワーに入ります。
人数によって自転車の大きさが変わり、自転車コースを走ります 人数によって自転車の大きさが変わり、自転車コースを走ります

人数によって自転車の大きさが変わり、自転車コースを走ります

対向自転車が来ると、なんだか声をかけたくなる

対向自転車が来ると、なんだか声をかけたくなる

坂道がないので風景を見る余裕はあります

坂道がないので風景を見る余裕はあります

ピーク時には全ての自転車が出動

ピーク時には全ての自転車が出動

静かで穏やかな北海道の風景を思わせる

静かで穏やかな北海道の風景を思わせる


■■■ 体験牧場 ■■■

ここは牛や羊、馬、うさぎなどに直接触れたり餌付けしてみたり動物の暖かさを感じることができる場所。なかなか遠方から来ると動物用の餌まで用意できないけれど、心配ご無用!動物用の餌は売店で1000ウォン(2014年4月現在)で販売されているので購入して餌付けすることができます。でも羊も馬も大きな口を開けるとこわ~い(笑)出産シーズンだったのか、沢山のかわいい子羊も見ることが出来、心が癒されたナビ。それ以外にも植木で作った迷路や韓国の昔の生活を知ることができる「伝統生活展示館」、伝統農家の姿を再現したプンニョンマウル(豊年村)など見どころがいっぱい。好奇心旺盛なお子さんがいる場合は体験乗馬もいいかもしれませんネ。
案内図をよく見て自分の行きたい場所を把握して!

案内図をよく見て自分の行きたい場所を把握して!

モーモー鳴く牛に近づいたのは本当に久しぶり モーモー鳴く牛に近づいたのは本当に久しぶり モーモー鳴く牛に近づいたのは本当に久しぶり

モーモー鳴く牛に近づいたのは本当に久しぶり

メリーさんの羊も沢山 メリーさんの羊も沢山

メリーさんの羊も沢山

穴に入ったりするやんちゃなうさぎ達 穴に入ったりするやんちゃなうさぎ達 穴に入ったりするやんちゃなうさぎ達

穴に入ったりするやんちゃなうさぎ達

どんな者でも小さい子供はかわいい どんな者でも小さい子供はかわいい

どんな者でも小さい子供はかわいい

にんじんで馬と交流

にんじんで馬と交流

はやくください~

はやくください~

-伝統生活展示館-
-迷路-
-体験乗馬-
-プンニョンマウル(豊年村)-
自転車こぎで一汗かき、広い敷地をてくてく歩き周っていたら、おなかがぺこぺこ。いい具合にプンソンマウルの中にお食事処があったので休憩タイムに入ります(笑) 着席は選択自由で、テーブル席とお座敷になっているオープンテラス席か韓国の伝統家屋である韓屋(ハノク)での室内での食事が可能。メニューは韓国の人々が大好きなチキンをはじめチヂミ、チゲなど酒のサイドに最適なメニューばかり!もちろんマッコリが販売されていることは言うまでもなし。ナビはまだ先の道のりも長いしスタミナをつけるためにチヂミ2種類とチゲを注文。天気のいい日にカリカリのチヂミ!心もお腹も満たされて最高です。
気候に合わせて屋外・室内を選んでもよし 気候に合わせて屋外・室内を選んでもよし

気候に合わせて屋外・室内を選んでもよし

韓国料理といったらやっぱりコレ!

韓国料理といったらやっぱりコレ!

酒飲みさんが好きそうなメニュー 酒飲みさんが好きそうなメニュー 酒飲みさんが好きそうなメニュー

酒飲みさんが好きそうなメニュー


■■■絵に描いたような草原!■■■

目の前に広がる風景は雑居ビルや排気ガスを出して走る車ではなくて、沢山の木々や牧草!果てしなく続く草原内に作られた歩道の両サイドでくるくる回る風車を見ると、普段の慌しい生活でイライラしている心が静かで穏やかな気持ちになります。自由きままに、ゆっくり牧草を食べている馬や羊を見ていると、人間もこうやって穏やかに生活しなくちゃ!と思うナビ。小さい子連れの若い夫婦や子供と遊んであげているパパさんも、この草原で見るとCMのワンシーンのように美しい光景に見えるのが不思議。しかし!その脇では春の味覚であるネンイ(ナズナ)を今日の夕飯にしようと一生懸命摘む人を沢山沢山見受けました(汗) 草原でも食が大事である韓国を実感したナビ。
目の前に広がる牧草地はヒーリング100%!

目の前に広がる牧草地はヒーリング100%!

牧草を食べて穏やかな時間を過ごす動物達 牧草を食べて穏やかな時間を過ごす動物達 牧草を食べて穏やかな時間を過ごす動物達

牧草を食べて穏やかな時間を過ごす動物達

気持ちいい風が吹いて風車もまわる 気持ちいい風が吹いて風車もまわる

気持ちいい風が吹いて風車もまわる

CMのワンシーンのような幸せな家族の光景 CMのワンシーンのような幸せな家族の光景

CMのワンシーンのような幸せな家族の光景

大事な夕食のおかず獲得のために一生懸命ネンイ(ナズナ)を摘む人々 大事な夕食のおかず獲得のために一生懸命ネンイ(ナズナ)を摘む人々 大事な夕食のおかず獲得のために一生懸命ネンイ(ナズナ)を摘む人々

大事な夕食のおかず獲得のために一生懸命ネンイ(ナズナ)を摘む人々

冒頭でも触れたように、ファームランドは動物と触れあうだけでなく、チャン・ドンゴンとキム・ハヌルが出演し高視聴率だったドラマ「シンサエプンギョク(紳士の品格)」をはじめ、チョ・スンウ出演の「マイ(馬医)」チュ・ウォン出演の「カクシタル」、ユン・ウネとユン・サンヒョク出演の「アガシルルプタッケ(お嬢さんをお願い)」、パク・シフ出演「コンジュエナムジャ(姫の男)」などなど、多くのドラマのロケ地として使用された場所!撮影場所がどこなのかは全ては表示されていませんが、「紳士の品格」のワンシーンだけは見つけることができました。撮影時のシーンの写真と比べてみると、あれ?ちょっと背景が違うようではありましたが、ドラマにはまった人はこのシーンを思いだし、ビックスターの2人になりきってみて!
あなたもこの時だけはドラマ内の主人公!

あなたもこの時だけはドラマ内の主人公!


■■■乗馬センター■■■

下腹部の筋肉強化や姿勢の矯正など、ボディーラインを美しくしたりダイエット効果が高いといわれ女性に人気の高いスポーツの一つ、乗馬。ここでは乗馬クラブと提携し、引き馬をはじめとした初歩の乗馬体験から、経験者対象の個別レッスンまで受けることができます。なかなか馬と触れ合える機会も少ないし、家族一緒の思い出として一緒に乗馬が楽しめる家族体験もいいかも?ナビも久々に乗馬を楽しみたかったけれど、時間がなくて残念ながら断念。次回に期待!
いかがでしたか?実は紹介した以外にもまだまだ見るところがいっぱいある安城ファームランド。全てをゆっくり見つくしたら1日足りないくらいのボリュームになるかも!かわいい動物に癒され、草原のマイナスイオンを体に吸収し、明日から再びがんばるパワーが沸いてきたナビ(笑)次回来るときは是非お弁当を持参しピクニックをしたいと思います。ソウルをそろそろ見尽くしてしまった方、都会のソウルに疲れた方、あるいは日本の都市生活に疲れた方は、少し早起きして安城ファームランドまで足を運んでみてくださいね!以上、ソウルナビがお伝えしました~

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2014-04-25

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