韓国式コンサートの楽しみ方

これぞ韓国の醍醐味!あのスターに間近で会えるチャンスっ☆

こんにちは!おにぎりです。ソウルへやってきて早くも1ヶ月たち、下宿のケーブルテレビで韓国の芸能、音楽通を目指すべく日夜勉強に励む毎日です。
おにぎりは日本にいた頃から、学生時代はイギリスのバンドの追っかけ、また他にはテレビ観覧等にも積極的に足を運んでいました。なので、ソウルに住むからにはぜひぜひとも韓国の芸能や音楽業界に精通したいとリキを入れております。
日本では信じられない!
大物アーティストによる無料コンサート

こちら韓国の音楽専門番組やサイトを見ていると、よく、アーティストが数組(人)集結してのコンサートが多数催されているのがわかります。この1ヶ月間でも、既に2回の大きいコンサートに出かけました。それぞれのチケットの入手法は、たいていは無料で指定された場所(例えば、2002ドリームコンサートは大手ガソリンスタンドにて)で決められた期日内のみ配布されます。屋内の場合は座席数が限られているため、やはり事前にチケットを確保する必要があるのですが、先日行われた「ペプシライブコンサート」は、本来は主催元の飲料会社ペプシに事前にハガキで応募して入場券を手に入れなければならないのですが、実際は当日直接会場に行けば誰でも無料でコンサートを楽しむ事が可能で、本当に驚いてしまいました(もちろんイベントすべて無料ということではありません) 。
屋外で行われるのは、たいていがオリンピック公園や汝矣島(ヨイド)公園等の大きい会場で、座席数もあってないようなものだからのようです。
韓国式コンサートの楽しみ方
アーティスト単独のコンサートの場合は、料金を支払って楽しむパターンが多いようですが、数組(人)のアーティストによる合同コンサートの場合は、入場前にそれぞれのファン別に並び、ファン同士が一緒になって応援をするのが一般的のようです。そして、これまで見た感じでは、ファンの人数が少ない順に入場し、ステージの前から埋まっていくようです。なので、神話やgod等の超大物アーティストの場合はファンもとても多いため、後ろに皆かたまっているスタイルが見られます。 しかし、これまで数回しかまだ経験がないため、もしかしたらくじ引き等で公平に座席を決めているのかもしれません。
どこからこの費用は?
そして、日本とやや違うと思うのは、ファン同士の結束が強いこと!日本では、同じアーティストが好きな者同士ってちょっと「ライバル視」してしまう経験があるのですが、こちらではお互いがファンとして認め合い、すぐに住所や名前交換をしている姿が見られます。また、たいていはファンクラブの中でもリーダー格の人がいて、新しいファンが列に並ぶと、すぐにリーダーがやって来て、名前を聞かれたり、また風船やポスター、CD等のアーティストグッズをくれたりすることもあります。そして、日本と比較してよく見られるのは、コンサートが始まる前の待ち時間や本番中にお菓子や飲み物がまわってきたり(廻し飲み、食べ)それらのゴミを積極的に集めてまわる事。これは本当に「ウリ(私たち)」意識の根付いている韓国らしい一面だと実感します。日本では、たいていはこういうことは自分とその友達のみの間で行われるように思えるのですが…。
☆ドゥータ(DOOTA)前で大熱狂!無料ライブステージ☆
さて、大きいコンサートに続けて参加したおにぎりですが、先日は東大門(トンデムン)のファッションビル、「ドゥータ(斗山タワー /DOOTA)」前のステージで行われた、韓国の中堅バンドのステージをみてきました。観光でソウルに来ていた当初から、東大門はおにぎりのお気に入りの場所のひとつ!エネルギッシュな雰囲気が漂い、オシャレでかわいい小物や洋服が多数そろっている東大門。「ミリオレ」と同じく、ドゥータ前にもステージがあり、連日アマチュアバンドをはじめとした熱狂的なステージが展開され、ファンの黄色い声援がこだましています。今回は「ジュライモーニング」や「レイジーボーン」、また、最近若者の間で人気沸騰中という「cryingnut」が出演。彼らは例えていうならば、日本では「エレファントカシマシ」あたりでしょうか…あまりテレビには出演しないけれど、でも根強いファンに支えられている、そんな印象を受けました。
※写真は事務所の許可を得て掲載しています。
これも韓国らしさ?
こちらのファンは、自分のお目当てのアーティストの演奏が終るとクモの子を散らすようにさ~~っと会場をあとにする姿もよく見られます。たいていは出番が終ったアーティストの出待ちをし、サインをもらったり一緒に写真を撮る機会を狙っているようです。韓国は、日本ほど芸能人に対する警備がさほど厳重ではなく、聞いた話によると、手紙等を自分の手でお目当てのアーティストに直接渡すことも難しくないとのことです。どうりでみんな、待ち時間中に一生懸命手紙を書いているわけですね…。おにぎりももっと韓国語を勉強して、早く神話のドンワン君やヘソン君とお話してみたぁぁ~いっ!!!こういう目的があると、もっと一生懸命になれるのが不思議ですね。
これからも韓国の芸能や音楽を追求します!
おにぎりが韓国の芸能界に興味を持ち始めたのは、今年(2002年)2月に史上初日韓同時放送されたドラマ、「フレンズ」をみてから。主役を務めたウォンビン君の笑顔、本当にステキでしたよね~っ♪ソウルで暮していれば、ウォンビン君に会える可能性もあるかもしれない!そう考えると本当に胸がドキドキしてしまいます…。そしてこれからもたくさんのステージに足を運び、こちらの芸能情報をお伝えしますのでお楽しみに!次は今週土曜日に、ヨイドで行われるコンサートに行ってみます!

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2002-05-22

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